映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

  JUKEBOXのナビゲーター   トップページ > 2009年10月  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

2009 - 10/30 [Fri] - 23:42

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」★★★★
原題:This is It
監督:ケニー・オルテガ
製作:アメリカ、2009年
出演:マイケル・ジャクソン、他
thisisit
2009年6月に急逝した、“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。彼が死の数日前まで行なっていたコンサート・リハーサルの模様を収録したドキュメンタリー。

マイケル・ジャクソンという名前をファンではなくとも一度は聞いたことがあるだろう。6月に急死したスーパースターの幻のロンドン公演を中心としたドキュメンタリー作品。もう二度と見ることができないマイケルだが、彼がなぜキング・オブ・ポップと呼ばれていたのかが作品を通じて伝わってくることだろう。死の数日前まで行われていたという何百時間にも及ぶリハーサル。照明や美術やダンスなど、あらゆる部分に対してのひたむきなまでの彼の姿勢が窺える。彼は完璧主義者ということでも有名だが、きっと生きていればこんな完璧ではない姿などは絶対に見せたくないと思う。周囲に対しても厳しく、しかし愛情を持って接する姿は彼の人柄が溢れている。しかしあくまでリハという段階で、超一流の彼が本気を出すわけがない。わかってはいるのだが、本気の彼の姿が見たいと思うのがファン心理。そういったシーンをいくつか見てしまうと、どうしてもメイキング映像ということで作品全体を捉えてしまうのだが、ある意味そういった見方で鑑賞すればガッカリすることもないだろう。それでも彼の楽曲が流れてくるだけで、自然と体がリズムを刻みキレのあるダンスに酔いしれてしまう。一切の妥協を許さない彼の姿は、一流でありながら更に進化しようとし、ステージに対する熱い思いがとても伝わってくる。実現こそされなかったが、実際に彼の姿を最前列で独占しているように感じられるのが嬉しい。しかしどうしても編集が時間不足だったように感じられ、もっと彼の素顔が見られればと個人的には思えた。それでも偉大なMJの姿を堪能できる内容となっているので、ファンでなくとも必見です。スクリーンでマイケル・ジャクソンの最後の姿を観て、彼の素晴らしさを肌で感じて欲しいと思う作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

マイケル・ジャクソン THIS IS IT オリジナル・サウンドトラック(1枚組通常盤)マイケル・ジャクソン THIS IS IT オリジナル・サウンドトラック(1枚組通常盤)
(2009/10/28)
マイケル・ジャクソン

商品詳細を見る

スポンサーサイト

沈まぬ太陽

2009 - 10/25 [Sun] - 20:32

「沈まぬ太陽」★★★☆
監督:若松節朗
製作:日本、2009年
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、他
shizumanu
国民航空社員の恩地は、労働組合委員長を務めた結果、会社から10年におよぶ僻地での海外勤務を命ぜられる。同期の行天がエリートコースを歩むなか、やっと本社へ復帰するが、飛行機墜落事故という会社の危機に遭遇する。

山崎豊子原作の同名小説映画化。壮大なスケールで映画化した社会派ドラマは、上映時間が3時間以上のために、途中10分間のインターミッションを挟む力の入れよう。観る側にとってはとても鑑賞中に腰が痛くなってきてしまうのだが、なかなか見応えのある内容に仕上がっている。冒頭から航空史上最大のジャンボ機墜落事故の映像で幕を開ける。昭和30年代、日本は高度経済成長を遂げる中、主人公である恩地は巨大組織に翻弄され続け、海外勤務を命じられ僻地で辛い日々を10年も過してきた。労働組合委員長を務めた結果会社から左遷され、家族とも離れ離れの生活になり次第に追い込まれていく。そんな中やっと本社へ復帰できたのだが、また不遇な日々を送ることとなる。普通ならば投げ出したくなるような状態でも、恩地は自らの信念を貫き通す。巨大な組織に翻弄され続け、どんな過酷な運命にも立ち向っていく姿は男らしい。しかしもう少し器用に生きられればきっと彼の人生は180度違っていたかもしれない。強い信念を持ち腐敗した組織に立ち向っていく恩地を渡辺謙が鬼気迫る演技で演じている。一方、エリートコースを走り続けていく行天を演じた三浦友和も好演している。しかしこの二人の人間関係の描き方がやや薄く感じてしまう。物語の中心的な二人の人物だけに、もう少し丁寧に彼らの関係も描いてほしかった。昭和の不器用な人間、巨大組織の内部、政治と金の問題などを浮き彫りにした映像は見応え十分。くれぐれも鑑賞中の水分の取りすぎにはご注意下さい。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

映画「沈まぬ太陽」オリジナル・サウンドトラック映画「沈まぬ太陽」オリジナル・サウンドトラック
(2009/10/21)
サントラ

商品詳細を見る

カイジ 人生逆転ゲーム

2009 - 10/17 [Sat] - 17:46

「カイジ 人生逆転ゲーム」★★☆
監督:佐藤東弥
製作:日本、2009年
出演:藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、松山ケンイチ、松尾スズキ、佐藤慶、他
kaiji
保証人になった男が夜逃げし、莫大な借金を背負ってしまったカイジ。だが、彼に返済能力はなく、金融会社の女社長は借金の返済どころか、大金を手に入れる可能性を秘めたゲームが行なわれるという船への乗船を勧める。【MovieWalker】

福本伸行原作の人気コミックを実写映画化した作品。毎週ヤンマガで原作を読んでいるのだが、どうもイメージとだいぶかけ離れすぎているのでギャップに戸惑ってしまう。競馬やパチンコなどギャンブルを楽しんでいる人は大勢居るだろう。勝った負けたなどの勝敗はギャンブルをした本人の責任だし、負けたからといって不機嫌になり八つ当たりされるのだけは困ってしまう。しかもギャンブルで負けが続き、借金までしてもやり続けるやからを見ると、つくづくバカとしか思えなく呆れてしまう。身を滅ぼしてまでやり続けてしまうギャンブルというものは、本当に恐ろしいモノだと感じてしまう。物語は友人の借金の肩代わりをさせられた主人公のカイジが、一発逆転のゲームに挑んでいくお話し。毎日をダラダラ過すフリーターが、一夜で借金を帳消しにして大金を儲けようと考えるあたりが甘すぎる。しかもそんな借金で首が回らなくなったやからが大勢いる始末…。財力が有るか無いかで「勝ち組」と「負け組み」を判別するのは問題があるが、こういった格差社会といわれる世の中では最も分かりやすい例えなのかもしれないが共感はできない。勝ち組エリート集団が様々なゲームを仕掛け、負け組みが生き残りをかける姿は痛々しくもあり、中には悪趣味なゲームもあり腹立たしくもある。主人公であるカイジを藤原竜也が演じているのだが、彼のオーバーな演技がこういった作風だと普通に感じられる。とにかく終始カイジが騒ぎ立てハイテンションなために観ていてとても疲れる。しかも香川照之との一騎打ちは、いちいちタメを作りすぎて丁寧に描こうとしているためかイライラしてしまう。結局ギャンブルをしないボクのような人間からしてみると、あまりにも馬鹿げているために白けてしまうかもしれない。人生逆転ゲームなどをしないで、毎日地道に働くことが大切だと思います。原作にあるような心理描写や勝負のキーとなる部分が大幅に端折られているので緊張感に欠けてしまう。オーバーな演技や騒ぎ喚くカイジに鑑賞後どっと疲れてしまう。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
(2009/10/07)
サントラ

商品詳細を見る

私の中のあなた

2009 - 10/14 [Wed] - 14:49

「私の中のあなた」★★★★
原題:My Sister's Keeper
監督:ニック・カサベテス
製作:アメリカ、2009年
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、ソフィア・ヴァジリーヴァ、アレック・ボールドウィン、他
watashinonakano
白血病に冒された長女ケイトに臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作により生まれてきた次女アナ。言われるままに姉の治療に協力するアナだったが、11歳になったある日、突如、両親を相手に訴訟を起こすことを決意する。【MovieWalker】

単なる難病ものくらいにしか思わずに鑑賞したら、これが予想以上に考えさせられる良い作品でした。もしも自分が遺伝子操作で生まれてきたと知ったらどうしますか?しかもその理由が白血病である姉のドナーとしてだったら…。そんな運命を追い退けるかの如く、11歳の妹アナは臓器提供を強いる両親を相手に訴訟を起こす。これだけならば難病プラス法廷劇なのだが、その裏にはある想いが隠されており深く考えさせられる内容となっている。姉のために生まれてきて、幼い頃から訳も分からずドナーとして辛い日々を送ってきた少女。いくら姉のためとはいっても自分の人生もあるし、自らを犠牲にしてまで救う必要が本当にあるのだろうかと考えさせられる。そんな感情や倫理などが鑑賞中に激しく心の中でせめぎあうのだが、なかなか難しい問題でもあるので簡単には答えは出せない。一方、長女の治療の為ならば家族やキャリアを犠牲にしてでも手段を選ばない母親。そんな強い母親の信念は何事にも勝る気がするのだが、その強い信念の為に家族に見えない負担を与え犠牲にしてしまうのはどうかとも感じる。普通の家族では経験できないような事なのだが、なぜかこの家族に感情移入してしまう。シリアスなテーマなのだが、作品全体から温かく優しい愛情のようなものがひしひしと伝わってくるのが不思議だった。愛する人に生きていて欲しいという想いは誰もが持っているもの。しかし時として、死を受け入れるということも大切なのではないだろうか。家族には強い絆があり、その絆がある限りはどんなことでも乗り越えられるような気がする。次女アナ役のアビゲイル・ブレスリンと、初の母親役となったキャメロン・ディアスの熱演が光っていた。ノーメイクが多かったせいか、なんだかキャメロン・ディアスがとても老けたような気がしてならない。全体的にとても丁寧な描写であり、そこに心のこもった演技が加わりより一層に観ていて温かい気持ちにしてくれる。久しぶりに心から涙を流し、この作品に込められている複数のテーマに考えさせられた。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

My Sister's Keeper [Original Motion Picture Score]My Sister's Keeper [Original Motion Picture Score]
(2009/06/23)
Aaron Zigman、

商品詳細を見る

さまよう刃

2009 - 10/12 [Mon] - 22:40

「さまよう刃」★★★☆
監督:益子昌一
製作:日本、2009年
出演:寺尾聰、竹野内豊、伊東四朗、長谷川初範、木下ほうか、池内万作、岡田亮輔、酒井美紀、佐藤貴広、黒田耕平、山谷初男、他
yaiba
最愛の娘を、何者かに強姦され殺された長峰。進展しない捜査状況に苛立ち、失意のどん底にいた彼は、ある日、留守電に残っていた謎の密告から、犯人の少年を知ってしまう。彼は、自らの手で犯人を裁こうと行動に出る。【MovieWalker】

遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした内容というなんとも重苦しい空気が漂う作品。原作者である東野圭吾の作品の中でも問題作と位置づけられている作品なだけに、どういった風に映画化されるのか興味があった。原作を読んだときには暫くの間考えさせられた。時間が経った今現在でも、果たして主人公の長峰がとった行動が正しいのか分からない。たった一人の愛娘をクスリを使われ強姦され、挙句の果てには殺害されたら、きっと世の中の父親は長峰と同じことを考えてしまうと思う。こればかりは実際に娘を持つ父親しか分からないかもしれないが、原作同様に今回映画を観た後にもやはり犯人を殺してやりたいと思った。少年達の卑劣な犯罪の数々は減るどころか増える一方。少年法に守られている彼らは、数年すれば檻から放たれ普通の生活に戻っていく。犯罪を犯した少年達もいつか親になり子供を儲けたときに、被害者の親の心の痛みや行き場のない怒りが分かるのだろうか?いつか気付き反省したとしても失った命は二度と戻ってはこない。最近ではある事件の被告である元少年側が地裁に出版差し止めを求める仮処分を申し立てたらしいが、人を殺しておきながら自分の人権を主張することにどうも違和感を覚えてしまう。とても重く深いテーマだが、寺尾聰の演技が秀逸。静かな演技からは決して消えることなく癒されることのない怒りや憎しみが滲み出ていた。テーマが思いのだが少し軽く観えてしまったのが気になる。観る側に問題提議しており重い内容だったが、考えてもなかなか答えが出ない…。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ワイルド・スピード MAX

2009 - 10/10 [Sat] - 16:34

「ワイルド・スピード MAX」★★★☆
原題:Fast & Furious
監督:ジャスティン・リン
製作:アメリカ、2009年
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ジョン・オルティス、ラズ・アロンソ、ガル・ガドット、他
w_speed_max
FBI捜査官のブライアンは麻薬組織のボス、ブラガを捕まえるため、危険なレースに出場することに。だが、そこにはやはり麻薬組織に関係する男への復讐に燃えるドミニクの姿もあり、彼らは8年ぶりの再会を果たす。【MovieWalker】

ワイルド・スピードシリーズの第4弾。前作ではキャストが総入れ替えされて、東京でドリフトしたりと全く別物になっていたが、今回は1作目のメンバーが再集結してワイルド・スピードらしさを存分に味わえる仕上がりになっている。観る前は監督がジャスティン・リンということもあり少々不安を抱いていたのだが、やはりこのシリーズはヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが居るだけで全然違ってしまいます。話の流れ的には今回の内容が1作目の後編となるだろう。内容は恋人を組織に殺されたドミニクと麻薬組織のボスを追うFBI捜査官ブライアンが、復習と逮捕という垣根を越えて共通の敵に向っていく姿を描いていく。毎度ながら話の内容などは無視して、フルカスタムされた芸術的な車と派手でスリリングなカーアクションを純粋に楽しむのが一番だろう。個人的にはこういったB級のノリは大好きなのだが、ややこの手の内容に飽きてきている感じは否めない。ファンならば懐かしい面子が再びスクリーンに再集結した姿を観れるだけで喜ぶが、それ以外の人には物足りなさを感じさせてしまうかもしれない。そういった部分を踏まえて、単純に娯楽作として楽しむぶんには問題ないだろうと思う。しかしもう少し敵に魅力がないと、せっかくのヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーの魅力や凄さが半減してしまう。贅沢な注文かもしれないが、そういった細かな部分にも気をつけてもらえるとファンとしては嬉しいものです。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ワイルド・スピードMAX-オリジナル・サウンドトラックワイルド・スピードMAX-オリジナル・サウンドトラック
(2009/09/23)
サントラターシャ

商品詳細を見る

プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン Disc-9?10

2009 - 10/08 [Thu] - 16:12

「プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン」DVD鑑賞★★★★
Disc-9 第16話「マイアミ」、第17話「母」
Disc-10 第18話「VS」、第19話「S.O.B.」
出演:ウェントワース・ミラー、ドミニク・パーセル、ウィリアム・フィクナー、ロバート・ネッパー、他

プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX2 (初回生産限定版)プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX2 (初回生産限定版)
(2009/12/02)
ウェントワース・ミラードミニク・パーセル

商品詳細を見る


プリズン・ブレイク ファイナル・シーズンのDisc-9?10を鑑賞。いよいよクライマックスということもあり、毎回鑑賞中ハラハラドキドキしちょっと疲れてしまいます。スキュラを奪い合い、ついには登場人物たちと深い関わりのある人物が登場し、事態が急速に展開していく。いくつもの試練を乗り越えても、また新たな試練が待ち構えており、なかなか簡単には終わらせてくれない。マイケルたちに明るい未来は訪れるのか?最後まで気が抜けない攻防の数々に終止符を打つのは誰なのか、ラストが気になって仕方がない。

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ハルフウェイ

2009 - 10/06 [Tue] - 20:55

「ハルフウェイ」DVD鑑賞★★
監督:北川悦吏子
製作:日本、2009年
出演:北乃きい、岡田将生、溝端淳平、仲里依紗、成宮寛貴、白石美帆、大沢たかお、他

ハルフウェイ [DVD]ハルフウェイ [DVD]
(2009/08/28)
北乃きい岡田将生

商品詳細を見る
卒業を間近に控えた女子高生のヒロは、ひょんなことから想いを寄せていたシュウと付き合うことに。大喜びするヒロだったが、シュウは地元の北海道を離れ、東京の大学へ通うことを話せずにいた。【MovieWalker】

北川悦吏子が初監督を務める青春ラブストーリー。彼女が手掛けたドラマは数々観てきたのだが、今回の作品は映画というよりは、どこかドラマのような感じにしか映らなかった。北海道の高校に通う高校3年生のカップルが、卒業を目の前にして受験を通じて揺れ動く恋心を描いている。高校生にとって卒業とは大きな節目である。進学する人もあれば社会に出て働く人もいる。長い人生を考えればほんの短い時間かもしれないのだが、高校生の頃にはまだそんな心の余裕などはボクにもなかった。好きな彼女から、志望校を諦めて私と一緒に居て欲しいなどと言われても、当時なら悩み困ってしまうだけ。今ならば可愛いことを言う子ぐらいに思えることでも、10代ならばきっとこの二人のように考えて答えがなかなか見つからないことだろう。そんな甘酸っぱく想いを寄せ合うカップルを、北乃きいと岡田将生が演じている。正直なところ演技というよりは、素のような普通の行動ばかりが目立ち、いちいちカメラも台詞を言っているほうにばかり向けられているので余計に映画を観ている感覚でなくなっていく。岩井俊二も製作に参加しているが、ほとんど彼の作品のように感じられるシーンばかりが目立つ。誰もが通り過ぎていった青春の時間を垣間見れ、ちょっと恥ずかしいような感覚になってしまう。しかしこれは映画なのかと感じられる部分がボクにはあまりなく、何よりも先生役の方があまりにも先生に見えずに呆気にとられてしまった。タイトルの意味不明な言葉は作品を観れば理解できる。長い人生とはわかりつつも、高校生にとっては今が一番大事なのかもしれないと記憶がよみがえってきた作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

フィッシュストーリー

2009 - 10/04 [Sun] - 19:41

「フィッシュストーリー」DVD鑑賞★★★☆
監督:中村義洋
製作:日本、2009年
出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋、渋川清彦、大川内利充、眞島秀和、江口のりこ、山中崇、石丸謙二郎、他

フィッシュストーリー [DVD]フィッシュストーリー [DVD]
(2009/09/25)
伊藤淳史高良健吾

商品詳細を見る
2012年、地球は彗星の衝突によって5時間後に破滅しようとしていた。静まり返った町のとあるレコード店で流れるのは、パンクバンド、逆鱗が1975年に録音した「FISH STORY」。その曲が思わぬ形で世界を救うことに。【MovieWalker】

1975年に解散したバンド逆鱗が最後にレコーデイングした曲である「FISH STORY」を軸として、時空を越えた物語で描かれていくホラ話のようなSFのような物語。伊坂作品の映画化ということもあり期待せずに鑑賞したが、これが意外と面白くて驚かされる。2012年彗星衝突まであと5時間、地球消滅などとまるでSFのような感覚にオープニングからさせられる。そこから時間軸が動き出し、1982年の気弱な青年の話、1999年のノストラダムスの予言にもあった世界の終わりの話になり、タイトルにもなっている楽曲を最後に生み出した逆鱗の75年に時代がさかのぼり、2009年のシージャックへと展開していく。このなんの意味も繋がりもないようなエピソードが、時空を交差しながらホラ話のように進んでいきちょっとした共通点を残しつつ描かれていくのが面白い。セックス・ピストルズのデビュー1年前に登場してしまったパンクバンドである逆鱗。彼らが様々な想いを込めて作った「FISH STORY」という楽曲は、時代を超えて登場してくる人物達になんらかの影響を与えていく。仕舞いには地球の危機を救ってしまうようなホラ話のような影響すら与えてしまうあたりが馬鹿馬鹿しくもあり独創的な世界観を作り出している。75年には届かなかったバンドの想いが、各エピソードに絶妙に組み込まれていくのは観ていて爽快な気分にさせられる。ほんの小さな連鎖が生み出す物語は予想以上に面白かった。音楽を担当したのがせっちゃんというのが個人的には更にポイントが高かった。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

デュプリシティ

2009 - 10/03 [Sat] - 20:14

「デュプリシティ」DVD鑑賞★★☆
原題:Duplicity
監督:トニー・ギルロイ
製作:アメリカ、2009年
出演:クライブ・オーウェン、ジュリア・ロバーツ、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ、他

デュプリシティ [Blu-ray]デュプリシティ [Blu-ray]
(2009/09/18)
ジュリア・ロバーツクライブ・オーウェン

商品詳細を見る
業界トップシェアを誇るライバル会社の新製品開発情報を入手した新進企業のCEOディック。彼はその詳細をつかむため、元MI6のレイをスパイとして潜入させる。だが、先方も元CIAのクレアを雇っており、壮絶なスパイ合戦が繰り広げられる。【MovieWalker】

トイレタリー業界で起こる醜い企業戦争の内部を、産業スパイ達を通じて繰り広げていく諜報戦を描いていくクライム・エンターテインメント。なんだかジュリア・ロバーツの表情がとっても疲れているように見えて老けてしまった印象が強い…。元CIAと元MI6諜報員という普通ではないカップルの二人。嘘吐きは泥棒の始まりなる言葉があるが、スパイなのだからもはや泥棒以前の問題。しかもスパイ同士が付き合うとなると、その辺のカップル同士が嘘を付くレベルではなくなってしまう。何が本当で何が嘘なのかも分からなくなってしまい疑心暗鬼になってしまう。そこに時間軸が過去に戻ったり現在になったりと変化が激しいので、集中力がなくなってきてしまうと取り残されていってしまう。スパイというものの、二人のラブロマンスばかりが中心となっているので、やや飽きてしまう感じは否めない。この二人のロマンスが作品自体の好みを大きく左右してしまうのだが、個人的にはあまり好きにはなれずに序盤からあまり集中して観ることが出来なかった。それなりにどんでん返しも用意されてはいるが、一言でこの作品の感想を語ってしまうと、策士策に溺れるといった感じかもしれない。もう少しスパイらしい内容を期待していただけに拍子抜けしてしまった作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

 | HOME | 

プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

ブログランキング

banner_21

ブログ検索

カウンター

Amazon

フォアフロント

カレンダー(月別)

09 ≪│2009/10│≫ 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新の記事

コメント

最新トラックバック

リンク

カテゴリ

アーカイブ

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。