映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

  JUKEBOXのナビゲーター   トップページ > 2009年01月  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

歩いても 歩いても

2009 - 01/31 [Sat] - 00:21

「歩いても 歩いても」DVD鑑賞★★★★
監督:是枝裕和
製作:日本、2008年
出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、野本ほたる、林凌雅、寺島進、加藤治子、樹木希林、原田芳雄、他

歩いても 歩いても [DVD]歩いても 歩いても [DVD]
(2009/01/23)
阿部 寛夏川結衣

商品詳細を見る
兄の15周忌のため、再婚した妻とその連れ子を伴って帰郷した良多。なごやかに両親、姉の家族と接する彼だったが、その胸中には、跡継ぎを期待していた兄と自分を比べていた父へのコンプレックスがくすぶっていた。【MovieWalker】

何気ない家族との日常を描いているように見えて、実は家族の情景を絶妙な間合いで表現しているのが窺えるのが、この「歩いても 歩いても」という作品の特徴かもしれない。何気ない日常での出来事というものは、実際に自分自身ではあまり気付かないもの。しかし他人の家庭などにお邪魔したときになど、全く別物の何かを感じずにはいられない。ある夏の日に、年老いた両親の家に長女と次男の家族が里帰りしてくる。その日は15年前に海で溺れた少年を助けようとして亡くなった長男の命日。それぞれが思いを抱きつつ、心の葛藤や感情のもつれなどが、たった夏の一日という中に鮮明に浮かび上がってくる。誰しもが少なからず心の中に闇の部分は持っているだろうと思う。この家族にとって闇ともいえるのが、15年前に亡くなった長男の存在。いくら時間が経とうとも、この家族にとっては忘れることの出来ない存在なのだということが伝わってくる。跡取りを失った父親の失意、兄へのコンプレックスを抱き続ける次男、息子の死に対する執着を持ち続けている母親…。そこにはもう居ないはずの人間の存在が、15年もの長い間この家族にマイナスの影響を及ぼしているのは観ていて辛くなる。特に優しい振る舞いや笑顔で、毒のある言葉を次々と吐いていく母親からは、女の残忍な性格が見えて背筋が凍りそうになる。この作品に描かれていることは、きっと誰しもが覚えのあるものばかりだと思う。何か特別なことが起きる訳でもなく、家族の何気ない一日の生活の中で、これほどまでに色々と考えさせられるとは思ってもいませんでした。人生の喜怒哀楽というものをそっと教えてくれるようなホームドラマ。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

スポンサーサイト

誰も守ってくれない

2009 - 01/28 [Wed] - 21:34

「誰も守ってくれない」★★★☆
監督:君塚良一
製作:日本、2008年
出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、津田寛治、東貴博、冨浦智嗣、木村佳乃、柳葉敏郎、他
dare_mamo
小学生姉妹殺害事件の容疑者として未成年の少年が逮捕され、その家族である船村一家の保護を命じられた勝浦刑事。容疑者の妹・沙織を担当する彼だが、マスコミや“ネットの住民”からの執拗な追跡を受けることに。【MovieWalker】

第32回モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を受賞した作品。この手の刑事ものの作品ならば、通常は事件の被害者を描いたものが大半なのだが、この作品は事件の加害者を描く異色の内容となっている。ボクの記憶では、あまり加害者側を描いた内容の作品は観たことがないように思う。ある事件で殺人者の妹となってしまった一人の少女と、彼女の保護をしながら逃避行する刑事の姿を映し出していくのだが、その背景には現在の社会が抱える様々な理不尽さが浮き彫りとなっていく。 容疑者の家族を守る刑事が存在するということを、この作品を観賞して初めて知りました。公には認められていないが、警察内部にはそのようなものが存在するらしい。率直な意見なのだが、国民の税金を使い加害者の家族を保護するということに抵抗があった。罪のない人を殺し、しかも保護するというのは難しい問題のように感じられる。事件が起これば必然的にマスコミなどの激しい取材合戦が始まる。過剰なまでの取材は、加害者の家族をとことん追い詰めていくもの。所在地はもちろんのこと、現代ではネットなどで簡単に個人情報までもが赤裸々にされてしまう。ネットの怖ろしさというものをこの作品では身に沁みて感じてしまう。祭りと騒ぎたて未成年の少女の写真を露にし、姿の見えない亡者のように追い詰めていく…。散々祭りたてておきながら、新たな事件が起きれば興味がすぐに切り替わる様子は遺憾に思う。プライバシーというものが現代社会では全くないのかと、この二人の逃亡を通じて痛感させられる。匿名という武器で誹謗中傷するネットや、過剰なまでのマスコミの取材は、人の痛みというものを知らない者のすることのように思えてならない。手持ちカメラでの撮影方法は、ドキュメンタリータッチの映像で緊迫感がある。佐藤浩市はあいかわらずの芸達者ぶりで、相手役の志田未来の演技は行き場のない怒りや悲しみをうったえかけてくる。この二人の圧倒的なまでの演技とは対照的に、なぜか松田龍平の演技が妙に光っているように感じられるのが不思議でならない?年々、未成年者による殺人事件が増えてきており、それを報道するマスコミ各社のあり方を深く考えさせられる内容であり、なかなか見応えのあった作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

続きを読む »

レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで

2009 - 01/26 [Mon] - 18:00

「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」★★★★
原題:Revolutionary Road
監督:サム・メンデス
製作:アメリカ、2008年
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャスリーン・ハーン、マイケル・シャノン、デビッド・ハーバー、キャシー・ベイツ、他
r_road
1950年代半ばの米国。郊外の美しい住宅街に住むフランクとエイプリルは、一見幸福な夫婦生活を送っていた。しかし人生の情熱を失いかけた彼らは苦悩し、理想を追い求めて大きな賭けに出る決意をする。【MovieWalker】

リチャード・イェーツの小説を原作に、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演を果たした作品。かつて共演し大ヒットした「タイタニック」同様に、この二人にはきっと輝かしい未来というものは存在しないように思えてならない…。1950年代のある夫婦の夢や葛藤を描いた人間ドラマは、理想的な夫婦に見えるカップルが、徐々にお互いに溝を深めていき、やがては出口の見えない底なし沼にはまっていっていく様子を臨場感溢れる映像でとことん見せ付けていく。物語での1950年代でのアメリカは、飛躍的に経済が発展していった頃なのだが、その中で子供を二人授かり、幸せを掴んだ夫婦に忍び寄る数々の修羅場は、なんとも観るに忍びない光景ばかり。誰しもが若い頃は理想を追い求め、少しでもその理想に近付きたいと願うものだろう。しかし年を取っていくにつれ、理想と現実の狭間で苦悩する日がきっと訪れてしまうもの。逆に理想通りの生活を手に入れたとしても、己の欲望は果てし無く続く場合もある。そんな経験をしたことがある人ならば、この作品に感情移入して鑑賞できると思う。そんな経験をまだしたことがない方は、やや冷めた感情のまま衝撃的な場面を観てしまうことだろう。希望に満ち溢れた生活をしている中に潜む僅かなすき間。そのすき間から何かに気付き、人は虚しさというものを感じていくのだろうか?何不自由のない暮らしをしていても、何かに気付き考えてしまったら、きっと人の心は満たされないままになってしまうのかとおもいしらされた。現状に満足せずに不満ばかりを募らせ理想ばかりを追い求めていると、破滅の道を辿っていくしかないのだと痛感させられた。ケイト・ウィンスレットの狂気に満ちた演技は怖ろしくもあったが、キャシー・ベイツの一瞬見せる表情が何気に一番怖ろしいと感じてしまいました。希望や幸福というものは、絶対に他と比較するものではなく、足元をしっかりと見つめ直し一歩一歩ゆっくりと二人で進んでいくものだと考えさせられた作品。独身のボクには、ちょっとイタすぎるお話でした。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

続きを読む »

007 慰めの報酬

2009 - 01/21 [Wed] - 17:23

「007 慰めの報酬」★★★☆
原題:Quantum of Solace
監督:マーク・フォースター
製作:アメリカ、イギリス、2008年
出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェマ・アータートン、ジェフリー・ライト、ジュディ・デンチ、イェスパー・クリステンセン、他
007nagusame
テロ資金源壊滅の任務を共にした女性ヴェスパーを愛したものの、裏切られたうえに死なれてしまったボンド。彼女を操っていた組織を追ううちに、その幹部を務める謎の男グリーンの存在に突き当たる。【MovieWalker】

前作である「カジノ・ロワイヤル」に続く、ダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンドの第2弾。シリーズ第22弾となる「慰めの報酬」は、前作で愛するヴェスパーを失ったボンドが、彼女を裏で操っていた巨大組織へと迫っていく。設定が前作から1時間後から始まるので、「カジノ・ロワイヤル」は事前にチェックしていたほうがいいと思われます。前作で描かれていた若かりしボンドが、愛する女性を失い、個人的な復讐心が見え隠れし葛藤する姿が垣間見れる。そんな中、同じようにある人物に対して復讐心を持つ女性・カミーユと出会うことにより、二人の復讐心が重なり合っていく。人間味溢れ、どこか完璧ではないボンド像を前作でつくり上げたダニエル・クレイグ。今回もそんなボンドが十分に堪能できる。冷静な装いを見せつつも、心の中は復讐心で満ち溢れ、冷酷非道な復讐鬼といった印象を今回は受けてしまった。特に今回はアクションに重点を置いている。出だしから断崖絶壁での激しいカーチェイス。シエナの古い街並みの屋根での犯人追走撃。パナマ水上でのボートでの攻防劇。砂漠でのホテル炎上劇と、早いテンポでのカット割りのアクションを、息もつかせぬず次々と繰り広げていく。このアクションシーンの数々はエキサイトするシーンばかり。しかしこのアクションシーンは、ジェームズ・ボンド作品というよりは、ジェイソン・ボーンのアクションを観ているような感覚になってしまう。アクションばかりをテンコ盛りにしたせいか、物語の中身がやや薄く感じられ、最終的にはアクションしか印象には残らない悪循環を生んでいる。深い悲しみと怒りの復讐心は、結果的に報酬をもたらしてくれるのか?そんなボンドの心の葛藤があまりにも薄く、テンポの速さに余韻にゆっくりと浸っている時間がない。やはり007という作品には、ちょっとした遊び心あるエンターテインメント要素が欲しいものです。歴代ボンドの好みにもよるだろうが、作品的にはクオリティーが高く見応えのある出来だと感じる。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

続きを読む »

アメリカン・クライム

2009 - 01/16 [Fri] - 23:23

「アメリカン・クライム」DVD鑑賞★★★
原題:An American Crime
監督:トミー・オヘイヴァー
製作:アメリカ、2007年
出演:エレン・ペイジ、キャサリン・キーナー、ジェームズ・フランコ、他

アメリカン・クライム [DVD]アメリカン・クライム [DVD]
(2008/12/26)
アラン・レイザー

商品詳細を見る
1965年、シルビアと妹はアメリカのインディアナ州にあるガートルードの家に預けられる。しかし、生活費の送金が滞ったことをきっかけに、ガートルードの態度が一変する。

元気な女の子というイメージがあるエレン・ペイジ。彼女が主演ということで観た作品ですが、なんとも後味の悪すぎる内容です…。この物語は、1965年アメリカで実際に起きた恐るべき虐待事件を忠実に描いた問題作。シングルマザーのガートルードに預けられたシルビアとジェニーの姉妹が、ガートルードやその子供たちなどに恐ろしい虐待を受ける様子を鮮烈に描く。正直鑑賞しているのが辛くなってしまう。人間は集団になると、なんともおぞましいことを平気でしてしまう生き物なんだと痛感させられる。無抵抗の人間を楽しみながら徐々に苦しめ、やがては命をも奪い去ってしまう。まともな人間のすることではないと思うのだが、実際にこういった虐待というものはなくならない。子供のしつけというものは必要だが、やはり愛のない暴力は絶対にしてはいけない。おしおきと偽り、むやみに子供を懲らしめるのはしつけではない。そんな簡単な分別すら出来ない大人は、子供を持つ資格はないように感じられる。じっと耐え続けるシルビア役のエレン・ペイジの演技が見所。実際の裁判記録から引用された台詞の数々などは、事件の忌まわしい経緯を赤裸々に物語っているように感じられる。

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

チェ 28歳の革命

2009 - 01/12 [Mon] - 20:15

「チェ 28歳の革命」★★★★
原題:Che: Part One
監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作:スペイン、フランス、アメリカ、2008年
出演:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ、エルビラ・ミンゲス、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ、ジュリア・オーモンド、他
che28
若きアルゼンチン人医師チェは、独裁政権に苦しむキューバでの革命を準備するカストロ兄弟と出会う。わずか80人弱で2万もの政府軍を相手にした戦いに臨もうとする彼らの作戦に、チェは参加を決意する。【MovieWalker】

キュバ革命の英雄、チェ・ゲバラの半生を描いた2部作の1作目。徹底的にリアリティーを追求し、派手さはないのだがなぜこんなにもチェ・ゲバラという人物が人々から愛され続け、伝説的な革命家となったかを、ドキュメンタリー的要素を含めた映像で描いていく。チェ・ゲバラという人物を、ボクは正直あまり知りませんでした。フィデル・カストロと共にキューバに革命をもたらした人物。またはTシャツなどに描かれている人物程度の知識しかありませんでした。この作品を観賞するならば、チェ・ゲバラという人物をある程度知らなければ、少々受け止め方が違ってくることだろう。ボクも予備知識があれば、きっと評価はもっと高かっただろうと感じています。カストロとの運命的な出会い、たった82人でグランマ号に乗り込み海を渡りゲリラ戦に挑んだ日々、そしてもっとも印象的だったシーンである、1964年に開催された国連演説での痛烈な北米帝国主義への批判。白黒とカラーなどの映像を織り交ぜながら、異なる時代を鮮明に描いていく。ゲリラ戦などには派手さは全く感じられず、本当の戦場でのリアリティーが映像から伝わってくる。2万人ものキューバ政府軍に挑む中でも、人々に愛情を持って接し、読み書きを若い兵士達に教え、理想を追い求めていく姿がカッコイイ。しかし、革命家といえば響きがいいが、一つ間違えば革命家からテロリストになってしまう虞がある。偏見的な考えかもしれないが、9.11以降だとこういった考えを持つのも普通ではないかと個人的には思えてならない。チェ・ゲバラを全身全霊で演じたベニチオ・デル・トロの迫真の演技が最大の見所。波乱に満ちた39年の人生の生を描いた今作は、間違いなく本気で世界を変えようとした男の魂が伝わってくる作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

続きを読む »

ヒトラーの秘密

2009 - 01/11 [Sun] - 16:53

「ヒトラーの秘密」DVD鑑賞★★★
原題:UNCLE ADOLF
監督:ニコラス・レントン
製作:イギリス、2005年
出演:ケン・ストット、エレイン・キャシディ、クリスティン・トレマルコ、他

ヒトラーの秘密 [DVD]ヒトラーの秘密 [DVD]
(2008/12/05)
ケン・ストットエレイン・キャシディ

商品詳細を見る
ヒトラーと実の姪、アンゲラ・ラウバルとの謎に包まれた愛と死の真相に迫る歴史サスペンス。姪のアンゲラを溺愛し、常に自分の側に置いていたヒトラー。しかし、叔父の過剰な愛情に恐れを感じ始めた彼女は、ヒトラーの自室で拳銃自殺をしてしまう。

今までヒトラーを描いた作品は数多く存在している。歴史上、最も非道な独裁政治を行った人物という認識がボクの中では大きい。ただ、そんな様々な悪行の数々を行ってきた人物ほど、言葉は悪いがこういった映画などで鑑賞する際に面白いものです。今回はヒトラーとその姪であるアンゲラ・ラウバルにスポットを当てて描かれている。ヒトラーはアンゲラ・ラウバルを幼き頃より溺愛しており、常に自分の側においていた。そんな叔父であるヒトラーを、彼女も慕っていた。一見はた目から見れば仲の良い関係にみえるのだが、この二人の仲には近親相姦があったのではないかという説がある。実際に彼女は23歳の時に、ヒトラーの自室で自殺を図っている。その真相については未だに謎のままだが、専門家の間では近親相姦に悩んだ末の自殺ではないかという説が最も強い。そんな歴史の闇に葬られた禁断の史実を、ちょっと変わった角度から描いていく。不謹慎かもしれないが、こういったスキャンダラスなものほど、妙に惹かれる部分が大きいものです。男は女に溺れすぎてもいけないものだが、溺れてしまうのも男の性なのかもしれない。ヒトラーであろうと、男である以上そういったことがあったとしても不思議ではない。しかし、物語の描き方がやや中途半端すぎるために、どうも決定的な何かが足りないように感じられるのが残念。ヒトラーの人生に大きな影響を与えた女性という設定は面白いが、もう少し内容を深く描いて欲しかったと思う。

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

告発のとき

2009 - 01/09 [Fri] - 21:46

「告発のとき」DVD鑑賞★★★☆
原題:In the Valley of Elah
監督:ポール・ハギス
製作:アメリカ、2007年
出演:トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョシュ・ブローリン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー、 ティム・マッグロウ、ジェイソン・パトリック、他

告発のとき [DVD]告発のとき [DVD]
(2009/01/07)
トミー・リー・ジョーンズシャーリーズ・セロン

商品詳細を見る
イラクの戦場から帰還した若き兵士マイクが行方不明に。その知らせを受けた元軍人である父ハンクは調査を開始する。地元の女刑事エミリーの協力を得た彼は、残酷な真実に迫っていくことになる。【MovieWalker】

近年、イラク戦争を描いた作品などは多く見受けられるの。この作品は、PTSD「心的外傷後ストレス障害」という、日本でも多く聞くようになった心の病を題材とした内容になっている。イラク戦争から帰還した兵士などに多くに急増しているらしいのだが、実際に我々の身近にも迫りつつある病なのかもしれないと感じずにはいられない…。事件はごく普通の軍人一家を突如襲った悲劇から幕を開ける。イラクから帰還したはずの息子が、なんの連絡もなしに失踪してしまう。元軍人である父親は、どうしても息子の謎の失踪が信じられずに、自ら息子の失踪を追い続けていき、徐々に見えてくる驚愕の真実を知ることになる。失踪した息子を懸命に捜しつづける父親役のトミー・リー・ジョーンズの熱演が光る。息子の行方があっさりと分かり、次々とつきつけられる残酷な事実を、ただ静かに受け止めていくしかない姿が物悲しい。戦争という大きなテーマではあるが、無駄な要素を一切省いていき、重苦しい雰囲気だけが終始漂い続ける。そんな空気の中で、PTSDを描いているように見えて、実際には人間というテーマで深く描かれているように感じる。戦争がもたらした悲劇は計り知れないが、作品を観賞後、自問自答せずにはいられない虚しい気持ちにさせられる。

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

近距離恋愛

2009 - 01/05 [Mon] - 17:00

「近距離恋愛」DVD鑑賞★★
原題:Made of Honor
監督:ポール・ウェイランド
製作:アメリカ、イギリス、2008年
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン、ケビン・マクキッド、シドニー・ポラック、キャスリーン・クインラン、他

近距離恋愛 [DVD]近距離恋愛 [DVD]
(2008/12/19)
シドニー・ポラックパトリック・デンプシー

商品詳細を見る
大学時代に知り合い、10年来の親友のトムとハンナ。強い絆で結ばれている2人だったが、トムはある日、彼女への気持ちが友情ではなく、愛情なのだと気付く。だが、その矢先、彼女から婚約を伝えられ、介添人を頼まれてしまう。【MovieWalker】

あけましておめでとうございます。今年もJUKEBOXを宜しくお願い致します。
2009年もスタートしましたが、今年最初に観た作品はベタな恋愛映画。特に捻りも無く、ひたすらベタな展開をここまでされてしまうと、さすがに終盤は飽きてしまい眠気が襲ってきます。週末を一緒に10年間も過してきた親友の女性への気持ち。それは気付かないフリをしているだけであって、本当はそれが恋愛感情であるということを、子供じゃあるまいしいい年した大人が分からないはずもない。そんな男が、彼女の花嫁付添人をつとめる羽目になり、なんとか彼女の結婚を阻止しようと悪戦苦闘する姿を描いていく。あくまでラブコメの王道まっしぐらの展開です。そもそもメイド・オブ・オナーとは、結婚式での筆頭花嫁付添い人のことなのだが、この制度が日本にないものなのでイマイチ理解できない部分が多い。花嫁付添い人をテーマにした作品もいくつか鑑賞したことがあるのだが、個人的にあまり当たりだった作品がない。今回も間違いなくハズレくじを引いてしまったようです。今まで友人だと思っていた異性に対して、ふとした瞬間好意を抱く瞬間があるようだが、ボクははじめから女性として見ていない相手は口説かないので、その点がよく分からない。肉体関係という一線を越えてはいないからこその苦悩もあるのだが、その境界線を越える勇気をはじめから出せばいいだけの話のようにも思える。近くに居すぎるからこそ踏み込めない気持ちもわかるが、このような描き方では大人は納得できないものです。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

 | HOME | 

プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

ブログランキング

banner_21

ブログ検索

カウンター

Amazon

フォアフロント

カレンダー(月別)

12 ≪│2009/01│≫ 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新の記事

コメント

最新トラックバック

リンク

カテゴリ

アーカイブ

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。