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流星ワゴン

2006 - 05/12 [Fri] - 19:55

重松清 著『流星ワゴン』★★★★★

流星ワゴン 流星ワゴン
重松 清 (2005/02)
講談社

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ボクはまだ独身で、ましてや子を持つ親でもない。
しかし、この本を読むにつれて、自分自身にこれから起こりうるであろう出来事を想像し、そして深く考えさせられた。

この物語の主人公の家庭は、中学受験失敗でひきこもりになり、暴力をふるう息子と、テレクラで不倫を続ける妻。そして主人公自身もリストラされるという、もはや家庭崩壊寸前の危機。
そんな中、38歳の主人公は死にたいとふと思い、そこへ一台の死んだ親子の乗車するワゴンと出会い、そして同い年の父と・・・。

冒頭から、ちょっと無理があるような内容なのだが、読み始めるとそんなことは忘れてしまう。
ファンタジーでありながら、とても現代の親子の関係を赤裸々に綴られている。そのことにより、話が更にテンポよく進んでいるようにも感じる。

似たような映画だと、「バック・・・」とかいうSFものをすぐに思い浮かべてしまったのですが、この映画では過去や未来に戻り、都合のいいようになにもかもを変えてしまっていた。それに対しこのお話は、過去に戻れはするが、何も変えられない。そこが大きな違いの一つだと思う。
未来を変えることはできないが、その時の真実を知ることができる。この点については、ボクは大変満足しています。
ファンタジーだからといって、なんでもかんでも自分の都合のいいように未来を変えられるのでは、正直面白みがないと思うからです。
真実を知るということは、時として残酷なことなのかもしれません。
しかしボクならば、何も知らないままでいるよりもずっとマシだと思います。

主人公は、自分と同い年の大嫌いな父と再開し、様々なストーリーに展開していくのですが、父について改めて考えさせられた部分が大きかったです。

父親と息子という関係は、自分でこんな記事を書いておきながら言うのも変なことかもしれませんが、とても言葉では言い表せない関係なんだと思います。
女性には、たぶん理解不能な世界かもしれません。
それとは逆に、男性ならば少なからずボクが伝えたい事を、理解してくれていると思います。
母親と娘は、まるで姉妹のように仲良くなれることもありますが、父親と息子というのは、そうは簡単にいきません。
ボク自身、理由は未だによく解らないのですが、父と自然と会話がなくなってしまいました。
思春期や反抗期などもあるのでしょうが、男ならば誰しも一度は通る道なのかもしれません。
ボクは仕事も自営ということもあり、一緒の仕事をするようになり今では普通に会話しますが、少し歯がゆさというか、照れのような部分はまだあります。
しかし、同じ仕事をするようになり、親子であり、師弟関係?のような立場になりました。そこでまた新たに、父の偉大さやコンプレックスのような気持ちも生まれてきてしまいました。
ボクにとって父という存在は、なかなか超えることの出来ない、大きな存在であり、永遠のライバルのような存在なのかもしれません。
おそらく一生超えることはできないでしょうが、少しでも父の背中に届くような一人前の男になりたいものです。
そして、ボクにも息子ができたら、同じような存在でいられたならば幸いです。まぁ?その前に早く嫁さん見つけて、結婚しなければいけませんがね(笑)

時代の流れと共に、様々な親子の関係もあることでしょうが、この本は是非男性に読んでもらいたい一冊です。そして何かを感じて欲しいです。また、女性の立場からの感想というのも興味深いものです。

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こん

私もこれ読みました。真実なんて知らないほうがいいって思っていたけれど、時には目を背けず真実を知ることも大切なんだなって、前へ進むには振り返ることも大切だなって、ちょっと考えが変わりました。なんだかうまく言えませんが、心に残る作品です。
男性と女性ではちょっと感想が違う作品だと思います。ワールダーさんが言うように、男性は父親とのことを考えるんでしょうね。私にはきっとわからないんだろうなぁー。ワールダーさんのエピソードを読んでいると、なんだか羨ましく思います。

ごめんなさい(^^;

「こんばんは(^^)」って入れたかったのに・・・。
タイトル失敗しました。ごめんなさいね。

こん(笑)

こんにちは、kichiさんv-410
「こん」で、笑っちゃいました♪

さすが!チェック済みでしたかぁ!!
前に進む為に、真実を知ることは大切ですよね。
恋愛に関しては、あまり知らないほうがいいこともありますが、真実と向かい合う勇気は必要だと思いました。
ボクもこの本は心に残る作品です。

女性の意見、参考になりました。
ボクのエピソードは、ちょっと恥ずかしいので、すぐに忘れて下さいねv-402

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