映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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Sweet Rain 死神の精度

2008 - 03/29 [Sat] - 19:22

「Sweet Rain 死神の精度」★★★
監督:筧昌也
製作:日本、2008年
出演:金城武、小西真奈美、富司純子、光石研、石田卓也、村上淳、奥田恵梨華、吹越満、他
shinigami
7日後に不慮の死をとげる運命を迎える人間をつぶさに観察し、生き続けさせるか死なせるかの判定を下している“死神”の千葉。そんな彼の新たな判定対象として、あるメーカーで苦情処理係を務める一恵が決定する。 【MovieWalker】

伊坂幸太郎の小説である、「死神の精度」を映画化した作品。伊坂作品の映画化は、今までガッカリさせられてばかりでしたが、今回はどうなのでしょうか?そんな不安を抱えつつ鑑賞しました。死神である千葉の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、その人を1週間観察し、その生死を判断すること。判断とは、実行=死、見送り=生かすということなのだが、千葉の決断はいつも実行…。いつも千葉が人間界へ現れるときは雨。彼は雨男。ミュージックをこよなく愛するというちょっと変わった一面もあわせ持っている。一度も晴れた青空というものを見たことがない。そんな彼が1985年の東京に現れたときもやはり雨。次のターゲットである、幸薄い27歳の女性である藤木一恵との出会いによって、彼に思いがけないような運命が訪れてしまう…。物語は、過去・現在・未来という形で形成されてはいる。そのエピソードの随所で、あるサプライズのようなモノがあるのだが、それがあまりにも解り易い為に、ラストでその答えを知ってもつまらなすぎる。ある意味、バカにされたような感覚にも陥ってしまう。しかしながら、千葉という死神を演技た金城武は、彼の今まで演じたどの役柄よりも素晴らしく感じられた。日本語自体に、あいかわらず違和感があるのだが、その違和感が逆に無国籍風な感じを醸し出し、それによって死神という役が見事にハマってしまう。人間らしく振舞う死神の違和感を、彼の持つ異様な雰囲気が絶妙にマッチしている。小西真奈美、石田卓也などの頑張りもあり、キャスティングによる成功が大きく窺える。しかし、それぞれのエピソードでのツッコミ箇所が多く、無理矢理エピソードを繋げたという感じが残ってしまうのが残念。金城武ファンは大いに楽しめるであろうが、原作のファンなどにはどう映ってしまうかが疑問。気になる方は、劇場で鑑賞されても損はないでしょう?◆映画ランキング◆

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

2008 - 03/28 [Fri] - 17:48

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」★★★☆
原題:MY BLUEBERRY NIGHTS
監督:ウォン・カーウァイ
製作:フランス、香港、中国、2007年
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、デビッド・ストラザーン、他
my blueberry nights
失恋したエリザベスは、恋人の家の向かいにあるカフェに通うようになる。そこで彼女は、店のオーナー、ジェレミーの優しさにひかれていく。それでも失恋の傷をいやせなかったエリザベスは、突然に旅立ってしまう。 【MovieWalker】

昨日までは愛していても、突然の心変わりは起こるもの。心変わりが起きた方はまだいいが、突然なんの前触れもなくサヨナラされてしまう方は戸惑ってしまう。一方的に別れを告げるのは、相手の心を全く無視していることなので、別れるならばきちんとお互い納得いくまで話し合うのが妥当な方法だろう。恋というものは、いつも突然訪れてきて、突然終わりを告げるもの…。恋の終わりを告げられたとき、あなたはどうしますか?主人公であるエイザベスも、恋人の心変わりで失恋してしまいます。そんな時、元彼の家の近くにあるカフェに出入りするようになり、毎晩ブルーベリーパイを食べるようになる。ふと、この作品を見ていて思い出したのだが、過去にブルーベリーパイというものを何度食べたことがあっただろうか?ほとんど記憶にない。あまりカフェでも置いていないことが多いし、やはり人気がないのでしょうか?パイ屋のオーナーのジェレミーが、彼女の為に毎晩ブルーベリーパイを焼いてあげることにより、少しずつ彼女の傷も癒されていく。しかし元彼を忘れることができずに、突然彼女はジェレミーの前から姿を消してしまい旅にでてしまう。ニューヨーク、メンフィス、ラスベガスと旅をしていく。距離というキーワードを絶妙に見せつつ、そこでの出会いにより、愛というものに気付いていく姿が窺える。無国籍な映像と、絶妙なタイミングでの音楽は、ブルーベリーパイのような甘さを作品に漂わせる。この作品が初主演のノラ・ジョーンズは、自然体の演技を見せてくれた。恋に苦悩する男女の美しさというものがとても感じられる。ラストのキスシーンは、まるで絵画を見ているように美しく見蕩れてしまいました。◆映画ランキング◆

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サルバドールの朝

2008 - 03/26 [Wed] - 21:10

「サルバドールの朝」DVD鑑賞★★★☆
原題:SALVADOR
監督:マヌエル・ウルエガ
製作:スペイン、2006年
出演:ダニエル・ブリュール、レオノール・ワトリング、レオナルド・スバラグリア、イングリッド・ルビオ、トリスタン・ウヨア、他
salvador
70年代初頭のスペイン。労働者闘争に身を投じている青年サルバドールは、秘密警察に追われる途中、不慮の発砲事件に巻き込まれ、若い警部を死亡させてしまい…。【シネマぴあ】

スペインでのフランコ政権末期を舞台に、不当な裁判によって死刑判決を受けた若きアナーキスト、サルバドールとその家族や友人の戦いを描く社会派ドラマ。この当時のスペインは、独裁政権そのもの。民衆は自由を求め主張しても、何ら変化もない時代。自ずと独裁政権に対する反発も強まり、様々な活動も目立ち始めてくるのも分かる気がする。特に夢や希望を胸に強く懐いている若い世代には、反発意識も強まるのは自然の成り行きなのかもしれない。この作品の主人公であるサルバドールも、未来を変えたいと願う一人の青年。資金を調達するために、仲間と銀行強盗を繰り返し、その奪ったお金で武器などを調達し活動資金に使っていた。未来を変えたいからといって、何をしても許されるという訳ではない。しかし、そんな時代ならば何もしないよりは、何か行動に起こすしかないとなるのも無理はないことだろう。そんな日々を繰り返していれば、警察からマークされるのは必然の出来事。ある日、彼も逮捕される日がやってくるのだが、不運にもそのもみ合いの中発砲した銃弾が警官の命を奪ってしまう…。その結果、死刑を求刑され25歳という若さでこの世を去ってしまう。しかし彼は、世界一愛されている犯罪者であり英雄。不当な裁きにより処刑を執行された青年の反省を、なんとも赤裸々に描いている。現在でも彼の家族は、不当な判決を巡って戦い続けている。未来を信じ、ただ生きたいと願った青年の姿は、見る者に何かを訴えかけてくる。人が人を裁くこと自体が正しいのかも分からなくなるが、生きたいと願う希望を打ち砕いてしまう、不当な判決だけは許せないことだと思う。◆映画ランキング◆

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犬と私の10の約束

2008 - 03/22 [Sat] - 15:23

「犬と私の10の約束」★★★
監督:本木克英
製作:日本、2007年
出演:田中麗奈、加瀬亮、福田麻由子、佐藤祥太、池脇千鶴、相築あきこ、布施明、笹野高史、高島礼子、豊川悦司、他
inu10
函館で暮らす少女、あかりの家に1匹の子犬がやって来る。その犬にソックスと名づけた彼女は、犬を飼う時は、“10の約束”をしなければならないと母親から教えられる。以後、あかりはソックスと共に人生を歩んでいく。【MovieWalker】

犬と人との約束事を記した、作者不詳の短編詩「犬の10戒」をモチーフにした、一匹のゴールデン・レトリバーのソックスと少女のかけがえのない10年間を描く感動作。鑑賞中、ソックスを観ているだけで涙が溢れてきてしまいました。ソックスが可愛すぎて反則です…。人は生きていれば、それなりに幸福なときもあれば、多少の不幸なときもある。そんなとき、あなたならどうしますか?辛いときや悲しいときなど、そばに動物がいてくれると人は自然と癒されるものです。ボクはあまり動物が好きではなかったので、そういった癒し効果がよくわかりませんが、犬などの動物を飼っている人たちからは、よくそういった話を聞きます。主人公であるあかりの少女時代は福田麻由子、大人になってからは田中麗奈が演じている。あいかわらずこの二人は似ているので、自然とあかりの成長過程を想像できたのだが、いつもながら淡白な演技といった印象が残る。彼女の10年の経過とともに、ソックスと周りの関わりも人それぞれ。ある者は友人として、ある者は家族として、それぞれがソックスを通じて、何かを感じとり心の変化を遂げていく。しかしながら、内面の描写というものが極端に欠けており、ソックスが可愛いというだけで他は何も伝わってこない。人と犬との成長の様子を通じて、それぞれの内面をもう少し丁寧に描写して欲しかったものです。極端な泣かせるシーンなどがなかったのが好感を持てた。しかしラストの手紙と、豊川悦司の日焼けはどうかと思う…?◆映画ランキング◆

ちなみに、犬の10戒とはこういったものだそうです。

1、私と気長につきあってください。
2、私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3、私にも心があることを忘れないでください。
4、言うことを聞かないときは、理由があります。
5、私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
6、私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7、私が年を取っても、仲良くしてください。
8、あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
9、私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10、私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。

もしも犬が人間の言葉を話すことができたら、ボクたちにどんなことを望むのでしょうね?

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犯人に告ぐ

2008 - 03/21 [Fri] - 18:42

「犯人に告ぐ」DVD鑑賞★★★☆
監督:瀧本智行
製作:日本、2007年
出演:豊川悦司、石橋凌、小澤征悦、笹野高史、松田美由紀、片岡礼子、崔洋一、井川遥、石橋蓮司、他
犯人に告ぐ
川崎市で連続児童殺害事件が発生。捜査責任者に任命されたのは、6年前の誘拐事件で犯人を取り逃がした巻島刑事だった。テレビ番組に出演した巻島は、犯人に対して挑発的な言葉を投げかけていく。【MovieWalker】

「クローズド・ノート」の作者としても知られている、雫井脩介の同名ベストセラー小説「犯人に告ぐ」の映像化。この作品は、WOWOWが新たに立ち上げた劇場用映画レーベル、「WOWOW FILMS」の第1弾作品ということもあり、ちょっと気になっていました。1度の失敗により、警視庁とマスコミの双方から激しくバッシングを浴び、深く傷ついた男が6年を経て再び児童事件の捜査に関わり、BADMANと名乗る連続殺人犯の逮捕に死力を尽くす姿を描く。豊川悦司といえば、どうも犯人役というイメージが個人的に強いのだが、本作で初の刑事役という事を知り意外でした。かなりワイルドな感じで、クセのある刑事といった印象だが、これが妙に役柄にハマっているように感じられる。彼の意外な一面を改めて見せられたような気がする。そんな彼が、犯人逮捕にあたって行った行為が一風変わっている。テレビを通じて犯人に語りかける劇場型捜査という方法なのだが、それに対しての視聴者の反応や、警察内部の反応といったところが、見ていて緊張感があり面白い。しかし、終盤からの犯人逮捕に到るまでのプロセスがどうも弱く感じられるのが残念でした。それなりに見応えがあった作品でしたが、もう少しラストをうまくまとめて欲しかったものです…。◆映画ランキング◆

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恋とスフレと娘とわたし

2008 - 03/20 [Thu] - 17:38

「恋とスフレと娘とわたし」DVD鑑賞★★☆
原題:BECAUSE I SAID SO
監督:マイケル・レーマン
製作:アメリカ、2007年
出演:ダイアン・キートン、マンディ・ムーア、ガブリエル・マクト、トム・エベレット・スコット、他
BECAUSE I SAID SO
3人の娘を育てたパティシエ、ダフネの悩みは、末娘ミリーの男運のなさ。こっそりネット広告を使ってミリーの理想の恋人を捜すダフネだったが、ミリーは2人の男性との三角関係に陥ってしまう。【MovieWalker】

若くして夫と死別し、3人の娘を育て上げた母親が、男運のない末娘の身を案じて結婚相手探しに奔走するロマンチック・コメディ。良くも悪くも、子離れ、親離れがなかなか出来ない人たちが結構多いものですよね…?子供のことを心配し、何かと世話をしてしまうのは親ならば当たり前のことかもしれない。しかし、ある程度子供が成長したならば、適度な距離を置きつつ接することも必要だろう。しかし近年、子供に対して異常なまでの愛情を注ぎこむ親を多く見かけるのはボクだけだろうか?この作品に登場している母親も、末娘を心配するあまりに、個人広告を出し結婚相手を募集してしまう有り様。自分の結婚相手くらい、自分で探すのが普通だと思っているボクとしては、そんな事までされたら正直迷惑でしかありません。いい年していつまでも独身でいるボクが言えたことではないのかもしれませんが、ありがた迷惑としか思えてなりません。逆に親からしてみれば、親の心子知らずと思っているのかもしれませんが、子供からしてみれば、小さな親切大きなお世話と思ってしまう気持ちも分からなくはない。 お互いの立場や気持ちも尊重しつつ、うまく付き合っていければ問題はないのですが、こういった親子間の問題というものは、なかなか一筋縄では行かないものですよね。そういった事を面白可笑しく描いているのは結構だが、どうも品格に欠け過ぎており観ていられない。お国柄が出ていると言ってしまえばそれまでのお話だが、個人的にはイライラしながら鑑賞させられた作品です。◆映画ランキング◆

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バンテージ・ポイント

2008 - 03/15 [Sat] - 18:00

「バンテージ・ポイント」★★★★
原題:VANTAGE POINT
監督:ピート・トラヴィス
製作:アメリカ、2007年
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィテカー、ウィリアム・ハート、シガーニー・ウィーバー、エドゥアルド・ノリエガ、他
VANTAGE POINT
サミット出席のためスペインを訪れた米国大統領が、広場での演説中に何者かに狙撃された。シークレット・サービスのバーンズは、観光客やテレビクルーから手がかりを入手し、事件の真相に迫っていく。【MovieWalker】

一つの出来事を、8つの視点から捉え、繰り返して物語が進んでいくのがバンテージ・ポイントの特徴。このスタイルは過去にもあったが、今回のこの作品に関して言えば、なかなかよく出来ていると思う。出だしから大統領狙撃に始まり、間髪を入れずに爆発するというパニック。これはスクリーンから緊張感が伝わってきて、一気に鼓動が激しく揺れ動いていくのが分かる。そこから異なる8つの視点から目撃されたそれぞれの情報を、テープのまき戻しのように何度も繰り返されていく。それが更なる緊張感を与え、終始スピード感を持続されつつ、大統領暗殺の真相へと導かれていく。それぞれの物語が長くも無く、やや短いと感じられる位で終わり、こちらがもう少し見たいと思う気持ちに焦らされているような感覚に陥ってしまう。狙撃を目撃した8人の異なる視点を追いかけるトーマスが、全ての視点から見えた真相は…?たった90分たらずの短い上映時間ではあったが、かなりの満足感を得られた作品です。今年は大統領選挙も行われており、社会的な題材とも言えるのだろうが、欲を言えばもう少し社会性を詰め込んで欲しかったという気持ちもある。そうすれば一級品のサスペンス・アクションとなっただろうと思う。短時間に内容を詰め込みすぎて、少々無理な部分も見受けられたが、スピード感溢れるアクション作品としては満足な一本。久々に興奮しながら鑑賞してしまいました。◆映画ランキング◆

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ウェイトレス?おいしい人生のつくりかた

2008 - 03/14 [Fri] - 16:31

「ウェイトレス?おいしい人生のつくりかた」DVD鑑賞★★★★
原題:WAITRESS
監督:エイドリアン・シェリー
製作:アメリカ、2006年
出演:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、エディ・ジェミソン、ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス、エイドリアン・シェリー、他
waitress
米国南部のダイナーで働くジェンナはパイ作りの名人。そんな彼女がしっと深いダメ亭主との子を妊娠してしまう。落ち込んだジェンナは、産婦人科の担当医ポマターと恋に落ち、ますます混乱していく。【MovieWalker】

田舎町でウェイトレスとして働くジェンナはパイ作りの名人。彼女の作るパイには、それぞれちょっと変わった名前が付けられる。そんなちょっと変わった名前を考えながら、頭の中で様々なパイのレシピが完成されていく。しかし、そんな様々なレシピが完成されていく裏には、嬉しい出来事やちょっと困った出来事などを経て、独創的なパイが焼きあがっていく。独創的なパイたちは、まるで彼女の人生のように、深くちょっとほろ苦い味わいなのだろう。そんな彼女に、突然望まない妊娠が発覚してしまう。女性ならば、きっとそういった場面に直面したならば多少の不安は抱くものだろう。しかも予想外の妊娠で、自分に依存的で暴力的な夫ならば尚更だろう…。妊娠をキッカケに、人生が変わってしまうことも時としてある。実際に身の周りにも、妊娠し結婚し育児に追われる日々を過している女性は何人も居る。独身時代とは違い、子供中心の生活に夢や希望を失いかけている方も時折見かける。それとは逆に妊娠、出産を経て、思いがけない喜びや幸せを子供から与えられた人もいる。人それぞれ価値観の相違はあるだろうが、前者よりも後者の方でありたいと願うのが自然だろう。主人公であるジェンナも妊娠をキッカケにして、自分自身を見詰め直し、夢に向かい歩み始めるための準備期間を設け、本当の自立を成し遂げる。登場人物たちが、自分の周りに一人はいそうな人たちばかりで、個性的で面白い。これがまた作品を引き立てている。人生はパイのように甘くはないが、人生を重ねた分だけ深みのある独創的なパイに仕上がっていくのだろう。女性にオススメの作品です。◆映画ランキング◆

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ジャンパー

2008 - 03/12 [Wed] - 00:41

「ジャンパー」★☆
原題:JUMPER
監督:ダグ・リーマン
製作:アメリカ、2007年
出演:ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイミー・ベル、ダイアン・レイン、レイチェル・ビルソン、他
jamper
弱気な青年デヴィッドは生命の危機にさらされた場面で、自身に瞬間移動の能力が備わっていることに気づく。数年後、家出した彼は“ジャンパー”の能力を駆使して、自由気ままな暮らしを送っていたが、ある日…。【シネマぴあ】

スティーヴン・グールドの傑作SF小説を映画化したSFアクション。世界中何処へでもテレポートできてしまう、ジャンパーという特殊な力を手にした主人公。一瞬のうちに世界中、行き先無制限という旅を味わえたらどんなに楽しいことか…。しかし力を得たからといって、悪いことに使ってしまうのは若気の至りでは済まされない。やりたい放題をし、銀行から大金を盗み、好き放題に生活しているところに、やがてはそのツケを払うときが自ずとやってくるもの。やがて主人公はジャンパーを抹殺することを使命とする組織が存在し、自分が追われていることに気づく。そこから世界中での戦いに発展していき、自分以外にもジャンパーが存在することに気付き、何千年も続く熾烈な戦いの渦中へと足を踏み入れてしまう。内容的に全く説得力もなければ、主人公のバカさ加減に腹をたててしまう。テレポートという力の発想だけで、よくここまで意味のない作品を作れたものだと、ある意味関心すらしてしまいそうになる。脚本が最悪なだけに、見所といったら世界各地の風景くらいしかない。しかも東京に来る意味が全く感じられず、もうその時点には御手上げ状態でした。こんな安易な発想で映画を作ってしまうハリウッドの資金力に驚きを隠せない作品。ヘイデン・クリステンセンの演技は、スター・ウォーズの頃と同じでヘタすぎて観ていられない。劇場鑑賞するだけ、時間の無駄でしょう。。。◆映画ランキング◆

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ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008 - 03/08 [Sat] - 17:25

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」★★★
原題:HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS
監督:クリス・ワイツ
製作:アメリカ、2007年
出演:ニコール・キッドマン、サム・エリオット、エバ・グリーン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ダニエル・クレイグ、他
lyra_2
英国のオックスフォードにある学生寮に住む12歳の孤児の少女ライラ。謎の組織による子どもたちの誘拐事件を暴くため、彼女は真実を示す黄金の羅針盤を手にして北へ旅立つ。【MovieWalker】

イギリスで人気のファンタジー小説3部作。その第1部を映画化。現実世界と似たパラレルワールドに住む少女が、すべての世界を巻き込む戦いの鍵を握る壮大な冒険ドラマ。ファンタジーもので3部作となると、大作で期待も高まってしまいがちだが、確率的にはあまり面白くない作品も多いのが現実です…。世界的ベストセラーとなったフィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー。製作はロード・オブ・ザ・リングの手掛けたニューラインシネマ。しかし、世界観はあまり似てはいないので、大人も楽しめそうなファンタジーものといった印象を受けた。主人公であるライラは、お転婆で平気で嘘をついてしまう女の子。そんな何処にでもいそうな子が、真実を示す黄金の羅針盤を唯一読むことが出来る人間でいて、世界の未来を左右する重大な使命を負っている。毎度ながら、子供にこんな重い使命を押し付けるのはご都合主義としか思えてならない。ファンタジーは正直好きでもないし嫌いでもないが、子供だから何でも出来てしまう点が納得いかない部分です。しかも住む世界は、我々の住む世界と似て非なるパラレル・ワールド。人間がそれぞれ連れて歩くダイモンという守護精霊、魔女、鎧熊など、大半に使われているCGなども含め、視覚の部分で楽しめる部分はそれなりにある。しかし、肝心な部分である内容がチンプンカンプン。色々と謎は多いが、それは続編を鑑賞しない限りは理解困難であろう。ただ、あなたの父親と母親はあの人です!というやりとりはなんなんでしょう???子供騙しも程々にしていただきたいものです。ある程度旅の目的をもう少し詳しく示さなければ、鑑賞するのが苦痛になってきそうな雰囲気の残る作品。あまり期待せずに、気楽な気持ちで鑑賞することをオススします。◆映画ランキング◆

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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