映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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BALLAD 名もなき恋のうた

2009 - 09/06 [Sun] - 17:22

「BALLAD 名もなき恋のうた」★★★
監督:山崎貴
製作:日本、2009年
出演:草剛、新垣結衣、夏川結衣、筒井道隆、武井証、大沢たかお、吹越満、斉藤由貴、吉武怜朗、中村敦夫、波岡一喜、菅田俊、他
ballad
春日の国の侍・又兵衛は危ういところを真一という少年に助けられる。未来から来たという彼の面倒を見るうちに、2人の間には奇妙な絆が生まれる。その頃、姫との縁談を断られた北関東の大名が春日に攻め入ろうとしていた。【MovieWalker】

クレヨンしんちゃんの劇場版の中でも名作といわれている「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を原案としてリメイクされた作品。原作は観ていないのでわからないのだが、やはりこういった作品は原作とは別物として観たほうがいいように感じられる。真一という少年が現代から戦国時代へとタイムスリップして、一人の侍とお姫様の悲恋を目の当たりにし成長していく姿を描いている。タイトルにあるBALLADという言葉は音楽などで目にすることが多い。このBALLADと付くものには必ずといっていいほど悲劇が待ち受けている。そういった事を考えてみると、この作品のタイトルとしては合っている。まずクレヨンしんちゃんといえばお下品なギャグなどが連想されてしまうのだが、そういったモノが作品には全くない。戦などでも通常ならば激しい流血シーンなどもあるものだが、そういったモノを一切排除したことによって安心して家族皆で楽しめるSF時代劇となっている。しかし見方を変えると、そういったモノを排除したために物足りなさも生じてきてしまう。毒がなくなってしまうと、クレヨンしんちゃんではなくなってしまうが、そこは冒頭でも説明したように別物として観るしかない。出演者の演技もお世辞にも上手と褒められるものではないが、新垣結衣が演じる廉姫が予想以上に好感が持てた。いつの世も大切な人を守るという姿は変わらないもの。リアリティには欠けている部分が多いが、期待しなければそれなりにVFXの技術は楽しめる作品。

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G.I.ジョー

2009 - 08/13 [Thu] - 14:45

「G.I.ジョー」★★★☆
原題:G.I.Joe: Rise of Cobra
監督:スティーブン・ソマーズ
製作:アメリカ、2009年
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、他
G.I.Joe
あらゆるものを破壊する力を持つ兵器ナノマイトによって、悪の組織“コブラ”は世界征服を企む。彼らの手でパリのエッフェル塔が破壊され、アメリカ政府は世界中から集められた史上最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”を送り込む。【MovieWalker】

世界的人気のミリタリー・フィギュアから生まれたTVシリーズ「地上最強のエキスパートチームG.I.ジョー」をベースにして実写映画化された作品。最近仕事で忙しくなかなか劇場に足を運べずにストレスが溜まっていたので、ストレス発散にはやはりこういった派手なアクションシーン満載の作品が最適です。世界征服を企む悪の組織コブラと、世界各地の精鋭を集めた史上最強の国際機密部隊であるG.I.ジョーが、金属を食い尽くす超兵器ナノマイトを巡って気持ちがいいくらいに暴れまくるという単純なストーリー。なぜかこういった単純明快であり、超ハイテク装備やガジェットを用いて派手に戦うアクション満載の作品が観たくなってしまう。中身は正直どうでもよく、何も考えずに映し出される映像にただ驚き、子供のように純粋に楽しむことが出来る。正義の戦士と悪の組織の対決というのは、きっと男の子ならば小さい頃にテレビで観ていたことだろうし好きな方は多いだろう。最大の見せ場であるパリでのカーチェイスは息もつかせず一気に駆け抜けていく。ハイパー・スーツを身に付け数々のガジェットを駆使して武装した敵の車を必死に追う姿は、実写版のトランスフォーマーを彷彿とさせる。陸、海、空と壮絶なバトルを繰り広げ、登場人物達もそれぞれに個性があり魅力を感じてしまう。中身は全くなく突っ込み所もたくさんあるが、懐かしさあり最新のCGありで子供の頃憧れたヒーローの姿を体感した作品。

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DRAGONBALL EVOLUTION

2009 - 08/12 [Wed] - 15:39

「DRAGONBALL EVOLUTION」DVD鑑賞★
原題:Dragonball Evolution
監督:ジェームズ・ウォン
製作:アメリカ、2009年
出演:ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム、チョウ・ユンファ、ジェームズ・マースターズ、ジュン・パーク、田村英里子、他

ドラゴンボール EVOLUTION (特別編) [DVD]ドラゴンボール EVOLUTION (特別編) [DVD]
(2009/07/24)
ジャスティン・チャットウィンエミー・ロッサム

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7個すべてを揃えた者の願いを叶えるという玉、ドラゴンボール。それを世界征服を企むピッコロ大魔王よりも先に集めようと旅に出た孫悟空は、その途中で出会った亀仙人のもとで厳しい武術の修行を積む事に。【MovieWalker】

鳥山明原作の大ヒットした作品である「ドラゴンボール」をハリウッドで実写映画化。どんな願いもかなうドラゴンボールにお願いするならば、原作ファンが納得するような作品を作って欲しいものです…。公開中からあまり良い評価が聞こえてこなかったのでDVDでの鑑賞となったが、予想以上の出来の悪さに驚きを超えて思考回路が停止状態にまで追い込まれてしまう。ボクがまだ小学生低学年の頃に週刊少年ジャンプで連載がはじまり、このドラゴンボールという作品があったからこそ未だにこの雑誌も読んでいる。幼い頃に好きだった作品で思い入れが強い為に、やはりどうしてもこのレベルでは納得できない。原作をあまりに無視した展開や、無理矢理に短時間に何でもかんでも押し込めた印象がはがゆいばかり。ハリウッド的な解釈として観ようとしても、あまりにも適当すぎるしこれでは不適切にも程がある。大体孫悟空が高校生であり、変なラブストーリーなども入れたりするから余計に訳が分からなくなるばかり。全てにおいて中途半端というのが最も当てはまる言葉かもしれない。そんな中でもブルマ役のエミー・ロッサムのイメージはそこそこ評価は出来る。またピッコロの手下として田村英里子の役柄が一番目立っていた。ボクが中学生の頃、彼女のカレンダーにはドキドキさせられたものだと懐かしくなってしまいました。女性陣の頑張り以外は特に何もない駄作。

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ROOKIES -卒業-

2009 - 05/31 [Sun] - 21:51

「ROOKIES -卒業-」★★★
監督:平川雄一朗
製作:日本、2009年
出演:佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也、他
rookies
過去の暴力事件で二子玉川学園高校を去っていた川藤が復職した新学期。野球部には赤星と濱中という新入生2人が入部し、3年生となった面々と甲子園を目指す。順調に予選を勝ち上がった彼らは決勝で因縁深き笹崎高校と対戦する。【MovieWalker】

森田まさのりのコミックを原作とし、ドラマ化されて大ヒットとなった「ROOKIES」の映画化。ドラマから映画化される作品が多くなってきたのだが、視聴率や人気があるからといって、必ずしも良質な作品だとは限らない…。原作が好きで当時読んでいたのだが、ドラマはどうも観る気になれずに一度も観ないまま劇場版を鑑賞。先日某マンガ雑誌でニコガク野球部のその後も公開に合わせて読みきりが掲載されていました。読んでいるうちに懐かしくなり映画も気になってしまったのですが、まず一番驚いたのが、ブサイクのはずの平塚を桐谷健太君が演じていたこと。彼はどうみても高校生には見えないのだが、あのキャラ作りがとても面白く、今回の作品の中でも一番おいしい役所だったと思う。他のキャストも原作に忠実にコスプレ?されており、原作ファンとしては一先ず安心しました。若手の俳優たちががむしゃらに演技しているのが好印象だが、お世辞にも上手い演技とはいえないのが残念。しかしこういった高校野球という内容では、逆にあまり上手い演技ではないからこそ良さが引き立つ場面も多々あった。高校球児にとって甲子園は憧れであり夢でもある。その夢に向って直向に努力し、汗や涙を流すシーンは心に響くものがある。ただ妙な間の使い方が多く、泣かせるシーンが要所にあるのがテンポを邪魔しているようにも感じられる。今回新たに赤星と濱中が登場するのだが、赤星がサウスポーでないことに、原作ファンとしては違和感を覚えてしまった。「夢にときめけ明日にきらめけ」を合言葉に、ニコガクナインが夢である甲子園に向かい戦う姿が胸を熱くしていく。ラストのナイン一人一人が川藤に対して思いを熱く語るシーンが印象的であり感動させられる。こういったスポ根青春モノは嫌いじゃないが、映画としての出来としては人気に反比例しているようにしか思えなかった。劇場は若年層を中心にし満員だったが、DVDまで待っても損はないと感じられる。出来はイマイチかもしれないが、やはりこういった作品には泣かされてしまいます。

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GOEMON

2009 - 05/03 [Sun] - 00:29

「GOEMON」★★
監督:紀里谷和明
製作:日本、2009年
出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、佐藤江梨子、戸田恵梨香、鶴田真由、りょう、藤澤恵麻、佐田真由美、深澤嵐、福田麻由子、広田亮平、田辺李正、佐藤健、蛭子能収、六平直政、小日向文世、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二、他
GOEMON
豊臣秀吉が天下統一を果たし、しばしの平和が訪れた頃、ひとりの盗賊が世間をにぎわす。金持ちから盗み、貧しき者に分け与える石川五右衛門は庶民から英雄視されるが、ある晩、南蛮製の箱を盗んだことからトラブルに巻き込まれる。【MovieWalker】

前作「CASSHERN」から5年ぶりに手がけた紀里谷和明監督作品第二弾。天下の大泥棒である石川五右衛門が監督の独自の世界で超人的な肉体を駆使して大暴れする姿を圧倒的な映像美で描いている歴史空想時代劇。石川五右衛門といえば数々のエピソードがある。伊賀の抜け忍、生きたまま油で煮られた、金持ちから金品を盗み貧しき者に分け与えるなど、話を聞くだけで魅力的な人物だと想像できてしまう。最近では陰陽師説なるものもあるようで、今も尚様々な説があるようだ。そんな人物だからこそ、ゲームの主人公やマンガの登場人物などになり、ヒーローとしての石川五右衛門が出来上がったのかもしれない。今回はそんなヒーローとしての石川五右衛門を、監督お得意のCGで新たなエンターテイメント世界を堪能できる。見方によっては時代考証などを完全に無視したモノに仕上がっており、監督の脳内でのイメージを強引に映像化したようにも感じられる。新解釈を施したストーリー構成においては、デジタル技術を極限まで駆使して固定概念をことごとく打ち砕いていく。しかしこれは独りよがりのようにも感じられ、この世界観に取り残されて呆然としてしまうことが多々あった。アクションシーンも重力を無視しスピードはあるのだが、どれもこれもCGとハッキリとわかってしまうので何処か物足りない。ある出演者に関しては全く世界観に合っておらず興醒めてしまう。様々な部分で加工にこだわりすぎたのではないかと思えてならない。主演の江口洋介はかっこいいが、世界観にどうしても馴染めなかった作品。

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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

2009 - 02/25 [Wed] - 13:59

「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」DVD鑑賞★★★
原題:Mr. Brooks
監督:ブルース・A・エバンス
製作:アメリカ、2007年
出演:ケビン・コスナー、デミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート、マージ・ヘルゲンバーガー、ダニエル・パナベイカー、レイコ・エイルスワース、他

Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~ (特別編) [DVD]Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~ (特別編) [DVD]
(2009/02/06)
ケビン・コスナーデミ・ムーア

商品詳細を見る
妻子ある実業家ブルックスは、誰にも気付かれずに快楽殺人を重ねていた。しかし、ささいなミスによってある青年に犯行を目撃され、執念深い女刑事が動きだしたため、ブルックスは追いつめられていく。【MovieWalker】

ここ数年間、あまりパッとした作品や役柄が思いつかないケビン・コスナーだったが、今回のアール・ブルックスという殺人鬼の役はそれなりにハマっているように感じられる。誰でも多かれ少なかれ人には秘密というものがある。主人公であるアール・ブルックスは、実業家として成功を収め、美しい妻に最愛の愛娘をもっており、公私共に誰もが羨むような順風満帆の人生を送っている。しかしそんな彼にも、誰にも言えないような秘密がある。世間を騒がせている連続殺人鬼、シリアル・キラーMr.ブルックスであるというもう一つの顔を持つことを…。殺人依存症で二面性の顔を持つ主人公という設定なのだが、もう一つの人格であるマーシャルの存在が大きい。主人公に犯罪をそそのかす別人格がマーシャルなのだが、紳士的で頭も切れ、アールが見落としてしまいそうな細かい箇所にも気付く。しかし中身は殺伐たる雰囲気をかもし出す狂気が漲っている。そんなマーシャルを演じたウィリアム・ハートの演技があったかこそ、アール・ブルックスという主人公が引き立てられたと感じる。内容は取り立てていうようなモノは特には感じられないが、知的でフォローも完璧な人間が、衝動的な行動をする人間によって計算が狂わされていく過程が興味深く、内に潜む邪悪な心を見れる作品。ただ、何かが決定的に足りない気がしてしまうのが残念。

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K-20 怪人二十面相・伝

2008 - 12/21 [Sun] - 11:53

「K-20 怪人二十面相・伝」★★★
監督:佐藤嗣麻子
製作:日本、2008年
出演:金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史、他
k_20
サーカス団の曲芸師・平吉は、ある紳士から奇妙な依頼を受ける。それは、名探偵・明智小五郎と大財閥の令嬢・葉子の結納式に潜入し、その写真を撮るというもの。だが、それは怪人二十面相が仕掛けたワナだった!【MovieWalker】

北村想の「怪人二十面相・伝」を、いまやアジア各国で大活躍している金城武主演で映画化した作品。第2次世界大戦を回避した架空都市である帝都を舞台に、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品などの金品を強奪していく怪人二十面相。そんな怪人二十面相にまんまと騙されてしまい、世間から怪人二十面相に仕立て上げられてしまうサーカス団の曲芸師・遠藤平吉。無実を証明すべく、名探偵・明智小五郎、その婚約者である富豪令嬢・羽柴葉子などを巻き込み、怪人二十面相の正体を暴こうとしていく。怪人二十面相といえば、小学生の頃に江戸川乱歩の作品を読んで知りました。その大怪盗である彼を少年探偵団を率いて立ち向うのが、名探偵・明智小五郎。この二人は、光と影のような存在であり、永遠のライバル。日本版のバットマンとジョカーのような存在にも重なって見える。しかも今回の怪人二十面相の容姿は、どうしても「Vフォー・ヴェンデッタ」にも見えてきてしまうし、世間知らずのお嬢様と大怪盗とのラブロマンスという設定は、「ルパン三世カリオストロの城」のようにも感じられる。しかも怪人二十面相のモデルはアルセーヌ・ルパンですし、なんだかとても色々な物語が頭の中で複雑に絡み合ってきてしまう…。ある意味余計な予備知識などがないほうが、すんなりと物語に没頭できるのかもしれない。オリジナルストーリーで、ノスタルジックな映像の町並みや、アクションシーンなどはスピード感がありそれなりに楽しめる。ただ、なぜか妙に心に引っかかる部分が拭いきれないまま終わってしまう歯がゆさがある。娯楽作品として鑑賞する分にはいいのだろうが、個人的には腑に落ちない作品だったように感じる。

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WALL・E ウォーリー

2008 - 12/07 [Sun] - 00:46

「WALL・E ウォーリー」★★★★☆
原題:Wall-E
監督:アンドリュー・スタントン
製作:アメリカ、2008年
出演:ベン・バート、エリッサ・ナイト、ジェフ・ガーリン、フレッド・ウィラード、マッキントーク、ジョン・ラッツェンバーガー、キャシー・ナジミー、シガニー・ウィーバー、他
wall_e
人類に見捨てられ、地上はゴミによって荒れ果ててしまった29世紀の地球。ロボットのウォーリーは、ひとりぼっちで700年にもわたってゴミ処理に精を出していた。そんな彼の前に、純白のロボット“イヴ”が現れる。【MovieWalker】

ウォーリーと聞いて、すぐに「ウォーリーをさがせ」を思い出してしまうのはボクだけでしょうか?ディズニーとピクサー製作による今作「WALL・E ウォーリー」は、最新CGアニメを惜しみなくふんだんに使い、新たな進歩を確実に見せてくれる。監督は「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン。彼がピクサーの総力を集結し製作された物語は、ゴミの山となり人類が投げ出してしまった地球で、たった一人で700年もの間たんたんと働き続けるゴミ処理ロボット・ウォーリーが大活躍するSFファンタジー。まず序盤から驚かされることがある。全く台詞というものが存在しない。まるで昔の無声映画のような懐かしさすら感じられる。ウォーリーの大好きなミュージカル映画での、男女が手を握り合うワンシーンがとてもロマンチック。何度も繰り返し観られたVHSのテープからは、ロボットでありながら人間に対する人恋しさが切実に伝わってくる。たった一人という孤独の中、文明の残した物から人の温もりを感じ取ろうとする姿がなんとも切ない。そんな彼のもとに、突如として白い閃光を放つ最新ロボットのイヴが現れ、たちまちウォーリーは恋に落ちてしまう。そこから物語りは宇宙へと舞台を変えるのだが、そこからはピクサーの技術のオンパレード。変わり果てた人間の姿や、近未来化された設定などは、どこか皮肉めいたものすら窺える。そんな虚無的な暮らしをしている人類を、ウォーリーの姿を通して人類に訴えかけ覚醒させていく光景が見物。しかしなんといっても一番の見所は、ロボットたちが言葉ではなく感覚的に伝え合う姿だろう。根底にある二人のラブストーリーはもちろんだが、意思の疎通をロボットたちから感じとれるのが魅力的でならない。地球環境にたいする意識が強くなってきている昨今。もしも美しい地球がゴミだらけの廃墟となってしまったらと考えるとゾッとしてしまう。子供と一緒に鑑賞し、色々と考えてみるのにもオススメな作品。ロボットに血を通わせ、独創的な着眼点を持たせたピクサーの技術には、ただただ脱帽です。◆映画ランキング◆

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X‐ファイル:真実を求めて

2008 - 11/08 [Sat] - 15:48

「X‐ファイル:真実を求めて」★★
原題:The X-Files: I Want to Believe
監督:クリス・カーター
製作:アメリカ、2008年
出演:デビッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、アルビン・“イグジビット”・ジョイナー、ザンサ・ラドリー、カラム・キース・レニー、アダム・ゴドリー、ニッキー・エイコックス、他
The X-Files
FBIの女性捜査官が謎の失踪を遂げた。FBIの要請で現場復帰したモルダー捜査官は、驚異的な透視能力を持つ神父ジョーへの対応をめぐって相棒スカリーと対立してしまう。そして事件は恐ろしい事態へと発展していく。【MovieWalker】

記憶が確かならば、中学生から高校生の頃にハマって観ていた海外ドラマです。当時ゴールデンタイムに放送されており、オープニングのシンセサイザーの音がとても印象深かった作品です。そんなXファイルの劇場版2作品目となる今回の「X‐ファイル:真実を求めて」ですが、前作から10年の歳月が経った今、懐かしい反面どうして今更Xファイルを公開するのかという疑問がありました。当時は社会現象となった作品でしたが、さすがに主演のお二方も老け込んできてしまいました。テレビ版とは完全に独立したストーリー展開になっており、当時のドラマでの懐かしい場所なども登場しています。不可解な失踪をとげたFBIの女性捜査官をめぐり、捜査協力を求められたモルダーとスカリーが事件に挑んでいく姿を描いている。主人公達の現在の状況や関係なども解ってくるので、そこそこファンとしたならば楽しめるかもしれない。しかしストーリーは何の変哲もないものであり、退屈極まりないもの。久しぶりにXファイルを観たが、面白いと全く感じないまま観終わったという印象が強い。ラスト30分頃から、目の前のオヤジが鼾を掻きながら寝始めたために、うるさ過ぎて作品に全く終盤は集中することが出来なくなってしまいました。熱狂的なファン以外は、わざわざ時間を無駄にして鑑賞するまでもない作品でしょう。◆映画ランキング◆

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P.S.アイラヴユー

2008 - 10/19 [Sun] - 13:47

「P.S.アイラヴユー」★★★
原題:P.S. I Love You
監督:リチャード・ラグラべネーズ
製作:アメリカ、2007年
出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロー、ハリー・コニック・Jr.、ジーナ・ガーション、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェームズ・マースターズ、ネリー・マッカイ、キャシー・ベイツ、他
psiloveyou
ホリーの最愛の夫ジェリーが病死した。3週間後、ふさぎ込むホリーの誕生日になぜかジェリーからの贈り物が届く。それ以来、ジェリーからの手紙が次々と届くようになり、ホリーは彼の故郷アイルランドを訪問する。【MovieWalker】

アイルランドの作家であるセシリア・アハーンが、弱冠21歳で書き上げ世界的にベストセラーとなった純愛小説を映画化した作品。2度のオスカー受賞者であるヒラリー・スワンクと、夫役にジェラルド・バトラーという、どう考えてもミスキャストでしかない二人が描くファンタジー要素の詰まった恋愛映画は、なかなか微妙としかいえない作品のように感じられる…。ケンカは毎日のようにして、とても裕福な生活をしていたわけではないホリーとジェリー。しかしこの夫婦は互いを深く愛し合っていた。そんなある日、最愛の夫であるジェリーが脳腫瘍のために35歳で他界してしまう。そんな彼の葬儀から物語は始まっていく。そんな最悪の状態から物語が始まるのは予告から承知のことなのだが、どうしても冒頭からこんなシーンを見せられてしまうと悲しい雰囲気が漂ってしまう。もしも最愛の人を突然亡くしてしまったら?そう考えるだけでも胸が苦しくなってしまう。そんな悲しみのの中で生活する未亡人のホリーの30歳の誕生日の日をかわきりにして、消印のない10通の手紙が様々な形で彼女のもとに届けられていく。これは亡き夫が彼女の為に用意した演出なのだが、実際にこうして手紙を貰えたならばどんなに嬉しいことだろう。しかし、逆の考え方もあるような気がする。死んでまであれこれと一々指図をされながら行動するというのは、少々腹立たしいことかもしれないと個人的には考えてしまいました。彼女のその後を心配して、最後に必ず「P.S. I love you」と綴るラブレターを送り、第二の人生を励ますのも結構なのだが、所詮は残された者が自分自身で立ち直っていくしかないこと。しかも亡くなったはずの夫は終始回想シーンに登場してくるので、なんだか悲愴感が全くでてこない。しかもお世辞にもラブストーリーには似合わない肉体派の二人なので、一層感情移入は出来難いかもしれない。ホリーの母親役であるキャシー・ベイツが、ヒラリー・スワンクを小娘扱いするシーンは見応えがある。手紙というものは、想いや気持ちがとても伝わるものだが、中身はどうもお子様向けの恋愛映画にしか感じられなかった作品。◆映画ランキング◆

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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