映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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2008年

2008 - 12/31 [Wed] - 14:59

今年も残すところ、あと僅かとなってしまいました。年々と時間の経過が早く感じる今日この頃ですが、劇場鑑賞する時間は減ってしまいましたが、今年も大好きな映画を楽しみながら鑑賞できたと思います。そんな中、今年も勝手に自分が印象に残っている作品を5本!!
「ダークナイト」、「バンテージ・ポイント」、「最高の人生の見つけ方」、「おくりびと」、「アフタースクール」です。
他にも好きな作品が何本かありましたが、印象に残ったのはこの5本でした。
今年一年もこのような適当ブログにお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。来年もマイペースで好きな映画を鑑賞し、たまに書籍や音楽なども紹介していきますので、お時間があれば立ち寄ってみて下さい。それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

管理人:ワールダー

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ワールド・オブ・ライズ

2008 - 12/28 [Sun] - 20:07

「ワールド・オブ・ライズ」★★★☆
原題:Body of Lies
監督:リドリー・スコット
製作:アメリカ、2008年
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・マクバーニー、アロン・アブトゥブール、アリ・スリマン、他
world_lies
テロ組織のリーダーを捕まえるために活動するCIA工作員フェリス。イラクでの任務で重傷を負った彼は次にヨルダンに潜入するが、現場を知らない上司ホフマンと対立。フェリスは独自の作戦を実行していく。【MovieWalker】

リドリー・スコット監督とラッセル・クロウのタッグも真新しくは無いが、もっと真新しくなかったのはCIAものの中東を舞台とした、対テロ組織という設定だったのかもしれない…。ワシントン・ポスト紙のコラムニストである、デヴィッド・イグネイシャスの原作を基として製作された今作は、最前線で諜報活動を行う超一流のCIA工作員ロジャー・フェリスが、大規模なテロ組織に潜入していく姿をスリリングに描いていく。それとは対照的に、安全な場所から部下を作戦のコマにしか思わない上司が支持を出していくのだが、この対照的な二人だからこそ、レオナルド・ディカプリオ演じる工作員・ロジャー・フェリスに感情移入しやすくなっている。最近のディカプリオは、こういった泥臭い役柄がだいぶ板に付いてきたように感じられる。一方、上司役のラッセル・クロウなのだが、今回は役作りなのか知らないがだいぶ太りすぎており、どうもミスキャストのように感じられる。嘘というテーマを常に背景にしつつ、凄まじい頭脳戦を繰り広げていく。我々が日常では絶対に知り得ることのできないような事を、テロ組織を追い詰めながら見せられていく。情報の為には人命よりも情報を優先する光景は、腹立たしいとしか感じられず、情報の為ならば平気で嘘をつくのが当たり前という考えを理解するのは困難。敵味方関係なく嘘をつき、疑心暗鬼にさせられていく内容は不快だが、この嘘というテーマが齎す情報には、多くの人命が関わっているのを無視できない。作品からは真新しいものを感じなかったが、男達の心理戦はそれなりに楽しめた作品。

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とんび

2008 - 12/22 [Mon] - 20:53

重松清(著) 「とんび」★★★★

とんびとんび
(2008/10/31)
重松 清

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つらいときは、ここに帰ってくればいい。昭和37年、ヤスさん28歳の秋、長男アキラが生まれた。愛妻・美佐子さんと、我が子の成長を見守る日々は、幼い頃に親と離別したヤスさんにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう…。

とんびが鷹を生むということわざがあるが、まさしくこの本に登場してくる親子を表現している言葉に間違いないだろう。両親を知らずに育ったヤスさんは、同じく家族を失った愛妻・美佐子と出会う。そして念願の息子を授かり、家族というものをやっと知ることになる。ただ毎日、息子の成長を見守るだけで幸せが込み上げてくる。ボクはまだ独身なので、父親の気持ちはわからないのですが、きっと子供を持つ親の気持ちは一緒のような気がする。しかしそんなささやかな幸せが、突然の悲劇に襲われてしまう。そこからとんびである父親と、鷹である息子との二人三脚での生活を丹念に描かれている。我が子の幸せだけを願い、悪戦苦闘する毎日だが、そんなことも幸せに思えてくるのが微笑ましいものです。ここまで不器用でいて熱いオヤジというものを、ここ最近あまり見かけなくなってきてしまった。しかしこんな裏表がなく、気性も激しいオヤジであるヤスさんが、読み進めるにつれてとてもカッコイイオヤジに思えてしまう。現代ではこんな真っ直ぐな親子関係はなくなってきているからこそ、昭和の頑固なオヤジが愛おしくさえ思えてきてならない。オヤジの想いがたくさん詰まっており、目頭があつくなってしまう作品です。親と子はいつまで経っても強い絆で結ばれていて、いつかオヤジは息子に自分の背中を越される日を、楽しみに待っているのだろうと感じる。

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K-20 怪人二十面相・伝

2008 - 12/21 [Sun] - 11:53

「K-20 怪人二十面相・伝」★★★
監督:佐藤嗣麻子
製作:日本、2008年
出演:金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史、他
k_20
サーカス団の曲芸師・平吉は、ある紳士から奇妙な依頼を受ける。それは、名探偵・明智小五郎と大財閥の令嬢・葉子の結納式に潜入し、その写真を撮るというもの。だが、それは怪人二十面相が仕掛けたワナだった!【MovieWalker】

北村想の「怪人二十面相・伝」を、いまやアジア各国で大活躍している金城武主演で映画化した作品。第2次世界大戦を回避した架空都市である帝都を舞台に、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品などの金品を強奪していく怪人二十面相。そんな怪人二十面相にまんまと騙されてしまい、世間から怪人二十面相に仕立て上げられてしまうサーカス団の曲芸師・遠藤平吉。無実を証明すべく、名探偵・明智小五郎、その婚約者である富豪令嬢・羽柴葉子などを巻き込み、怪人二十面相の正体を暴こうとしていく。怪人二十面相といえば、小学生の頃に江戸川乱歩の作品を読んで知りました。その大怪盗である彼を少年探偵団を率いて立ち向うのが、名探偵・明智小五郎。この二人は、光と影のような存在であり、永遠のライバル。日本版のバットマンとジョカーのような存在にも重なって見える。しかも今回の怪人二十面相の容姿は、どうしても「Vフォー・ヴェンデッタ」にも見えてきてしまうし、世間知らずのお嬢様と大怪盗とのラブロマンスという設定は、「ルパン三世カリオストロの城」のようにも感じられる。しかも怪人二十面相のモデルはアルセーヌ・ルパンですし、なんだかとても色々な物語が頭の中で複雑に絡み合ってきてしまう…。ある意味余計な予備知識などがないほうが、すんなりと物語に没頭できるのかもしれない。オリジナルストーリーで、ノスタルジックな映像の町並みや、アクションシーンなどはスピード感がありそれなりに楽しめる。ただ、なぜか妙に心に引っかかる部分が拭いきれないまま終わってしまう歯がゆさがある。娯楽作品として鑑賞する分にはいいのだろうが、個人的には腑に落ちない作品だったように感じる。

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地球が静止する日

2008 - 12/20 [Sat] - 11:57

「地球が静止する日」★★★
原題:The Day the Earth Stood Still
監督:スコット・デリクソン
製作:アメリカ、2008年
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、他
earth_still
宇宙からの訪問者クラトゥが巨大な球体とともに地球に降り立った。彼は友好の使者か、それとも人類の敵なのか。科学者ヘレンは政府の依頼でクラトゥの真意を探るが、地上ですさまじい現象が起こる。【MovieWalker】

ロバート・ワイズ監督が1951年に発表した「地球の静止する日」をベースにし、キアヌ・リーブス主演でリメイクされたSFアクション。約半世紀前の古典的なSF作品を、最新のCG技術を用いて現代風に解釈されている。宇宙人の登場=SF作品という概念が個人的にはあるので、今回の予告編などの映像を観る限りでは楽しみにしていました。しかし、楽しみにさせられた予告編での映像の大半が、作品自体の見所となってしまっているために、いまひとつ鑑賞中楽しむことができなかったのが残念。キアヌ・リーブス演じるクラトゥは、「もう待てない」と冷酷に最後勧告を人類に宣告しに来る。それにしてもキアヌ・リーブスはSFが良く似合う役者だと感じる。今回演じたクラトゥは、ほとんど無表情なのだが、それがより一層に人間とは違った生物であるということを表現している。様々な能力を使う万能な生物に対して、ある女性博士とその義理の息子がクラトゥの任務に巻き込まれていく。自分達の愚かな過ちのせいで、地球が死にかけている。そのことに対してもう待てないと言い放つクラトゥに対して、人類はきっと変われるはずと訴えるヘレン。唯一の理解者であるヘレンの懇願を、クラトゥがどう対処していくかが大きな作品のテーマでもあり、我々に対する問いかけのように感じる。クラトゥと共に地球に降り立った巨大ロボットが、アイアンマンに見えてしまい笑いそうになった。銀色をした微粒子のような物体が、イナゴの形をしているというのもなんだか意味不明だったのだが、ヘレンが私達は変われるはずと必死に懇願するたびに、どこかのお国の大統領さんの言葉を思い出してしまうのはボクだけだろうか???取り立てて真新しい部分はないように感じられる作品というのが率直な感想です。

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幻影師アイゼンハイム

2008 - 12/16 [Tue] - 18:13

「幻影師アイゼンハイム」DVD鑑賞★★★
原題:The Illusionist
監督:ニール・バーガー
製作:アメリカ、チェコ、2006年
出演:エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル、エドワード・マーサン、他

幻影師 アイゼンハイム [DVD]幻影師 アイゼンハイム [DVD]
(2008/11/21)
エドワード・ノートンポール・ジアマッティ

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若き天才幻影師アイゼンハイムが、初恋の女性ソフィと15年ぶりに再会する。しかし彼女は、悪名高き皇太子の婚約者になっていた。やがてアイゼンハイムと皇太子は激しく対立し、悲劇的な事件が起こる。【MovieWalker】

ピューリッツァー賞作家である、スティーヴン・ミルハウザーの小説を映画化した作品。この作品なんですが、予告を観た段階である程度結末が予測できてしまったのですが、その期待を裏切らずにそのままの答えでしたので、嬉しいような哀しいような複雑な心境になってしまいました…。時は19世紀末のウィーン。ハプスブルク帝国末期の頃、大掛かりなイリュージョンが大流行していた。その中でも特に、天才幻影師と謳われているアイゼンハイムが絶大な人気を誇っていた。そんな彼が、ある舞台で幼なじみであるソフィと偶然に再開してしまう。彼女とは幼き頃よりの恋仲だったが、皇太子との結婚を控えた公爵令嬢というソフィとの禁断の愛に溺れていくラブ・サスペンス。主演であるエドワード・ノートンは、個人的には好きな役者さんの一人です。彼の甘いマスクと、当時の良質ないでたちが様になっている。若干ヒゲが似合っていないようなきもするが、それなりの品も具わっている。一方ソフィ役のジェシカ・ビールだが、やや品格には欠けてみえるのが残念でした。トリックなどの説明は曖昧であり、サスペンス要素を期待しすぎると肩透かしをくらってしまう危険が高いだろう。やや古典的な部分が強いのだろうが、ラブ・サスペンスとして気楽に観る分には問題ないとは感じる。レトロな色彩漂う街並みや、作品の幻想的な世界観を味わう作品。◆映画ランキング◆

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252 生存者あり

2008 - 12/13 [Sat] - 20:00

「252 生存者あり」★★☆
監督:水田伸生
製作:日本、2008年
出演:伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一、MINJI、山本太郎、桜井幸子、大森絢音、松田悟志、杉本哲太、西村雅彦、温水洋一、阿部サダヲ、他
252
史上最大の台風が東京を直撃し、地下鉄新橋駅が鉄砲水で崩落する事故が発生する。静馬率いるハイパーレスキュー隊が現場の捜索救助を行うなか、隊で用いる“生存者あり”の打音暗号を音響探査機がキャッチする。【MovieWalker】

「海猿」では海上保安庁で大活躍していた伊藤英明ですが、今回は元ハイパーレスキュー隊員でいながら助けられる立場。近頃では伊藤英明=人命救助という設定が定番となってきましたが、今回も突っ込み所満載の不死身の男を熱演しています。タイトルにある252とは、レスキューにおいて生存者ありを示す信号のことらしい。この信号をキーワードとして物語は進んでいく。関東に直下型大地震が発生し数週間後、その影響を受けて東京に巨大台風が襲ってくる。高潮や巨大台風、そして大地震という自然災害の前では、人間という生き物は本当に為す術もないということを痛感させられる。ボクの住む地域は地震が頻繁にあり、尚更自然災害の恐ろしさは身に沁みて感じてしまうもの。恐ろしさが分かるからこそ、こういった安易な設定や安っぽいCGなどではあまりリアリティーを感じない。地下に閉じこめられた元ハイパーレスキューの弟を、地上のハイパーレスキュー隊の隊長である兄が救出する。それぞれの立場を描きつつ救出劇は繰り広げられるのだが、どうも感情移入しにくい場面が多いような気がしてならない。それぞれの役者たちの頑張りは認めるのだが、ラストに近付くにつれて過剰な演出が目立ちすぎていく。これでは感動の場面も白けてしまうもの。しかも要所要所での香椎由宇の演技は、イタすぎて観ていられない。伊藤英明目当てでなければ、あまりオススメはできない作品。◆映画ランキング◆

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特命係長 只野仁 最後の劇場版

2008 - 12/10 [Wed] - 12:01

「特命係長 只野仁 最後の劇場版」★★
監督:植田尚
製作:日本、2008年
出演:高橋克典、櫻井淳子、永井大、蛯原友里、田山涼成、秋山莉奈、西川史子、赤井英和、三浦理恵子、梅宮辰夫、他
tadano
広告代理店・電王堂の会長直属“特命係長”である只野仁に新たな命令が下される。その内容は同社のイベントのメインキャラを務めるアイドルの警護と身辺調査で、彼女は“暗黒王子”を名乗る人物から脅迫を受けていた。【MovieWalker】

柳沢きみおの同名コミックを原作としたドラマが放送されてから、熱狂的なファンが増え続けていきシリーズ化され、今回ついに劇場版までなってしまった人気作品。深夜に放送されていたのですが、シリーズ全部夜な夜な鑑賞していました。昼間は冴えない窓際係長。しかし会長から特命を受ければたちまちヒーローになってしまうという只野仁という男の物語。どう考えてみてもありえない設定や強引な場面などが多く、無駄にエロいシーンなどもある。しかしなぜかそんなおバカ作品なのだが、深夜の時間帯ということもありついつい見入ってしまいます。そんな深夜枠から飛び出し、映画化などという無謀な挑戦をしてしまったのですが、高橋克典を中心としたレギュラー陣は期待を裏切らない活躍?を見せてくれる。鍛え上げた肉体を駆使して、チェ・ホンマンとの対決が見物。こんなありえない対決を観れるのも楽しみとして考えなければ、この作品を観賞するのが厳しくなる。ただ今回は、ありえないことが更に起きてしまった。エビちゃん以上のヘタな演技は観れないだろうと思っていたら、西川史子というとんでもない勘違いな人物が現れてしまった。演技はもちろん酷すぎるのだが、あの濡れ場はもっと酷いとしか言いようがない。映画化するまでの作品ではないということを前提とし、この作品お約束シーンを楽しめる方だけが観ればいい作品だろう。やはり特命係長只野仁は、深夜枠に観るのが一番でしょう。◆映画ランキング◆

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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

2008 - 12/09 [Tue] - 15:07

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」DVD鑑賞★★
原題:Hot Fuzz
監督:エドガー・ライト
製作:イギリス、2007年
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、パディ・コンシダイン、ティモシー・ダルトン、マーティン・フリーマン、ビル・ナイ、他

ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
(2008/12/04)
サイモン・ペッグニック・フロスト

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ロンドンの警察でダントツの実績を誇るマジメ警官エンジェルが、それをねたんだ上層部によってド田舎に左遷されてしまう。やがてその田舎町で怪死事件が発生。エンジェルは相棒と共に真相究明に挑む。【MovieWalker】

日本での劇場公開を求める署名運動が起こり、公開が実現された話題作のようだが、正直ボクの好みではないので、ちょっと困惑気味です…。「ショーン・オブ・ザ・デッド」でその名を知られた監督であるエドガー・ライトの2作目。前作がゾンビ映画ということもあり、嫌いなジャンルなので全く興味すらありませんでした。しかもタランティーノが才能を絶賛しているようですし、尚更苦手な監督の名前までだされたらこっちは御手上げです。ロンドンのエリート警察官が、あまりの検挙率の高さから組織内で妬まれ、ド田舎へ左遷されられてしまう。生真面目すぎる性分からか田舎生活には馴染めない。そんな平穏な村に、次々と殺人事件が起きてしまうのだが、その全てを村人達は事故として片付けようとする始末。あまりにおかしな対応の裏には、ある村の秘密が隠されているのだが、そこからはもうやりたい放題のお祭り騒ぎ状態です。サスペンス、アクション、ミステリー、ホラー要素など、あらゆるジャンルを取り込んでおり、しかも過去の名作のシーンなども取り入れているので、マニア受けは良さそうな感じはする。だが、客観的にそれらの過去の作品などを知らない人が鑑賞したら面白いかどうかは微妙。個人的にはオマージュというよりは、オーバーすぎてやり過ぎとしか受け取れない。そこが面白いのかもしれないが、単なる一部のファン限定という印象としか感じられず、過剰な描写ばかりが目立つ作品としか思えませんでした。笑いのツボが違いすぎたのかな?◆映画ランキング◆

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聖女の救済

2008 - 12/08 [Mon] - 11:27

東野圭吾(著) 「聖女の救済」★★★☆

聖女の救済聖女の救済
(2008/10/23)
東野 圭吾

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会社社長が自宅で毒殺された。女性刑事・内海薫は離婚を切り出されていた妻を直感で疑うが、妻には鉄壁のアリバイがあった。捜査が難航するなか、湯川が推理した殺害方法は、「虚数解」だった…。

二冊同時発売されたガリレオシリーズ最新刊の長篇である「聖女の救済」を読んでみました。前回の短篇である「ガリレオの苦悩」同様、また新たな湯川学の一面が窺える。以前までは白衣姿が多かった湯川だが、だんだんとお洒落な服装だということが判明していく。ドラマの福山雅治のイメージと、より一層湯川のイメージが重なっていくような気がする。今回の敵は、鉄壁のアリバイを持つある女。女性ならではの非論理的なトリックを、どうやって暴いていくかが最大の見所なのだが、個人的には草薙刑事の心境の変化や、内海刑事の女性ならではの着眼点に興味を抱きながら読んでいました。人の内面はとても複雑だが、たった一言で歯車が狂い、その狂い始めた歯車を修復することは困難なことなのだと思い知らされる。犯人が殺人に踏み切るまでの経緯がなんとも切なく感じられる。それにしても同じ男として、ある人物のライフプランはなんとも解せない話だと思う。犯人の人柄と事件の全貌があきらかになったとき、タイトルの意味に納得してしまう作品。

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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