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名もなき毒

2006 - 12/01 [Fri] - 18:53

宮部みゆき(著)「名もなき毒」★★★★

名もなき毒 名もなき毒
宮部 みゆき (2006/08)
幻冬舎
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財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった・・・。

宮部みゆき著「名もなき毒」を読んでみました。彼女の作品を読むのは今回が初めてだが、一気に分厚い本を読んでしまうほど面白く、彼女の作品にのめり込んでしまいました。もっと早くに彼女の作品を読んでおくべきだったと、少々後悔してしまいました。今回の作品は、三年ぶりの現代ミステリーで、「誰か」の続編だそうです。もちろん彼女の作品を読むのが初めてなボクは、そんな事もしらずに未読のまま読んでしまいました。それでも今回の作品を楽しく読むことが出来たので、機会があれば「誰か」も読んでみたいとは思います。
物語は、毒物混入事件や、ちょっと頭がおかしく危険な女性などが登場し、平凡でお人好しの主人公が見事に事件を解決していく。何処か頼りなく弱々しいのだが、こういう主人公だからこそ色々な意味で共感できるのかもしれない。これがヒーロー気取りの主人公ならば、きっと途中で飽きてきてしまったかもしれない。些細なことかもしれないが、このことで物語の全体が引立って見えてくる部分もある。
物語にもでてくる言葉なのだが、普通が普通でなくなってきているということに、改めて考えさせられた。一昔前ならば当たり前のことが、現代では特別なことや凄いことになっているのかもしれない。某番組である方が仰っていたことなのだが、「恥」ということを今の若い人たちは知らない。●ロカッコイイという言葉が代名詞の歌手がいるが、一昔前ならば、きっとただの露出狂の恥さらしだったかもしれない。日本の女性というものは、恥じらいがあったからこそ、そこに本当の美しさや気品があったように思える。また、「温故知新」という言葉も昔からあるが、この意味は「故きを温ねて新しきを知る」だが、現代では「古き物はダサくて、新しき物が新鮮」という意味になってしまったのかもしれない。このままでは、日本人は恥知らずになってしまうのでしょか?なんとも怖ろしい世の中です。

誰しも大小問わずに、「毒」というものを心の中に持っている。それを使うも使わないも、最後は自分の心次第。犯罪が増えつつある今の時代、毒を以て毒を制するしかないのか?人間の心の中に、解毒剤はないものだろうか・・・?
ちょっと感情的にはなってしまいましたが、この作品はオススメなので、機会があったら皆さんにも読んで欲しい一冊です。

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誰か Somebody 誰か Somebody
宮部 みゆき (2005/08/20)
光文社

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