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武士の一分

2006 - 12/08 [Fri] - 21:29

「武士の一分」★★★
出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、他
監督:山田洋次
原作:藤沢周平
製作:日本 2006年
武士の一分

下級武士の三村新之丞は、貧しいながらも妻の加世と、中間の徳平と幸せに暮らしていた。嫌気をさしながらも務めていた藩主の毒見役で毒にあたり、失明して人生が狂いはじめてしまう。そんな中、最愛の妻は三村の為に島田に身を委ねる。そして激怒した三村は、島田と武士の一分をかけた果し合いに挑む・・・。

山田洋次監督にとって、藤沢周平時代劇映画化として「たそがれ清兵衛」、「隠し剣鬼の爪」に続く、三部作にして最後を飾る作品。その最後の作品に抜擢されたのが木村拓哉。最後の最後で、すごい人たちが手を組んだものだと、ビックリしてしまいました。不安だった木村拓哉の演技も、別段気になるほど悪くはなかったように感じられる。盲目という難しい役所ではあったが、彼らしい自然な演技がこの作品には合っていたようにも思える。小さい頃に剣道をやっていたようなので、剣さばきもなかなか。ただ、ラストの果し合いの場面は、どうもボク的には納得できない。盲目の武士と免許皆伝の武士が戦ったら、どうなるかくらいはバカでも解る。少々非現実的過ぎた為か、見せ場なのに白けてしまいました。主役の木村拓哉などよりも、この作品で最も印象に残ったのは、妻役の檀れいさんです。ボクは失礼なのですが全く彼女のことを知りませんでした。しかし、作品を観終わると、もう彼女の演技の素晴らしさに酔いしれてしまいました。幼き頃より三村の嫁になることを願い、妻になってからも夫を愛し、常に一歩引いて夫をたて、たとえ盲目になろうとも生涯夫の側にいるという強い気持ちが、スクリーンから溢れ出してきそうだった。今の時代、そんな女性が果たして居るのでしょうか?きっと居るとしても、めったにはお目にかかれないことでしょう。そしてもう一人、徳平役の笹野高史さんの演技が、時代劇ならではのゆっくりとした空気感を出していた。彼の存在も、この作品には不可欠だっただろう。

観る前だと少々思い感じにも受け取れるが、この作品は現代人が忘れかけているモノを思い出させてくれる。例えば、食事の最後にお湯を茶碗に入れるのだが、それでご飯を綺麗に平らげ、漬物で茶碗を拭くような感じで食事を済ませる。これは礼儀の一つでもあるのだが、今では食べ残しなどはあたりまえ。食事を作ってくれた人への感謝の気持ちすら薄れ掛けている。捉えようによっては些細なことかもしれないが、時代劇を見ることによって少しでも古来よりある、美しき日本人の本来の姿というものを感じてほしいものです。古き良き時代だったではなく、その姿をこれからの世代の人にも伝え続けていって欲しい。
一分とは、武士にとっての誇りや譲れないものという意味だが、自分の心にも一分を持ち、誇り高く生きていきたいと思う。
なかなかいい作品なので、劇場で観ても損はないでしょう。

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武士の一分武士の一分
(2007/06/01)
木村拓哉檀れい

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ワールダーさん こんにちわ
もう見ましたか?星3つ・・・なるほど・・・・。
確かに演技に物凄く集中したと聞いています。盲目の方の練習で車で事故りそうになったとか・・・?本当にやるのなら全ての生活を目隠しでやればもっとうまかったのでは? 所詮日本の役者は本物の役者なんて極わずかな方たちなんですね。海外のに敵わないはずです。
木○の話は終わりで「武士の1分」・・・今の時代に武士じゃ分からないかもしれないけど「人としての1分」ならもっと分かりやすい?  武士でなくても今回の無いような事をされたら誰でも怒るし・・・。
う~ん・・・TVで見ます。

>ちっちくん
もう観てしまいました。★3つですが、それなりにいい作品だと思います。盲目という役柄は、予想以上に大変だと思います。少しの期間練習しようと、日常は目で物を見ている限りは、必ず視線も動きますし・・・。役者は大勢いますが、本物は数少ないとは思います。
武士の一分も、人としての一分も、本来は男なら誰もが持っているのでしょうが、後は本人次第ではないでしょうか?

こっそりこんばんは♪

やっと見ました~!
キムタクさんの盲目の演技と訛りも、なかなか自然で好感が持てました!

ワールダーさんが後半に書いてらっしゃる食事のシーン。
私もじっくり見てしまいましたよ!
ご飯とお味噌汁と煮物。それだけでなんて美味しそうなんでしょう~!ご飯の一粒一粒まで大事に食べている様子が印象に残りました。

加世さんと徳平さんも良かったですね♪

こんばんは!

>ナボさん
こんな古い記事に、こっそりコメントありがとうございます。
キムタクの演技や訛りに、好感を持てたようですね。最近では、変なクセもなくなり、自然な演技ができてきているように思えます。
食事のシーンは、今の物が溢れている時代だからこそ、そこから何かを感じて欲しいと思い、偉そうで申し訳ないですが、このような記事を書いてしまいました。
加世さんと徳平さんは、この作品には欠かすことの出来ない人物だったと思います。

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年齢:1970年代後半
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