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沈まぬ太陽
「沈まぬ太陽」★★★☆
監督:若松節朗
製作:日本、2009年
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、他
国民航空社員の恩地は、労働組合委員長を務めた結果、会社から10年におよぶ僻地での海外勤務を命ぜられる。同期の行天がエリートコースを歩むなか、やっと本社へ復帰するが、飛行機墜落事故という会社の危機に遭遇する。
山崎豊子原作の同名小説映画化。壮大なスケールで映画化した社会派ドラマは、上映時間が3時間以上のために、途中10分間のインターミッションを挟む力の入れよう。観る側にとってはとても鑑賞中に腰が痛くなってきてしまうのだが、なかなか見応えのある内容に仕上がっている。冒頭から航空史上最大のジャンボ機墜落事故の映像で幕を開ける。昭和30年代、日本は高度経済成長を遂げる中、主人公である恩地は巨大組織に翻弄され続け、海外勤務を命じられ僻地で辛い日々を10年も過してきた。労働組合委員長を務めた結果会社から左遷され、家族とも離れ離れの生活になり次第に追い込まれていく。そんな中やっと本社へ復帰できたのだが、また不遇な日々を送ることとなる。普通ならば投げ出したくなるような状態でも、恩地は自らの信念を貫き通す。巨大な組織に翻弄され続け、どんな過酷な運命にも立ち向っていく姿は男らしい。しかしもう少し器用に生きられればきっと彼の人生は180度違っていたかもしれない。強い信念を持ち腐敗した組織に立ち向っていく恩地を渡辺謙が鬼気迫る演技で演じている。一方、エリートコースを走り続けていく行天を演じた三浦友和も好演している。しかしこの二人の人間関係の描き方がやや薄く感じてしまう。物語の中心的な二人の人物だけに、もう少し丁寧に彼らの関係も描いてほしかった。昭和の不器用な人間、巨大組織の内部、政治と金の問題などを浮き彫りにした映像は見応え十分。くれぐれも鑑賞中の水分の取りすぎにはご注意下さい。
公式サイト
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こんにちは!
「クライマーズ・ハイ」ではブンヤ魂というものを見せ付けられましたが、今回は事故を起こした巨大企業の実態を見られましたが、中盤以降はかなり切り口鋭く物語りに引き込まれていきました。前半はちょっと余計なシーンなどが多く、特にCGなどは酷かったようにも感じられます。そんな中、今回の作品は渡辺謙さんの演技力で物語をグイグイと引っ張っていってくれました。三浦友和さんの悪役ぶりも良く、善と悪の区別がハッキリと描かれていたことで物語や演技が分かりやすかったですね。それで欲を言えば二人の細かな関係も描いて欲しかったのですが、もう30分も長かったらちょっと鑑賞するのが苦痛になってしまいますねw
次はあの会社さんですかぁ…。きっとあるかもしれないですね。
こういった社会派の作品をどんどん作っていってもらいたいものですね。
鑑賞前にコーヒーを飲むのはやめることにします(笑)
応援、コメントありがとうございました。
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日本航空機最大の未曾有の出来事であった、日航機の墜落事故を
扱う作品は、以前に「クライマーズ・ハイ」を鑑賞しましたが、あれは一地方新聞社から見た、事故の側面でしたが、今回は、その問題を起こした内部から見た事故当初の様子と、その後の遺族への対応を鋭い切り口で描いた作品でしたね。その中で唯一、会社の為にと熱く奔走した一人の社員を謙さんの熱演で、素晴らしい作品に仕上がったようですね。
仰る通り、三浦さんの演技も見応えがありました^^
確かにお二人の絡むシーンが多い割には、希薄な印象もありました。その部分を濃密に描こうとすると、やはり、これよりも30分は足さなきゃいけなくなるかも^^;
こういう社会派の作品、私も大好きなので、もっと上映して欲しいですね。きっと、今、日航と同じ思いをしているのは、「JR西日本」じゃないでしょうか・・。
それでは、水分にご苦労した(らしい?)ワールダーさんへ
応援ですw