映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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キャンディ

2008 - 02/28 [Thu] - 15:23

「キャンディ 」DVD鑑賞★★★
原題:CANDY
監督:ニール・アームフィールド
製作:オーストラリア、2005年
出演:ヒース・レジャー、アビー・コーニッシュ、ジェフリー・ラッシュ、トニー・マーチン、他
candy
詩人志望の青年ダンと画家の卵のキャンディが結婚した。経済的に苦しい日々を送るなか、キャンディの妊娠が判明。それを機にドラッグを絶とうとする2人だったが、悲しい運命をたどることに。【MovieWalker】

ジャンキーと娼婦の若きカップルの、ドラッグに溺れて堕ちていき、その中で必死にもがきながら愛し合う姿を刹那的に描いている。酒、ギャンブル、セックス、そしてドラッグなど、興味本位で手を出してしまうとなかなか抜け出せずに苦しんでしまうケースが多い。何も後先考えずに行動してしまうことは、血の気の多い若い頃ならば誰しもが一度はやってしまいそうなこと。若気の至りで無茶をしたと、笑い話で済むならまだいいのだが、このカップルのように取り返しのつかない事態にまで到ってしまったらならばおしまいです。この作品を単なるラブ・ストーリーと言ってしまえば簡単に済む話なのだが、現実に身近に起こりうることとして鑑賞してみると、また違って見えてくる。最近つくづく感じていることなのだが、自堕落な日々を淡々と過している人が多く見受けられる。一歩外の世界に赴けば、強いストレスなどを多く感じてしまう。そこからすぐに逃げ出し、現実逃避してしまう。忍耐力というものが、昔と比べると明らかに少なくなってきているように思えてならない。ドラッグに溺れ、愛する人を自分の世界に引き込み、お互いの絆が深まったと思うことはまやかしでしかない。ドラッグで快楽に浸っても、すぐに天国から地獄への奈落の道が待ち構えているだけ。そこまできてしまったら、人間をやめるのかドラッグをやめるのか、二者択一を迫られるしかないのでしょうね…。ちなみにキャンディとはドラッグの隠語なのだが、甘い誘惑に負けない強い意志を持つことが大切なことなんだろうと思う。◆映画ランキング◆

この作品でジャンキーを演じていたヒース・レジャーが、先月亡くなられた。死因は、偶発的な薬物過剰摂取による事故死。なんとも皮肉なことなのかと、この作品を観賞後しみじみと感じてしまった…。

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サッド ヴァケイション

2008 - 02/27 [Wed] - 15:54

「サッド ヴァケイション」DVD鑑賞★★
監督:青山真治
製作:日本、2007年
出演:浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄、オダギリジョー、光石研 斉藤陽一郎、辻香緒里、川津祐介、とよた真帆、他
sadvacation
中国からの密航者を北九州に手引きしていた健次が、自分を捨てた母親と再会する。やがて健次は、復讐心を秘めながら、母親と暮らし始める。だが、次第に彼の心は母の存在の強さに惑わされてしまう。【MovieWalker】

「Helpless」、「EUREKA ユリイカ」に続く、北九州三部作の終章として、運命に翻弄される男たちを包み込むかのような、芯の強い女性たちのドラマをつづる。監督の同名小説の映画化。先に紹介した作品は未見ですので、ボクには全く内容が理解出来ないまま鑑賞した作品になってしまいました。健次役の浅野忠信と梢役の宮崎あおいは、同名役で出演しているらしい。他にもオダギリジョーをはじめとする個性のある役者の共演となっているが、なんだか上手くかみ合っていないような印象を受ける。特に石田えりは異色だ。なんだか彼女が出てくると違和感しかない。その息子役が浅野忠信なのだが、どう考えても無理がある設定にしか思えない。その親子の設定で、更に変な違和感が終始纏わりついてしまう。健次は母親に捨てられ、父親は自殺し、親を知らずに育つ。ひょんなことから母親と再会し、そこから様々な過去を背負う人々との共同生活を経て、逃れられない奇妙な縁を感じていく。ハッキリ言ってしまえば、御都合主義の内容としか受け止めることが出来ず、変にネガティブな空気が漂っている。好きか嫌いかと聞かれれば、間違いなく嫌いな部類に入る作品です。出演者に好きな俳優がいれば鑑賞しても楽しめるかもしれない?ネットで調べてみると妙に評価が高いようだが、理解するには難しく、ボクには鑑賞するのが苦痛にしか感じられなかった作品です。◆映画ランキング◆

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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

2008 - 02/24 [Sun] - 17:07

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」DVD鑑賞★★☆
監督:吉田大八
製作:日本、2007年
出演:佐藤江梨子、佐津川愛美、永作博美、永瀬正敏、山本浩司、土佐信道、上田耕一、谷川昭一朗、他
funuke
女優を目指して上京した澄伽が、両親の訃報を聞いて故郷に帰ってきた。彼女は女優になれない怒りを妹の清深にぶつける。それは、上京資金を稼ぐため売春していた姉を、妹が漫画に描いて投稿し掲載されたからだった。【MovieWalker】

本谷有希子の同名舞台劇を佐藤江梨子主演で映画化。自意識と自己愛にみちたヒロインを取り巻く陰鬱な人間模様を、ブラック・ユーモアたっぷりに描き出している。携帯の電波も入らないようなド田舎。両親の訃報を受け、東京から4年ぶりに長女の澄伽が帰ってくる。女優を目指してはいるが全く売れずに、自分が売れない責任は妹の清深のせいだと思い込んでいる有り様。こういった自意識過剰な性格の女性というものは、なんとも腹立たしいかぎりです。実力も無く傲慢でいて勘違い女。そんな澄伽役に佐藤江梨子がピッタリとハマっています。演技力の無い設定なのだが、彼女自身も演技力が全くないので、演技なのか素なのか分からなく笑えてしまいます。売れない芸能人の女性を昔何人か知っていましたが、どうも皆さん性格に問題があるように思えてなりません。顔やスタイルは確かに其れなりにいいのですが、普通にお付き合いするのは難しいものです。この作品は、大抵家の中での出来事のみで進められていくが、佐藤江梨子と佐津川愛美の演技がどうも下手すぎて見ていられない。兄である永瀬正敏の、何を考えているのか分からない演技や、その妻である永作博美の笑顔の裏にある秘めたる想いなどっといった演技が台無しになっている。ある意味この二人の演技がなければ、もっと酷い作品になっていたように思われる。個人的には嫌いな部類に入る作品だったが、ツボに入ればそれなりに楽しめそうな作品です。◆映画ランキング◆

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エリザベス:ゴールデン・エイジ

2008 - 02/22 [Fri] - 22:53

「エリザベス:ゴールデン・エイジ」★★★☆
原題:ELIZABETH : THE GOLDEN AGE
監督:シェカール・カプール
製作:イギリス、フランス、2007年
出演:ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライブ・オーウェン、リス・エバンス、ジョルディ・モリャ、アビー・コーニッシュ、サマンサ・モートン、トム・ホランダー、他
elizabeth
1585年、イングランド。プロテスタントの女王・エリザベス1世は、カトリック派からの暗殺の危機にさらされていた。そんな折、彼女は航海士のローリーにひかれるが、未婚の誓いを貫くため、侍女のベスを彼に近づける。【MovieWalker】

シェカール・カプール監督とケイト・ブランシェットが再びコンビを組んだ、エリザベス女王の黄金時代に焦点当てた歴史ドラマ。前作の「エリザベス」は約10年前となるりますが、恥ずかしながらほとんど記憶にありません。しかし、ケイト・ブランシェットという女優を知るきっかけとなった作品ではあり、彼女自身の出世作ともなりました。今回はスペインの無敵艦隊との宗教戦争や、暗殺計画、禁断の恋などが壮大なスケールで描かれている。当時のイギリスについては、世界史などで学生時代に多少は勉強したが、プロテスタントとカトリックといわれても、無宗教のボクにとってはあまりピンとこないものです。そういった時代背景が少々ややこしいという印象が強いのだが、ケイト・ブランシェット演じるエリザベス1世の姿を見ていると、揺るぎない信念で王の威厳を放つ演技に、ただただ圧巻されてしまう。まるで本当にエリザベス1世が彼女に乗り移ったかのような演技は必見です。他にも華やかな衣装やウイッグの数々はとても豪華絢爛。宗教問題に権力闘争、欧州列強の侵攻の危機、スコットランドのメアリー女王が逃亡してきて王位を主張するなど、彼女を脅かす火種が数々ある中、女王として一人の女性として悩む姿が痛ましい。君主として生きていかなければならない女性の苦悩が、スクリーン全体から伝わってくる。ヴァージンクイーンの誓いを胸に秘め、女王としての威厳と気品、孤独と欲望などを繊細に表現したケイト・ブランシェットの演技力に感服します。ただ、クライブ・オーウェンとサマンサ・モートンに違和感が残ってしまうのが残念…。◆映画ランキング◆

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キサラギ

2008 - 02/20 [Wed] - 11:42

「キサラギ」DVD鑑賞★★★★☆
監督:佐藤祐市
製作:日本、2007年
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之、他
kisaragi
自殺した売れないアイドル・如月ミキの一周忌に、彼女の熱狂的ファン5人が初めて顔をそろえた。家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘というハンドルネームを持つ彼らは、ミキの死に不審を抱き推理を始める。【MovieWalker】

自殺したアイドルの1周忌に集まった5人の男が、如月ミキの死の真相について壮絶な推理バトルを展開するワンシチュエーション・ドラマ。始めから終わりまで、一室に集まった登場人物たちの会話のみによって物語は進められていく。これは脚本が面白くなければ成立しないであろう方法です。なんの変化も無い空間で、上映時間中観客を物語りに惹き付けるためには、会話のみで作品の面白さを伝えるしかない。これは一つ間違えれば、とんでもない駄作に成りかねなく、ハイリクスを伴う手法であると思われる。しかし、本当に練りに練られた脚本で面白いものならば、こんなにも単調なシーン一つでも、十分に魅了されてしまう。更に、個性派の役者が5人も揃えば、鬼に金棒です。いくら脚本が素晴らしくても、役者が大根では話になりません。ビジュアル的に整った顔の家元とスネーク。デブの安男にちょっとクセのあるオダ・ユージに、オカマ風なイチゴ娘。それぞれが強い個性を出しつつ、見事なまでの言い回しで、より一層この作品の魅力をひきたてている。如月ミキの死の真相とは一体何なのか?本当に自殺だったのか?もしくは他殺だったのか?それとも…?ある人物の情報源を基に、思わぬ展開へと進展していく。二転、三転としていく展開は、予測不可能な結末へと導いてくれることでしょう。シリアスな部分は少ないので、あまり肩に力をいれずにリラックスして楽しむと面白みが増すことでしょう。要所での微妙な笑いも楽しみの一つです。頭を少し使いながら、楽しみながら鑑賞することをオススメします。久々に本当に面白いと感じた邦画作品でした。出来れば如月ミキの顔は、最後まで見たくはなかったです…。◆映画ランキング◆

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明日、君がいない

2008 - 02/17 [Sun] - 22:56

「明日、君がいない」DVD鑑賞★★★★
原題;2:37
監督:ムラーリ・K・タルリ
製作:オーストラリア、2006年
出演:テレサ・パルマー、ジョエル・マッケンジー、クレメンティーヌ・メラー、チャールズ・ベアード、サム・ハリス、フランク・スウィート、マルニ・スパイレイン、他
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イジメ、異性関係、家族の問題などの悩みを抱え、それを内側にしまい込んだ若者たちが通う高校。いつものように表面上は穏やかに見えたその日、午後2時37分に取り返しのつかない悲劇が起こる。【MovieWalker】

いつもと何ら変わらぬ平凡な一日を過す。それは当たり前のようだが、時としてそのいつもと変わらぬ一日に、何かが起こることもある。見慣れた風景である教室や校庭などで、6人の高校生たちは午後2時37分に平凡な日常を大きく変えてしまう悲劇を体験してしまう。時間の経過をうまく利用しながら、それぞれの生徒の視点で物語りは進められていく。十代の頃は、誰にも言えない悩みや苦しみといったものがいくつかはある。そんな苦しみを抱えながら平凡な日常を生活している。しかし、その苦しみが時として、とてつもないプレッシャーとして自分自身に襲い掛かり、押し潰されそうになってしまう。そういう経験をしながら、少しずつ大人に成長していくものだとは思うのだが、中にはそのプレッシャーに押し潰され、自ら命を絶つ者も出てくる。そういった現実というものは、その時になってみないと分からない事が多くある。そんな悲劇が起きる午後2時37分、6人の高校生の時間の経過と共に、自ら命を絶とうとしたのは誰なのか、その理由は一体なんだったのか?そんな重いテーマを投げ付けられながら鑑賞させられた作品です。監督であるムラーリ・K・タルリは、友人を失ったことにより、自らも自殺を図ったという経緯の持ち主。そんな実体験を基にして、若干19歳という若さで脚本を書き上げ、2年の歳月をかけて完成させた。高校生達が個々に抱える様々な問題は、我々のすぐ目の前にもあるような事なだけに、彼らの姿を見ているのが痛々しい。監督の才能は素晴らしいと感じたのだが、見ていてとても辛くなってしまう作品。◆映画ランキング◆

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L change the WorLd

2008 - 02/16 [Sat] - 16:31

「L change the WorLd」★★
監督:中田秀夫
製作:日本、2008年
出演:松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子、福田響志、佐藤めぐみ、南原清隆、平泉成、藤村俊二、鶴見辰吾、高嶋政伸、他
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あらゆる事件をモニター越しに解決してきた名探偵L。彼はキラの野望を阻止するために究極の決断をし、残された23日間、からだを張って事件に取り組んでいく。そんな彼の前に、人間が作った“死神”が立ちはだかる。【MovieWalker】

本当にこの作品の主人公は、Lなんでしょうか???
DEATH NOTEシリーズで、キラと名勝負を繰り広げてたもう一人の主人公であるLにスポットを当てたスピンオフ作品。デスノートは原作が大好きだったので、劇場公開された2作品はもちろん鑑賞しました。原作の世界観を崩さずに、映画オリジナル部分も含めつつクオリティの高い作品に仕上がっていました。今回はキラ事件解決のために、23日の余命を選択したLの姿を描いている。これは原作にも無いストーリーなので、誰も知らないLの姿が見れると期待していました。が、蓋を開けてみればなんともお粗末な内容で、見事に期待を裏切られたというのが本心かもしれません。そもそもデスノートの最大の魅力は、キラとLの卓越した頭脳戦や心理戦に、死神というオカルト要素を盛り込み、完成度の高い脚本だからこそ魅力のある作品に仕上がっていると思う。しかし、今回のこのスピンオフ作品に関しては、頭脳戦や心理戦などは殆ど無く、バイオテロ事件などという幼稚な発想のシナリオで構成されている。監督も少々ホラーものが得意だからといって、安易な考えだったのではないだろうか?更に酷い事に、松山ケンイチ君以外の演技がヘタクソすぎて見ていられない。特に南原清隆に関しては、怒りを通り越して呆れて言葉を失ってしまう程ですし。。。あれでは頑張ってイイ演技をしている松山ケンイチ君が可哀相です。彼一人で頑張っても、他に足を引っ張られては終わりです。一人の天才の力だけで世界が変わらないように、一人がイイ演技をしても作品は変わらないということがよく分かりました。ニアの容姿がイメージと違いすぎたのが残念。主役のLを差し置いて、福田麻由子の淡々としていて、感情移入しにくい演技ばかりが目立つ。Lの持つ魅力が全く活かされておらず、終始物足りなさを感じてならない。一夜漬けのような脚本で、所詮はテレビ局の金儲け作品という印象が残った作品。◆映画ランキング◆

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チーム・バチスタの栄光

2008 - 02/12 [Tue] - 02:04

「チーム・バチスタの栄光」★★★
監督:中村義洋
製作:日本、2008年
出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎、野際陽子、平泉成、國村隼、他
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“チーム・バチスタ”と呼ばれるエリート医師集団。彼らの手術中に3件連続で患者が死亡した。内部調査を任された心療内科の女医・田口は事故と判定するが、報告書を読んだ厚労省の白鳥は、田口と共に再調査に乗り出す。【MovieWalker】

「このミステリーがすごい!」第4回大賞を受賞した、ベストセラー小説を映画化した医療サスペンス。原作はまだ味読であるが、ミステリー特有の緊張感というよりは、どうも変なコメディー要素が強い感じがする…。有能な心臓手術チームに起きた3度の連続術中死をめぐり、内部調査を任された女性医師・田口と、破天荒な切れ者役人・白鳥のコンビが真相を究明していく。この二人、全く噛み合っていないように見えるものの、何処か変に息が合っているようにも感じられるので不思議である。成功率60%の心臓手術でありながら、驚異的な26連勝という手術記録を達成してきたチームが、突如として3度の術中死が発生してしまう。成功率が100%ではない以上、リスクはつきものということは分かる。しかし、その術中死が故意的なものであったならば話は別です。命を助ける医師が故意犯と分かれば、許されることではありません。患者は医師を信頼し、自らの命を委ねるのですから、医師にそんな人間は絶対にいてほしくないものです。物語の中では7人の中に犯人が存在します。その犯人を追及していく過程がどうも薄っぺらく、説得力がないのが残念。田口と白鳥のコミカル色が強く、個性的な医師たちのキャラが薄れてしまっているように感じる。爽快感をだそうとしたソフトボールシーンなどではなく、事件の問題点などをもう少し詳しく描いて欲しかった。中途半端なコメディーよりも、山口良一がギターを弾きながら歌っていた「レモンティ」が一番笑えた。◆映画ランキング◆

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ラスト、コーション

2008 - 02/11 [Mon] - 15:15

「ラスト、コーション」★★★★
原題:色・戒/LUST,CAUTION
監督:アン・リー
製作:アメリカ、中国、台湾、香港、2007年
出演:トニー・レオン、ワン・リーホン、タン・ウェイ、ジョアン・チェン、 トゥオ・ツォンホァ、他
3rdPOSTER
若く美しい女子学生ワンが、日本占領下の上海で抗日運動に参加する。やがて彼女は女スパイとなって、暗殺のターゲットである特殊機関の大物イーに接近。しかし2人は危険な愛に身を焦がすことに。【MovieWalker】

第64回ベネチア国際映画祭で、金獅子賞と金のオッゼラ賞を受賞したアン・リー監督最新作。「ブロークバック・マウンテン」で禁断の同性愛を描き、今回は女スパイと政府の特務機関に就く男との許されない愛を描いている。R-18指定ということもあり、過激なセックスシーンばかりが話題となってはいるが、男と女のやりきれぬ切ない想いが繊細に描かれている。この作品のタイトルには、ある意味が込められている。まずLUSTには肉欲、色、欲情という意味があり、CAUTIONには警戒、警告といった戒律という意味がある。この二つの意味から、物語は形成されているのだが、人間のアンチノミーを象徴しているかのように感じられる。揺るぎない信念を持つ人でも、誰しもが矛盾する部分がある。その内側で激しく揺れ動く心がなんとも切なく、見ていてとても苦しくなってきてしまう。こも作品は1940年代の上海をメイン舞台といてはいるが、その時代背景には日中戦争が大きく影響している。もしも戦争がなければ、普通に出会いお互いに惹かれあっていたかもしれない。戦争とは人を不幸にしか出来ないものだと、改めて痛感させられる。トニー・レオンはあいかわらず哀愁を漂わせているが、演技は素晴らしい。1万人のオーディションから選ばれたタン・ウェイだが、激しい濡れ場シーンを大胆に演じ、貫禄も既に具わっているかのよう。彼女の歌う「天涯歌女」は、心に深く染み渡ってくる。時代という荒波に翻弄され、任務と愛の狭間で苦しむ女の姿がとても切ない作品。どうでもいいことだが、わき毛を処理していない女性はあまり見たくはないものです…。◆映画ランキング◆

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アメリカン・ギャングスター

2008 - 02/08 [Fri] - 15:02

「アメリカン・ギャングスター」★★★★
原題:AMERICAN GANGSTER
監督:リドリー・スコット
製作:アメリカ、2007年
出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・ジュニア、他
AMERICAN GANGSTER
1970年代のNY。ギャングの運転手だったフランクは、ボスの死後、ベトナムからの麻薬ルートを開拓し大儲けする。一方、汚職が横行する警察を嫌う刑事リッチーは、麻薬取締局に転属。はぶりのいいフランクに目をつける。【MovieWalker】

70年代に名を馳せた、実在の麻薬王フランク・ルーカス。彼の犯罪を暴こうと奮闘する、刑事リッチーとの物語。デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが麻薬王と刑事に扮し、リドリー・スコットのメガフォンのもと、2大オスカー俳優の男臭く生々しい演技が激突していく。ギャングものは結構好きなので、終始ワクワクしながら鑑賞できました。まずなんといっても、二人の演技が安定しているので、安心して観ていられる。デンゼル・ワシントン演じるフランクは、麻薬王でありながらピンストライプのスーツを華麗に着こなす姿が美しい。ラッセル・クロウの演技に文句はないのですが、少々小太りしたようでなんだかとても醜い。一方がスマートで優雅なので、この醜さがある意味両者の魅力をひき立てているのかもしれないが、もう少し痩せた方がいいのではないかと感じる。運転手として仕えたボス亡き後、ライバルたちを押し退けてキング・オブ・ハーレムとなった彼の商売方法は、現代に深く通じるものがる。それは亡きボスの遺言なのだが、己の生い立ちを忘れずに、自分に正直になり、直に製造元から仕入れてきて、他よりも安く売りさばく。一見なんの変哲もないように思うのだが、この効率的な売買システムによって、暗黒街でマフィアが100年かかってもできなかったことを、たったひとりで成し遂げられたのだろう。一方のリッチも、警察組織が100年がかりで築いた悪しき慣習をぶち壊した男。そんな両者の変革者の激しい生き様を堪能できる。男のシブさが堪らなくカッコイイ作品。久々に大作を鑑賞でき満足しました。◆映画ランキング◆

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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