映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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英国王のスピーチ

2011 - 03/02 [Wed] - 16:32

「英国王のスピーチ」★★★☆
原題:The King's Speech
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン、他
kingsspeech
ストーリー:幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。【シネマトゥデイ】

第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞の4冠に輝いた「英国王のスピーチ」。予想通りにオスカーを獲得したが、個人的には正統派作品といったような印象がとても強い。物語は幼少時から吃音に苦しみ、内向的だったヨーク公アルバート王子が、風変わりな言語セラピストや妻・家族に支えられながらコンプレックスを克服し、英国王ジョージ6世になるまでの実話を描いた人間ドラマ。ジョージ6世といえば、現イギリス女王・エリザベス2世の父ということくらいしか知らなかった。そんな彼が酷い吃音に悩まされ、医師の免許もないスピーチ矯正師ローグとの出会いによって、徐々に吃音を克服していく姿が皮肉交じりで面白おかしく描かれている。見方によっては英国王室に対して敬意のかけらも感じられないのだが、映画として鑑賞するにはそれくらいがちょうどいいのかもしれない。特にヨーク公の幼き頃のエピソードは酷いモノだと感じてならない。英国王といえども、一人の人間であり苦悩もあって当たり前。そういった人間臭さ満載の演技をコリン・ファースが面白く演じている。いつもはちょっとエキセントリックな女王様といった役柄が多いヘレナ・ボナム=カーターだが、今回は夫を支える良き妻として共感の持てる演技をしている。それでも日本人のボクには共感するには程遠いものがあり、感情移入するのが難しい。展開も予定調和といった印象しかないので、もしかしたらとても退屈に感じてしまう作品かもしれないが、ラストの演説がとても心に響いてくる。

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Ost: the King's SpeechOst: the King's Speech
(2010/11/22)
Alexandre Desplat

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ヒア アフター

2011 - 02/26 [Sat] - 18:51

「ヒア アフター」★★★☆
原題:Hereafter
監督:クリント・イーストウッド
出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン、ブライス・ダラス・ハワード、他
hereafter
ストーリー:霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、津波での臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー(セシル・ドゥ・フランス)、亡くなった双子の兄と再会したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の人生が交錯する。【シネマトゥデイ】

80歳になっても意欲的に作品を作り続ける、巨匠クリント・イーストウッドの新作は、それぞれの立場で死後の世界を考えるようになった三人が、悩み苦しみながらも生と向き合っていくヒューマン・ドラマ。登場人物たちは、それぞれ違えども、死後の世界というものを身近に感じている。霊能力者であるアメリカ人のジョージは、その才能の為に悩み苦しみ疲れ果て、女性キャスターのフランス人のマリーは、大津波に巻き込まれ臨死体験をし、不思議な体験をする。イギリスの少年マーカスは、双子の兄を交通事故によって亡くし、なんとかして亡くなった兄と話しがしたいと願う日々…。三者三様ではあるがそれぞれが死というものを感じ、そんな死というものにとりつかれた三人が、ロンドンで人生を交差させていく。色彩をなるべく抑えた感じで、ゆっくりじんわりと心に伝わってくるのが心地いい。そうしたテンポがあるからこそ、ドロドロとした死後の世界というものではなく、そこから生について考えさせられる部分があるように思われる。静かな語り口で淡々と物語は進んでいき、死後の世界を明確にする訳でもない。ただ、死んだ者の想いは、生きている者の心に詰まっているということを教えてくれる。ゆっくりとこみ上げてくるモノがあるのだが、ラストはちょっと物足りなさを感じてしまったのが残念だった。

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ウォール・ストリート

2011 - 02/16 [Wed] - 15:32

「ウォール・ストリート」★★★☆
原題:Wall Street: Money Never Sleeps
監督:オリヴァー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ、他
wall_street
ストーリー:2001年、8年の服役を終えたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)。カリスマ投資家の面影は消え、すっかり過去の人と成り果てていた。2008年、勤め先が経営破たんに追い込まれた電子取引トレーダー、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は恋人ウィニー(キャリー・マリガン)の父親であるゲッコーに近づき、ある提案を持ちかける。【シネマトゥデイ】

インサイダー取引を題材にし、マイケル・ダグラスにオスカーをもたらした「ウォール街」の23年ぶりの続編。金融破綻した現在だからこそ、作品から考えさせられるものが多い。前作は確か観たような記憶があるのだが、当時はまだ幼くあまりこういった作品がよくわからなかった。そもそもバブル期をを知らない世代ということもあり、マネーゲームといえば一昔前の●リエモンなどと言われた方がピンとくるものだ。そんなことくらいしか知らないボクでも、映画の前半に描かれている投資家たちの姿を見ていると、これから先に底なしの地獄が待ち受けていると恐怖すら感じてしまう。リーマンショック以降の悪夢のような現在を、ゴードン・ゲッコーは予測していた。虎視眈眈と機会をうかがい、鋭い牙を研ぎ澄ましたかのような視線は寒気を感じるのだが、彼だけが現実を傍観者的な態度であざ笑うかのように見透かしているようにも感じられる。そんな彼に近づき、恩人のために復讐しようとするジェイコブの登場で、より一層にゴードン・ゲッコーという男の真意が分からなくなってきてしまう。小難しい経済は理解するのに時間がかかりそうだが、ゴードン・ゲッコーという偉大な悪役の復活劇を観ることができるのが一番の楽しみ。社会派作品として鑑賞してしまうとなんだか物足りなさを感じてしまうが、善悪だけでは測りかねない人間の深層心理を垣間見れる作品。

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ザ・タウン

2011 - 02/11 [Fri] - 22:53

「ザ・タウン」★★★☆
原題:The Town
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、クリス・クーパー、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・レナー、他
thetown
ストーリー:綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。【シネマトゥデイ】

全米でも有数の犯罪多発地域であるボストン・チャールズタウンを舞台に、強盗稼業を営む男が、一人の女性との出会いをキッカケに、新たなる人生の一歩を踏み出そうとする姿を描いていく人間ドラマ。タイトルの通りで、街をテーマとした物語。しかしその街では、ドラッグや売春、そして暴力などが日常茶飯事に行われており、それが当たり前の荒んだ街。そこで暮らす人々はそんな街から抜けだしたくとも、抜け出せないのが現実としてあり、多くの人々がその街で死んでいく。そんな街だからこそ、強盗も親子で家業として成立してしまい、いつの間にか見えない呪縛のようなモノが体中に深く沁み込んでいる。そんな環境で育った主人公でありながらも、なぜか感情移入していってしまう。犯罪者でありながら、どこか人柄の良さが滲み出ており、いつしか想いを抱いていってしまう女性に嘘がバレてしまうのではないかと、観ているこちらもハラハラしてきてしまう。それでも男は犯罪から足をなかなか洗えずに、大切な女性とも徐々に心の距離ができていき、最後の仕事だと自分に言い聞かせてハイリスクの伴う大勝負に出る…。いつの時代でも、きっとこのような事が何度も繰り返され、多くの痛みや悲しみを生んできたことだろう。それが幾重にも積み重なり、我々の心に深く刻み込まれているからこそ、物語の登場人物たちの何かが伝わってくる…。アクションシーンも見所が多く、監督・脚本・主演を務めたベン・アフレックの魅力が詰まった作品。

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GANTZ

2011 - 02/05 [Sat] - 19:40

「GANTZ」★★★
監督:佐藤信介
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、綾野剛、水沢奈子、千阪健介、白石隼也、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之、他
gantz
ストーリー:まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、電車にひかれて命を落としてしまう。しかし、黒い謎の球体“GANTZ”が彼らを呼び出し、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。【シネマトゥデイ】

累計1200万部を販売した奥浩哉の人気SFコミックを、二宮和也と松山ケンイチ主演で実写映画化した2部作の前編。原作は少しだけ昔に読んだことがあるのだが、あまりあの絵が好きではなかったので読むのを止めてしまった。近頃ではマンガの実写化が多くあるが、GANTZに関しては二部構成ということもあり、良くも悪くも前編は後編につなげるための布石といった印象が強いような気がする。冒頭から死んだはずの人間たちが、GANTZに召喚され謎の星人と呼ばれる敵と生死をかけて戦っていく。意味もわからずに不条理な世界で戦っていく姿は緊張感があっていいのだが、どこかCGとの融合がイマイチといったように目に映ってしまうのが残念でならない。SF作品なのでその世界観に馴染まなければ感情移入するのが難しい。しかし現実世界から切り離された世界で戦う姿は、非現実世界であるにも関わらず、不思議とリアルな何かを映し出しているように感じられるのも、SF作品ならなのかもしれない。ラストである人物が登場して後編への期待を膨らませてくれる。やたらとツッコミ所も多いのだが、それなりにカッコイイ作品に仕上がっているので、SF娯楽作品として独特な世界観を楽しむのもいいだろう。

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Sound of GANTZSound of GANTZ
(2011/01/26)
サントラ

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RED/レッド

2011 - 01/31 [Mon] - 21:10

「RED/レッド」★★★☆
原題:Red
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカ、他
red
ストーリー:元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招集。フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたちが続々と集まる。【シネマトゥデイ】

引退した元CIAエージェントが、自分たちを抹殺しようとする巨大な陰謀組織の黒幕を追い詰めていく痛快アクション。国家当局がRED(RETIRED EXTREMELY DANGEROUS)という名前でリストアップしている超危険人物であるにも関わらず、主人公のフランクはとてもお茶目な一面を持ち合わせている。田舎で静かに一人で暮らしながら、楽しみは役所に勤める女性と電話するのが唯一の楽しみ。そんな普通の一面を見せつつも、トレーニングは引退しても続けている。こういった描写があるだけで、これからド派手なアクションシーンが待ち構えているのだろうと想像が付く。そしてその想像通りに事は淡々と進んでいき、コミカルに描いていくから面白い。個人的にはブルース・ウィリス=クリスマスには散々な目にあうものだという印象が強いので、期待通りにそういった展開になっていってくれたのがツボだった。いわくつきの仲間たちもそれぞれ個性がとても強く、要所要所でいい味を出している。これだけの面子が揃ったのだから面白くない訳がなく、世の中の常識などは一切お構いなしの展開を堪能できるのもスパイ映画だからこそ。アクションやユーモアに富んでおり、この上なく痛快な気分にさせてくれる作品に仕上がっている。

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アイ・アム・サム

2011 - 01/21 [Fri] - 23:52

「アイ・アム・サム」DVD鑑賞★★★★
原題:I am Sam
監督:ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、 ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト、リチャード・シフ、他

I am Sam [DVD]I am Sam [DVD]
(2006/12/22)
ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー 他

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ストーリー:7歳児の知能しか持たない知的障害者のサム(ショーン・ペン)は、一人娘のルーシー(ダコタ・ファニング)と幸せに暮らしていた。だが、7歳になったルーシーは、自分の能力が父を追い抜くことが心配になってしまい……。【シネマトゥデイ】

第16回「ブログ DE ロードショー」のお題を今回選ばせて頂き、数年振りに「アイ・アム・サム」を鑑賞してみました。正直なところ、初見時とは大きく異なってこの作品を観ることが出来たのですが、自分で選んでおきなながらも、少々難しい作品をチョイスしてしまったとも感じました。この作品を観て、評価はきっと大きく二分されることだろう。知的障害者が世の中で生きていくのは困難であり、ましてや子供を育てながら生きていくなどもっと困難なことだろう。そう易々と困難を乗り越えて生きていけるほど、世の中は甘くないと大抵の方は思うはず…。年を重ねるにつれて、現実を知れば知っていくほどに世の中の厳しさを肌で感じるばかりなのだが、なぜかこの親子に感情移入していき、素直に応援したくなってしまう。それはきっとこの親子の愛情に、嘘偽りがないからなのかもしれない。障害者、親子愛、二人を引き離す裁判や優しい里親など、これでもかという泣かせるポイントは容易されている。こういったシュチュエーションをあざといと感じてしまうかで評価も分かれる。優秀な弁護士や応援してくれる仲間など、サムの身の周りの環境はやや出来過ぎとも思ってしまうが、人は誰しも決して一人の力では生きていけないもの。完璧な親などはじめから居るわけもなく、子供の成長と共に親も成長していくもの。例え知能が低くとも、一番大切なことは何なのかということをサムから教えられる。父を想う娘の心境も幼いながらに苦しいだろうが、それでも一緒に居たいとお互いが想い合う姿は胸に響いてくる。改めて再見してみると、ツッコミ所もいくつか見受けられるのだが、それでも現実の厳しさを一瞬でも忘れさせてくれるルーシーの無邪気な笑顔に何度も救われる。要所で流れるビートルズの音楽、ショーン・ペン、ダコタ・ファニングの演技は必見。また何年後か、実際に父親になったときにでも再見したいと思う作品。今回「ブログ DE ロードショー」で作品を選ばせていただき、再見できたことに感謝致します。ありがとうございました。

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僕と妻の1778の物語

2011 - 01/20 [Thu] - 16:14

「僕と妻の1778の物語」★★★
監督:星護
出演:草剛、竹内結子、谷原章介、吉瀬美智子、大杉漣、風吹ジュン、陰山泰、小日向文世、浅野和之、佐々木すみ江、他
僕と妻の1778の物語
ストーリー:SF作家の朔太郎(草なぎ剛)と銀行員の妻節子(竹内結子)は、高校1年の夏休みに付き合い始めてからずっと一緒だった。だがある日、腹痛を訴えた節子が病院に入院し、彼女の体が大腸ガンに冒されていることが判明。医師(大杉漣)に余命1年と宣告された朔太郎は最愛の妻にだけ向けて、毎日原稿用紙3枚以上の短編小説を書くことにする。【シネマトゥデイ】

大腸ガンに侵された妻のために、1日1篇の小説を書き綴る夫との愛の日々を描いた作品。どうでもいいことかもしれないが、朔太郎の好きな女性はよく死んでしまうものです…。この作品は、ドラマ「僕の生きる道」シリーズの映画化なのだが、ドラマの方は好きだったので三作とも観ていた。そのドラマに出演していた方々が、今回も勢ぞろい。特に小日向文世さん演じる新聞の集金人が、個人的にはツボでした。元々この話しはテレビで放送されていたのを観たので知っていた。主人公はSF作家であり、普段からどこか夢見がち。身も心もフワフワとした存在であり、良く言えば少年の心を持った大人であろう。冒頭からのSFファンタジー映像は彼の頭の中を描いており、幼稚ではあるがそこから彼の優しさのようなものが不思議と伝わってくる。そんな平和な彼の日々も、妻が大腸ガンに侵され余命宣告されて一変してしまう。自分は妻の為に何が出来るのかと必死で考え、節子を笑わせ免疫力を上げるために1日1篇の短編小説を書き始める。実際に原作を少し読んだこともあるのだが正直面白くない。あんなものを毎日読まされる妻の気持ちを考えると苦痛でしかないのだが、内容ではなく夫の妻に対する気持ちというものが奇跡を生み、余命一年と宣告された妻の命を1778日へとのばしたのだろう。しかし考えようによっては夫の無謀ともとれるこの行為こそが、自分の命は短いのだと妻に言ってるようにも思われる。ボクも実際に毎日ある人のためにエッセイを書いたことがあるが、ネタがないときは本当に大変だった。それでも一人の読者の為だけに、毎日綴られる物語の一言一言は想いがたくさん詰められた最高のラブレターだろう。特に1778話目の物語は感動してしまい、ラストの一行で泣かされる。とても優しさ溢れる映像の数々だったが、映画としてはとても微妙な出来と感じてしまったのが残念。個人的には同じ余命ものならばドラマ「僕の生きる道」の方が好きであり泣けた。

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ソーシャル・ネットワーク

2011 - 01/15 [Sat] - 21:22

「ソーシャル・ネットワーク」★★★★
原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、他
social
ストーリー:2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と共に立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)との出会いを経て、社会現象を巻き起こすほど巨大に成長していくが……。【シネマトゥデイ】

世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)である「フェイスブック」の誕生をめぐる人間ドラマを描いた物語。某SNSに昔友人に誘われて入会したが、今では全く興味すらないものです。世の中には天才と呼ばれる人物がいる。確かに彼らは知能は高いと思うのだが、どうも人間的にはあまり魅力を感じられずに、変わり者が多いように個人的には思う。主人公であるハーバード大生マーク・ザッカーバーグもそういった天才の中の一人なのだが、彼もなかなかの変わり者のように思われる。彼女に振られた腹いせに、女性を比較するというサイトを一瞬で立ち上げてしまい、そこから「フェイスブック」へと成長させていく。はっきりと言ってしまえば、オタクのさえない青年の歪んだ心があまりにもバカらしくも感じてしまうのだが、それでも誰かと繋がっていたいという気持ちは、ひしひしと伝わってくる。理由はどうであれ、そこから巨大なネット上での社交場を作り上げてしまうのだから、天才とは恐ろしいものだと思う。しかしどんなに天才であろうと、中身はコミュニケーション能力すら無い未熟な子供でしかない。そんな主人公が巨額の富を手に入れた代償として、金や女、更には仲間にも裏切られていく様はなんとも滑稽でもあり、ある意味もっともリアルな世の中を映し出しているようにも感じられる。リアルな世界から目を逸らし、バーチャルな世界にいくら没頭しようとも、結局は人間関係というものが根本的に大切なのではないかとボクは思う。どんなに成功していようとも、誰一人友人と呼べる人がいないのは寂し過ぎる。ネットはコミュニケーションツールの一つでしかなく、生身の人間同士のコミュニケーションに勝るものはないとつくづく感じさせられた作品。

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Social NetworkSocial Network
(2010/10/11)
Trent Reznor、Atticus Ross 他

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「ブログ DE ロードショー」のお知らせ

2011 - 01/14 [Fri] - 10:49

毎月恒例となっております「ブログ DE ロードショー」ですが、第16回目となる今月は、私ワールダーが僭越ながら作品を選ばさせて頂きました。「ブログ DE ロードショー」とは、毎月映画をこよなく愛する方々と共に行われているイベントで、普段なかなか一人では観ない作品や、今まで観ていなかった作品などを皆様と一緒に鑑賞しようという、とても素敵な企画です。詳しくはこの企画を主催されている「映画鑑賞の記録」のmiriさんのブログに今までの経緯が記されていますのでご覧ください。

さて、今回ボクが選ばさせて頂いた作品は「アイ・アム・サム」です。

I am Sam [DVD]I am Sam [DVD]
(2006/12/22)
ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー 他

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原題:I am Sam
監督:ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、 ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト、リチャード・シフ、他

この作品は2001年に公開されたアメリカ映画で、日本では2002年に公開されました。知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた感動作であり、多くの方々が一度はご覧になられた作品かと思います。ボクが選んだ理由として、新年早々からあまり重い内容や暗殺シーンなどは観たくなく、親子の愛や絆を通じて皆さんと一緒に癒され感動する作品をもう一度鑑賞してみたいと思ったからです。
鑑賞期間は1月21日(金)?23日(日)の三日間となっております。この期間内に鑑賞できない場合は、期日以前でなければその後でも構いません。多くの方と一緒にこの作品を通じて、色々と語り合えればと思っております。この機会に皆さんもご一緒に素晴らしい映画の時間を共有してみませんんか?多くのレンタル店にある作品だと思いますので、ブログを書かれていない皆様もご一緒に、楽しい映画の時間を楽しみましょう。

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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