映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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ROOKIES -卒業-

2009 - 05/31 [Sun] - 21:51

「ROOKIES -卒業-」★★★
監督:平川雄一朗
製作:日本、2009年
出演:佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也、他
rookies
過去の暴力事件で二子玉川学園高校を去っていた川藤が復職した新学期。野球部には赤星と濱中という新入生2人が入部し、3年生となった面々と甲子園を目指す。順調に予選を勝ち上がった彼らは決勝で因縁深き笹崎高校と対戦する。【MovieWalker】

森田まさのりのコミックを原作とし、ドラマ化されて大ヒットとなった「ROOKIES」の映画化。ドラマから映画化される作品が多くなってきたのだが、視聴率や人気があるからといって、必ずしも良質な作品だとは限らない…。原作が好きで当時読んでいたのだが、ドラマはどうも観る気になれずに一度も観ないまま劇場版を鑑賞。先日某マンガ雑誌でニコガク野球部のその後も公開に合わせて読みきりが掲載されていました。読んでいるうちに懐かしくなり映画も気になってしまったのですが、まず一番驚いたのが、ブサイクのはずの平塚を桐谷健太君が演じていたこと。彼はどうみても高校生には見えないのだが、あのキャラ作りがとても面白く、今回の作品の中でも一番おいしい役所だったと思う。他のキャストも原作に忠実にコスプレ?されており、原作ファンとしては一先ず安心しました。若手の俳優たちががむしゃらに演技しているのが好印象だが、お世辞にも上手い演技とはいえないのが残念。しかしこういった高校野球という内容では、逆にあまり上手い演技ではないからこそ良さが引き立つ場面も多々あった。高校球児にとって甲子園は憧れであり夢でもある。その夢に向って直向に努力し、汗や涙を流すシーンは心に響くものがある。ただ妙な間の使い方が多く、泣かせるシーンが要所にあるのがテンポを邪魔しているようにも感じられる。今回新たに赤星と濱中が登場するのだが、赤星がサウスポーでないことに、原作ファンとしては違和感を覚えてしまった。「夢にときめけ明日にきらめけ」を合言葉に、ニコガクナインが夢である甲子園に向かい戦う姿が胸を熱くしていく。ラストのナイン一人一人が川藤に対して思いを熱く語るシーンが印象的であり感動させられる。こういったスポ根青春モノは嫌いじゃないが、映画としての出来としては人気に反比例しているようにしか思えなかった。劇場は若年層を中心にし満員だったが、DVDまで待っても損はないと感じられる。出来はイマイチかもしれないが、やはりこういった作品には泣かされてしまいます。

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スター・トレック

2009 - 05/30 [Sat] - 13:46

「スター・トレック」★★★★
原題:Star Trek
監督:J・J・エイブラムス
製作:アメリカ、2009年
出演:]クリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザッカリー・クイント、サイモン・ペッグ、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、カール・アーバン、レナード・ニモイ、他
startrek
惑星連邦軍の士官候補生ジェームズ・T・カークは惑星連邦軍戦艦・USSエンタープライズのクルーとして宇宙へ旅立つ。ところがトラブル続きで、クルー仲間のスポックから反感を買い、船から追い出されてしまう。【MovieWalker】

1966年にテレビ放送されて人気を呼び映画化をされてきた名作SFシリーズであるスター・トレック。まだボクが生まれる前の作品なのであまりよく知らなかったのだが、予備知識なしでまさかこれほどまでに興奮させられ楽しめる作品だったとは思いもしませんでした。今回は若き日のジェームズ・T・カーク船長とMr.スポックを描き、なぜ人類が宇宙へと進出していったのかを壮大なスケールで描いていく。冒頭でも語ったように、ボクは過去のシリーズを全く知りません。なので若き日のカーク船長とMr.スポックがどのような活躍をしてきたのかもわかりません。実際にそれぞれのクルーなどの細かい人間関係は描かれていなく、やや強引な展開でどんどん進んでいくようにも感じられる。それでも最新のVFXを駆使した迫力に次第に興奮させられていってしまう。ある意味、今までのスター・トレックシリーズを知らなかったので、純粋に物語の世界観に飛び込んでいくことができて、自暴自棄でありながら次第と偉大な父の背中に追いついていくカークに共感できたのかもしれない。そんな船長とエリート隊員のスポックがぶつかり合いながら徐々に距離を縮めていく姿に見えない絆のようなものも感じる。特にMr.スポックの内面の変化の様子が他のクルーとは比べ物にならないほどに丁寧に描かれているので以前からのファンにとっては必見。破天荒な青年カークを演じたクリス・パインからは躍動感を感じ、スポックを演じたザッカリー・クイントは同級生に似ているので妙な親近感を持ってしまいました。惑星連邦軍戦艦・USSエンタープライズに次々と迫りくる事件は手に汗を握ることでしょう。1stシリーズのエピソード0ともいえる今作は、是非劇場の大画面で鑑賞してスリルと臨場感を体験してもらいたい。今までのファンも初めてスター・トレックを知った方も両方楽しめる作品だと思います。観終わった後、満足感のあるSF大作だと感じた。

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ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

2009 - 05/29 [Fri] - 16:23

「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」DVD鑑賞★★★☆
原題:Hellboy II: The Golden Army
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作:アメリカ、2008年
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ジョン・アレクサンダー、ルーク・ゴス、他

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(2009/05/22)
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地獄から召喚された魔物でありながら、人類のために魑魅魍魎を退治するヘルボーイ。そんな彼の前に、鋼鉄兵集団ゴールデン・アーミーを復活させて、人間から地上界を奪おうとする魔界の王子ヌアダが現れる。【MovieWalker】

マイク・ミニョーラ原作のアメコミ作品の映画化第2弾。前作は観ていないが、ギレルモ・デル・トロ監督作品ということで鑑賞してみた作品。予備知識ゼロで鑑賞した率直な感想は、簡単そうなストーリー展開の中にもマニアックな要素が盛り込まれており、しかも要所要所で何か心にうったえかけてくるようなメッセージが込められているように感じられる。短気でお調子者のようなヘルボーイだが、どこか人情味に溢れており昭和のオヤジのような雰囲気すら持ち合わせている。嫌味ばかりを言いながらも繊細な心を持ち、チョンマゲ姿がなぜだか愛くるしい。相棒のエイブと一緒に酒を飲み酔っ払いながら「涙色の微笑」を歌う姿は、姿かたちは鬼のようではあるが、人情味溢れるオッサンという印象を受けてしまう。一般受けしそうもない外見なのだが、こうした憎めないキャラクター設定というものは本当に上手く作り上げたものだと関心してしまう。今回の物語は、エルフ族の王子であるヌアダとゴールデン・アーミーと呼ばれる不滅の最終兵器の復活をめぐって激突する。ストーリーは正直どうでもいいように思う。そんなことよりも独特の世界観や個々のビジュアルなどに注目しながら鑑賞したほうが面白いと思う。宮崎作品に出てきそうな木の精霊や、日本の和を取り入れた衣装などにも注目してもらいたい。肝心のストーリーを蔑ろにしてしまったが、人間に忌み嫌われながらも人間界を守るために戦うヘルボーイに矛盾を感じずにはいられない。こんな異色のヒーローもたまにはいいものですね。

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マンデラの名もなき看守

2009 - 05/27 [Wed] - 15:44

「マンデラの名もなき看守」DVD鑑賞★★★☆
原題:Goodbye Bafana
監督:ビレ・アウグスト
製作:フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・南アフリカ、2007年
出演:ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー、パトリック・リスター、他

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人種隔離政策を敷く、1968年末の南アフリカ。公安局の命令でグレゴリーは、投獄された反体制活動家マンデラの担当看守に。彼の言動を観察して報告するが、しだいにマンデラと心を通わせるようになる。【MovieWalker】

アメリカではバラク・オバマが初の黒人大統領に就任しましたが、この作品は南アフリカ初の黒人大統領であるネルソン・マンデラが、獄中で出会った白人看守との交流を描いた実話に基づいた作品。生誕90周年でマンデラ自信がはじめて映画化を許可した感動作。南アフリカといえばアパルトヘイトをすぐに思い浮かべてしまう。白人が神のような存在であり、差別的に規定する人種隔離政策に対して、国際社会から非難を浴び経済制裁を受けるのは当たり前のことだとも思う。そうしてやっとこの馬鹿げた制度は完全撤廃したのだが、そこまでの道のりは決して簡単なものではなかったのだろう。実際にアパルトヘイトが終焉を迎えたのは十数年前と、改めて考えてみるとつい最近の出来事なのだと感じる。近年までいかに肌の色が違うという事だけで、このような人種間の対立が行われていたかと思うと、人間とはいかに愚かな生き物なのかと痛感させられてしまう。反政府運動の指導者として、27年間に渡り獄中生活を強いられたマンデラ。それでも温和な笑顔で常に希望を持ち続けた精神というものはマネできないと思われる。そんな彼に接することによって、黒人差別主義者だった白人の看守グレゴリーの考えも変わりはじめ、次第にマンデラとの友情も育まれていく。グレゴリーのこうした心境の変化と一緒に、南アフリカの歴史を我々も知っていくこととなる。それと共に、徐々にマンデラに心を開いていき、親睦を深めていく姿を通じて、ネルソン・マンデラという偉大な人物に敬意を表する。史実を基に製作されたので特に大きな展開もないのだが、マンデラという偉人を少し身近に感じられた作品。

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永遠のこどもたち

2009 - 05/24 [Sun] - 14:11

「永遠のこどもたち」DVD鑑賞★★★☆
原題:El Orfanato
監督:J・A・バヨナ
製作:スペイン、メキシコ、2007年
出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン、マベル・リベラ、他

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かつて孤児院だった屋敷を購入し、夫と息子シモンと新生活を始めたラウラ。ところがある日、シモンが失踪してしまう。屋敷の内外で怪現象が続発するなか、ラウラは執念の捜索を続けていく。【MovieWalker】

「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが製作したので、てっきりダークファンタジーだと思い込んでいたが中身は立派なホラーでした。海辺の孤児院で少女時代を過した主人公ラウラが、長い間閉鎖されていた孤児院を30年振りに買取り、障害を持つ子供たちの施設に再建しようと、夫のカルロスと息子のシモンとともに引っ越してくる。そんな中気がかりなのが難病をかかえて、長くは生きられない息子のシモン。神秘的な屋敷で生活していくうちに、シモンは想像力を膨らませていき、空想上の友達と遊ぶようになっていく。心配事を抱えながら入園希望者たちを集めたパーティーの最中に、息子のシモンが突然姿を消してしまう。失踪した息子を探す過程で超常現象に恐怖していくのはまさしくホラー。ボクはホラーが苦手なので、正直あまり観たくもないような映像や効果音などが鳴り響き、次第と気分は沈んでいってしまいました。しかしこの作品は単なるホラーではなく、母親の息子に対する強い愛情を感じさせていく。息子の失踪から始まり、施設の閉ざされ謎を解いていくプロセスは、徐々に母であるラウラの秘められた過去を甦らせていく。30年という歳月を費やしてきた物語が次第に紐解かれていき解明されていった瞬間、大人になったヒロインの魂も安堵していく。大人になれない永遠のこどもたちの為にヒロインがとった行動は、己の過去への決着のようでもあり、我が子に対する海よりも深い母の愛のようにも感じられた。タイトルから張り巡らされた伏線はサスペンス要素や恐怖を煽り、だるまさんがころんだには妙な親近感を抱く。中盤以降まで恐怖に怯えていたが、終盤は母の狂おしいほどの息子への愛で泣かされた不思議な作品でした。

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消されたヘッドライン

2009 - 05/23 [Sat] - 16:48

「消されたヘッドライン」★★★☆
原題:State of Play
監督:ケビン・マクドナルド
製作:アメリカ、2009年
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ロビン・ライト・ペン、ジェイソン・ベイトマン、他
kesareta
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者キャルの友人である国会議員コリンズの不倫スキャンダルが発覚。この問題と別の殺人事件との奇妙なつながりを発見したキャルは、背後に潜む巨大な陰謀を突き止めていく。【MovieWalker】

イギリスのBBCテレビで放送された人気サスペンスドラマ「ステート・オブ・プレイ?陰謀の構図?」を、舞台をアメリカに置き換えて製作されたポリティカル・サスペンス。主演であるラッセル・クロウは相変わらず太りすぎてロン毛が似合っていないし、もう一方のベン・アフレックは相変わらずヒット作に恵まれていないのが気になる。物語はある二つの事件を追っていた新聞記者カルが、何の共通点もないはずの二つの事件が裏で密かに繋がっている事実を突き止めたことから、巨大なアメリカの闇深くへと迷い込んでいくこととなる。主人公カルを演じたラッセル・クロウは見た目は肥満男なのだが、ここ最近骨太な作品に出演が続いており、今回も当たり役といった印象がとても強い。ややごり押しのような演技でグイグイと事件の謎に迫っていき、いつの間にか映画の世界に引き込まれていく。政界と軍事企業が裏で絡み合った巨悪に対して取材活動をしていく新聞記者の姿がスリリングで見応えがある。ネットやライバル会社の熾烈なスクープ合戦など、現代における新聞社の問題なども描かれており、そんな時代に逆行するかのように命懸けで取材していくカルの姿に、本物のブンヤ魂というものを感じる。事件も二転三転していき終始緊張感が漂っていくのだが、ラストでのあの展開は今までの緊張感を台無しにされ、せっかく築き上てきたテーマを崩してしまったような気がする。ラストが違っていればもっと楽しめただろうし、あまり余計な脚色は必要ないと感じさせられた。

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プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン Disc-1?3

2009 - 05/20 [Wed] - 22:01

「プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン」DVD鑑賞★★★☆
Disc-1 第1&2話「スキュラ/オデュッセイア」
Disc-2 第3話「シャットダウン」、第4話「ワシと天使」
Disc-3 第5話「金庫破り」、第6話「チームプレー」
出演:ウェントワース・ミラー、ドミニク・パーセル、ウィリアム・フィクナー、ロバート・ネッパー、他

プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX1 <初回生産限定版>プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX1 <初回生産限定版>
(2009/06/03)
ウェントワース・ミラードミニク・パーセル

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いよいよプリズン・ブレイクもファイナル・シーズンへと突入していきました。シーズン3ではストライキなどもあり、なんだかテンションも下がってしまったので、ファイナル・シーズンでは作品の集大成ともいえる出来栄えで締めくくって欲しいものです。今回はSONAから無事に帰還したマイケルたちが、自分達をハメた組織を相手に奮闘していきます。追われる立場から組織を追う立場になり、黒幕をどうやって追い詰めていくかが最大の見所となっています。今まで登場してきた仲間達と新たな仲間も加わり、様々な手段を用いてスピーディーに目的を達成していく姿に興奮させられます。今後の展開に益々興味を抱かせる内容になっているファイナル・シーズンから目が離せない。

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天使と悪魔

2009 - 05/16 [Sat] - 21:10

「天使と悪魔」★★★☆
原題:Angels & Demons
監督:ロン・ハワード
製作:アメリカ、2009年
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド、他
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謎の秘密結社イルミナティの復活の証拠をつかんだラングドン教授。イルミナティが最大の敵とみなすカトリック教会の総本山たるバチカンに脅威が迫っていることを突き止めた彼は、バチカンを救うために現地へ向かう。【MovieWalker】

「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ第二段となる「天使と悪魔」ですが、原作では今回の作品のほうが世に出たのが早かったのですが、映画化は第二段となっているので不思議な感じがしました。前作はダ・ヴィンチの名画に隠された様々な謎を解き明かしていったロバート・ラングドン。正直前作はあまりにも情報量が多く、原作を読んでいてもテンポについていくのがやっとという感覚でした。今回も謎解きはありますが、原作を未読でもそれなりにテンポについていくことが出来る内容となっている。しかし、制限時間というものがあるためか、なんだか24を遥かに上回るスピード展開となっており、一瞬で謎を解明していくラングドン教授に取り残されていくような感覚に陥ってしまう。ラングドン教授のあまりの行動力とスピードに、呆気に取られたまま上映時間が過ぎていくので、ある意味2時間以上があっという間に過ぎていき長く感じられない。ただ展開があまりにも速いせいか、肝心の宗教と科学との対立の部分の描写が弱いように思われる。ガリレオ・ガリレイを中心とした秘密結社イルナミナティとカトリック教会の現在まで語り継がれる出来事を、もっと丁寧に説明しつつ解明してしていって欲しかったというのが正直な感想。歴史サスペンスなので、ある程度の予備知識はあったほうが楽しめるが、ローマの街並みを堪能できるだけでも十分に楽しめる。それなりに緊張感や臨場感が溢れており、何重にも仕掛けられた謎を解明していくごとにスリルを味わえる。それでもタイムリミットが邪魔をしてしまい、目の前を一瞬で通り過ぎていってしまうような感覚になってしまうような作品。

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アンダーカヴァー

2009 - 05/14 [Thu] - 20:31

「アンダーカヴァー」DVD鑑賞★★★
原題:We Own the Night
監督:ジェームズ・グレイ
製作:アメリカ、2007年
出演:ホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグ、ロバート・デュバル、エバ・メンデス、他

アンダーカヴァー [DVD]アンダーカヴァー [DVD]
(2009/04/24)
ホアキン・フェニックスマーク・ウォールバーグ

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NY市警の警官ジョセフとその父である警視監バートが、ロシアン・マフィア摘発に乗り出す。しかしジョセフは重傷を負い、バートの身にも危険が。家族を捨て、彼らと対立していた次男ボビーはある決意を固めるように。【MovieWalker】

警察一家がロシアンマフィアとの死闘の中で揺れ動く心情を描いていくサスペンス・アクション。主演のホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグが製作にも携っているが、どうもこの二人からはあまり魅力を感じられない…。舞台は1980年代のニューヨーク。警視監である厳格な父親と同じく警察官である優秀な兄。そんな警察一家に育ちながら、一人反発し裏社会で生きている弟。どこかこの家族には溝のようなものが存在し、ちぐはぐとしたような空気が漂っている。そんな関係の中、ある事件をキッカケとして正義感に溢れている父親と兄が銃弾に倒れてしまう。そして弟は自分の意思とは裏腹なまま、警察とマフィアの対立に巻き込まれていってしまう。はじめノワールの雰囲気漂うような感じの内容なのかと思いきや、銃撃戦などのアクションも取り入れ、仕舞いには家族の絆までを描こうとしている。流れ的に妙に焦点が定まっておらずストーリーだけが流れていってしまうので、どうも全てが中途半端な描き方になってきており物足りなさを次第に感じてしまう。父、兄、弟を演じた三人の演技は重厚なのだが、どうも彼らの演技が作品にうまく活かされていないのが残念。そこそこ人間ドラマが描かれていくのだが、どうもこの焦点が定まっていないのが最終的には物語を楽しめない要因になっており、避けられない宿命に翻弄されていく男たちの苦悩を引き出せないでいる。登場人物たちに共感できる部分が少なく、物足りなさを感じてしまう作品だったような気がする。

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ウォーロード 男たちの誓い

2009 - 05/12 [Tue] - 20:31

「ウォーロード 男たちの誓い」★★★☆
原題:投名状
監督:ピーター・チャン
製作:香港、中国、2008年
出演:ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武、シュー・ジンレイ、ウェイ・ツォンワン、クゥ・パオミン、ワン・フイウィン、チョウ・ポー、グオ・シャオドン、シ・チャオチー、他
warlords
19世紀末の清。太平天国の乱で部下を失い、荒野をさまよっていたパン将軍は盗賊団のリーダー、アルフとウーヤンと知り合い、彼らと義兄弟の契りを結ぶ。3人は力を合わせ、太平軍を次々と撃破、西太后の信頼を得るように。【MovieWalker】

19世紀末期のアヘン戦争で腐敗した清朝を舞台とした、三人の男達の友情や絆、そして裏切りを描いた歴史アクション作品。ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武という豪華キャストですが、内容はとても男臭くて骨太なものになっている。中国の歴史ものとなると、「レッドクリフ」などに象徴されるように三国志がまず挙がってくる。今回のお話は三国志よりも古くはなく、太平天国の乱での実話を基に製作されている。三国志と比べればあまり馴染みのない物語だとは感じるのだが、逆にあまりメジャーではないので興味を持ち鑑賞することができました。太平天国の乱で味方の兵を全て失った清のパン将軍と盗賊のアルフとウーヤンが、義兄弟の契り投名状を結ぶことから物語は進んでいく。彼ら三人の活躍によって太平天国軍を次々と倒していき、やっと平和な世の中になりかけていく過程で、三人の考えにも微妙なズレが起きてくる。乱れた世の中を変えようと結束し、志を高く持ち義兄弟の契りまで結んだはずなのに、地位や権力、富などによって心変わりしていく様子は観ていてなんとも切なくなってしまうもの。そんな人間が持つ醜い部分によって、歴史の悲劇は繰り返されてきたのかとも思えて尚更切なくなってきてしまうもの。人間ドラマに視点を当てているのだが、肉弾戦などの戦闘シーンは迫力満点。欲を言えばもっとジェット・リーのアクションを観たかったのだが、それでも彼の演技力と美しいアクションに見惚れてしまう。国の秩序と平和のために戦い、契りを交わした男達に惚れた作品。

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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