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誰も守ってくれない

2009 - 01/28 [Wed] - 21:34

「誰も守ってくれない」★★★☆
監督:君塚良一
製作:日本、2008年
出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、津田寛治、東貴博、冨浦智嗣、木村佳乃、柳葉敏郎、他
dare_mamo
小学生姉妹殺害事件の容疑者として未成年の少年が逮捕され、その家族である船村一家の保護を命じられた勝浦刑事。容疑者の妹・沙織を担当する彼だが、マスコミや“ネットの住民”からの執拗な追跡を受けることに。【MovieWalker】

第32回モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を受賞した作品。この手の刑事ものの作品ならば、通常は事件の被害者を描いたものが大半なのだが、この作品は事件の加害者を描く異色の内容となっている。ボクの記憶では、あまり加害者側を描いた内容の作品は観たことがないように思う。ある事件で殺人者の妹となってしまった一人の少女と、彼女の保護をしながら逃避行する刑事の姿を映し出していくのだが、その背景には現在の社会が抱える様々な理不尽さが浮き彫りとなっていく。 容疑者の家族を守る刑事が存在するということを、この作品を観賞して初めて知りました。公には認められていないが、警察内部にはそのようなものが存在するらしい。率直な意見なのだが、国民の税金を使い加害者の家族を保護するということに抵抗があった。罪のない人を殺し、しかも保護するというのは難しい問題のように感じられる。事件が起これば必然的にマスコミなどの激しい取材合戦が始まる。過剰なまでの取材は、加害者の家族をとことん追い詰めていくもの。所在地はもちろんのこと、現代ではネットなどで簡単に個人情報までもが赤裸々にされてしまう。ネットの怖ろしさというものをこの作品では身に沁みて感じてしまう。祭りと騒ぎたて未成年の少女の写真を露にし、姿の見えない亡者のように追い詰めていく…。散々祭りたてておきながら、新たな事件が起きれば興味がすぐに切り替わる様子は遺憾に思う。プライバシーというものが現代社会では全くないのかと、この二人の逃亡を通じて痛感させられる。匿名という武器で誹謗中傷するネットや、過剰なまでのマスコミの取材は、人の痛みというものを知らない者のすることのように思えてならない。手持ちカメラでの撮影方法は、ドキュメンタリータッチの映像で緊迫感がある。佐藤浩市はあいかわらずの芸達者ぶりで、相手役の志田未来の演技は行き場のない怒りや悲しみをうったえかけてくる。この二人の圧倒的なまでの演技とは対照的に、なぜか松田龍平の演技が妙に光っているように感じられるのが不思議でならない?年々、未成年者による殺人事件が増えてきており、それを報道するマスコミ各社のあり方を深く考えさせられる内容であり、なかなか見応えのあった作品。

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(2009/09/02)
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顔が見えなかったりする関係であるネット社会は、
人間の本性がもろに現れやすい世界だと思うんですよね。
普段、顔の知れた関係には決して、表さない影の部分が
露出するんでしょうね。
この作品、劇場鑑賞予定はないですが、後で鑑賞するかも知れません。。

では、応援凸

>ぴーちさん
こんにちは!
ネットは相手の顔が見えないからこそ、人間の裏の部分も見えたりしてしまうんですかね?こうしてブログをしていても、大半の方が顔も知らない方ばかりですが、マナーを守ってお付き合いできていることに感謝しなければいけませんね。DVDにでもなったら鑑賞してみて下さいね。
応援、コメントありがとうございました。

ワールダーさん ちゃお

こういうの・・・ありです!
ネットだから・・・TVだから・・・レポーターだから・・・記者だから・・・なんでも訊いていい、何でも言っていい、言論の自由は憲法で・・・って・・・勘違いする馬鹿な人に特に見て欲しいですね。

加害者の家族・・・家を離れ・・・家族はばらばらに・・・現実周りの人にもかなりきつい、重い事です。

ブログで顔は知らない・・・ワールダーさんは? どんな方なんでしょうね(笑

>ちっちくん
ちゃお!
ちっちくんの好きそうな映画でしたか?ネット社会がもたらす怖ろしい恐怖や、マスコミの過剰な取材など、観ていて本当に恐怖を感じました。言論の自由というのは分かりますが、やはり何事にも分別ある大人の対応をしていかなければならないと痛感しました。ボクの友人にも加害者の家族となった人がいますが、何も言葉をかけてあげることもできず、ただ見守ることしか出来ない状況でした…。
ブログは顔は分かりませんが、長くお付き合いしていけば楽しいこともいっぱいあると教えてもらいました。ボクの顔ですか?その辺にいるような普通のオジサンですよ(笑)
コメントありがとうございました。

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年齢:1970年代後半
血液型:B型
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