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レイチェルの結婚
2009 - 11/06 [Fri] - 16:38
キム(アン・ハサウェイ)は姉レイチェル(ローズマリー・デウィット)の結婚式に出席するため、依存症の施設から退院する。家に到着した彼女は結婚式の準備でごった返す家の中を抜け、2階でドレスの着付けをしていた姉と友人のエマ(アニサ・ジョージ)と再会する。彼女たちは屈託なくこれからの準備のことを話し始めるが……。【シネマトゥデイ】
姉の結婚式のために9ヶ月ぶりに更生施設から帰宅した次女キムを通して、平穏に見えるある家庭が抱える傷による葛藤や絆を描いていく作品。一見幸せそうに見える家族の残酷なまでに非難しあう姿を目撃してしまうと、そのギャップでなんともおぞましい光景に映ってしまう。どんな家族だろうと、その家族でしか知らない傷というものがきっと存在する。その傷の大小もあるだろうが、この家族の傷はなかなか癒えることのない深い傷となって家族を傷つけている。ドキュメンタリー方式で撮ったということもあり、役者たちが役柄になりきりのびのびと演技している。特にトラブルメーカーであるキムを演じたアン・ハサウェイは、アカデミー賞ノミネートされ高い評価を得たのも納得できる。家族のトラウマを作った張本人であり、薬中という厄介者。何をするにもストレートな自分の意見しか言えずに家族の心を余計に傷つけ逆撫でしてしまう。個人的にもこういった自己中な人間が大嫌いなので、終始むかついてしまい腹が立って仕方ない。しかし彼女の本当の姿が見えるにつれて、繊細で正直すぎて人一倍傷ついている心が見えると、いつしか彼女に同情していってしまう。本当にアン・ハサウェイは素晴らしい演技を見せてくれたと感じる。一方優等生の姉であるレイチェルを演じたローズマリー・デウィットの演技もなかなか見応えがあり、この姉妹の複雑な心情が観ていてとても辛くもあり美しく思えた。家族とはありがたい存在だが、時としてとても厄介なものにも感じてしまう。それぞれが生きていくには苦悩がつきものだが、そんな本質をホームビデオのような感覚でまとめ上げて描いているのが印象的。ただ、赤の他人の結婚式のホームビデオを見せられているような気分にもなるので、妙に退屈してしまい飽きてしまうのは否めない。そういう部分を強く感じてしまったので、どんなに素晴らしい内容だろうが個人的にはあまりこういった映像は好きにはなれない。
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「レイチェルの結婚」DVD鑑賞★★★
原題:Rachel Getting Married
監督:ジョナサン・デミ
製作:アメリカ、2008年
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、デブラ・ウィンガー、ビル・アーウィン、トゥンデ・アデビンペ、アンナ・ディーヴァー・スミス、他
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キム(アン・ハサウェイ)は姉レイチェル(ローズマリー・デウィット)の結婚式に出席するため、依存症の施設から退院する。家に到着した彼女は結婚式の準備でごった返す家の中を抜け、2階でドレスの着付けをしていた姉と友人のエマ(アニサ・ジョージ)と再会する。彼女たちは屈託なくこれからの準備のことを話し始めるが……。【シネマトゥデイ】
姉の結婚式のために9ヶ月ぶりに更生施設から帰宅した次女キムを通して、平穏に見えるある家庭が抱える傷による葛藤や絆を描いていく作品。一見幸せそうに見える家族の残酷なまでに非難しあう姿を目撃してしまうと、そのギャップでなんともおぞましい光景に映ってしまう。どんな家族だろうと、その家族でしか知らない傷というものがきっと存在する。その傷の大小もあるだろうが、この家族の傷はなかなか癒えることのない深い傷となって家族を傷つけている。ドキュメンタリー方式で撮ったということもあり、役者たちが役柄になりきりのびのびと演技している。特にトラブルメーカーであるキムを演じたアン・ハサウェイは、アカデミー賞ノミネートされ高い評価を得たのも納得できる。家族のトラウマを作った張本人であり、薬中という厄介者。何をするにもストレートな自分の意見しか言えずに家族の心を余計に傷つけ逆撫でしてしまう。個人的にもこういった自己中な人間が大嫌いなので、終始むかついてしまい腹が立って仕方ない。しかし彼女の本当の姿が見えるにつれて、繊細で正直すぎて人一倍傷ついている心が見えると、いつしか彼女に同情していってしまう。本当にアン・ハサウェイは素晴らしい演技を見せてくれたと感じる。一方優等生の姉であるレイチェルを演じたローズマリー・デウィットの演技もなかなか見応えがあり、この姉妹の複雑な心情が観ていてとても辛くもあり美しく思えた。家族とはありがたい存在だが、時としてとても厄介なものにも感じてしまう。それぞれが生きていくには苦悩がつきものだが、そんな本質をホームビデオのような感覚でまとめ上げて描いているのが印象的。ただ、赤の他人の結婚式のホームビデオを見せられているような気分にもなるので、妙に退屈してしまい飽きてしまうのは否めない。そういう部分を強く感じてしまったので、どんなに素晴らしい内容だろうが個人的にはあまりこういった映像は好きにはなれない。
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