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西の魔女が死んだ

2008 - 07/01 [Tue] - 18:16

「西の魔女が死んだ」★★★
監督:長崎俊一
製作:日本、2007年
出演:サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一、他
the witch of the west is dead
同名の名作児童文学を映画化したハートウォーミングな感動ドラマ。“西の魔女”と呼ばれる不思議なおばあちゃんと孫の少女が過ごす夏の日々を、美しい自然をバックに映し出す。【MovieWalker】

出演者の中で、りょうが一番魔女のように見えてしまったのはボクだけだろうか…?以前、仲良くしてもらっているブログ友達から紹介され、この作品にはとても思い入れがある。その梨木香歩原作の「西の魔女が死んだ」を映画化した作品。魔女である祖母と、孫とのひと夏の心温まるファンタジー。魔女であるおばあちゃん役は、あの大女優シャーリー・マクレーンの娘のサチ・パーカーが演じ、孫のマイ役は新人の高橋真悠が演じている。この子どこかで見た気がすると思っていたら、少し前に地元のテレビ番組に出演していた子でした。それが今ではスクリーンデビューですから凄いことです。物語は、登校拒否になった少女が、西の魔女の家で魔女修行することによって、傷ついた心を癒し少しずつ大人へと成長していく姿を描いている。祖母と触れ合うことによって、徐々に傷ついた幼い心をそっと包み込んでいくかのような、おばあちゃんの優しさがスクリーンから随所に伝わってくる。そんなおばあちゃんの優しさに包まれ心が変貌していく姿は、見ていてなんとも微笑ましい限りです。しかし前半のそんな大切な場面を、どうも雑に描写されているようにしか感じ取れない。悪く言ってしまえば、手抜きというか適当に撮ったとしか思えないような感覚に陥ってしまう。後半部分が特に良かっただけに、この前半部分がとても悔やまれる。出演者の中にも、これはちょっとミスキャストというか、必要性を感じられない人物も見受けられたのが残念でした。魔女修行とは、昔の人ならば誰でも当たり前のようにしていたことだと思う。現代は、様々な物が溢れかえり、時間に追われて過す日々。大自然の中でスローライフを楽しみ、何気ない日々の変化を見つけ穏やかに過し、何事も自分自身で決断する。出来そうだがなかなか出来ない当たり前の事を、おばあちゃんは優しく言葉で教えてくれる。おばあちゃんの言葉一つ一つが、本当は魔法だったのかもしれない。美しい風景が、おばあちゃんの言葉を更に後押して、心に自然と溶け込んでいく。ラストのおばあちゃんから孫へのメッセージは、分かってはいるが涙が止まらなくなってしまう。疲れた心と身体が癒される作品。原作に思い入れが強かっただけに、どうしても腑に落ちないものが残ってしまう…。◆映画ランキング◆

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