映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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アドレナリン

2007 - 11/30 [Fri] - 11:38

「アドレナリン」DVD鑑賞★★
出演:ジェーソン・ステイサム エイミー・スマート他
監督:マーク・ネベルダイン
製作:アメリカ 2006年
CRANK
フリーの殺し屋シェブは、ある日、宿敵のリッキーに毒を盛られる。頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。なじみの医者に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ…。【シネマトゥデイ】

ジェーソン・ステイサムが、殺し屋を演じるノンストップ・アクション。毒を盛られた主人公が、残り1時間の命と宣告されて奮闘する。おバカな作品が嫌いな方は、違った意味でアドレナリンが大量に分泌されてしまうかもしれませんのでご注意下さい。あまり期待はしていなく、特に見たい作品もなかったのでレンタルしてみたのですが、これが期待を全く裏切らないB級作品。最初から最後まで、ハチャメチャな行動に全く感情移入できずに作品が終ってしまったという感じです。カーチェイス、空中でのアクションなどもありますが、なんというか見ているこちらがそれ程アドレナリンが出るほどの演出でもない。B級作品と始めから割り切って鑑賞したならば、こういう設定も多少は面白く感じるのかもしれません。ただ、中華街でのあのシーンは作品を更に駄作へとしてしまっただけではないかと思います…。見所もこれといってなく、暇つぶし程度に鑑賞されるのがいいかと思います。◆映画ランキング◆

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マイティ・ハート -愛と絆-

2007 - 11/27 [Tue] - 18:50

「マイティ・ハート -愛と絆-」★★★☆
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン他
監督:マイケル・ウィンターボトム
製作:アメリカ 2007年
A Mighty Heart
2002年のパキスタンで、ウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエルは、妻マリアンヌとディナーの約束をした後、ある取材に出かける。しかし、それを最後に彼との連絡は途絶えてしまう。妊娠中のマリアンヌと友人たち、地元警察などによる懸命の捜索が開始されるが…。【シネマトゥデイ】

最愛の夫をテロリストに誘拐され、殺害されたマリアンヌ・パールの著書「マイティ・ハート新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死」を、製作ブラッド・ピット、主演アンジェリーナ・ジョリーで映画化した作品。ブラピとアンジーのコンビで、一見豪華そうな内容を想像しがちだが、内容は豪華さには程遠い地味で社会性のある物語に仕上がっている。つい先日も、日本人ジャーナリストが銃殺され死亡したが、危険地帯に自ら取材しに赴き、命をはって悲惨な出来事をレポートする。その姿には頭がさがる思いがあるが、それとは別に違った思いも存在している。彼らジャーナリストが居なければ、何もボクたちには世界でどれだけ悲惨な出来事が起こっているのかが分からない。しかし、危険な地域に赴き、拉致され、最悪この作品のように殺害されてしまうケースも少なくはない。プロ根性がある意味裏目にでてしまった結果とも考えられる。そこから何かを感じ、学ぶことも多いのだが、人は時間の経過とともに忘れていってしまう。命をかけて伝えた大切な何かを、いくつボクは忘れてしまっていったのだろうと、ふとこの作品を観賞しながら考えてしまった…。アンジーの二つの叫びが、ボクの心に重く圧し掛かり、激しく感情を昂らせる。言葉に出来ない様々な思いが、あの悲痛な叫びから感じととれる。観て幸せな気持ちになれるという作品ではないが、こういった作品は多くの方に鑑賞してもらいたいと思う。◆映画ランキング◆

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敬愛なるベートーヴェン

2007 - 11/25 [Sun] - 17:40

「敬愛なるベートーヴェン」DVD鑑賞★★★
出演:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー他
監督:アニスカ・ホランド
製作:イギリス、ハンガリー 2006年
COPYING BEETHOVEN
ベートーヴェンのもとに写譜師としてアンナが派遣されてくるが、彼はアンナを冷たくあしらう。しかし、彼女の才能を知り、仕事を任せることにする。やがて“第九”初演の日がきたが、ベートーヴェンは難聴から指揮を怖れるのだった…。【映画生活】

普段は全くクラシックは聴かないし、楽器すら演奏できません。それでもルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名前くらいは知っています。音楽室に飾ってあった、彼のクルクル頭が脳裏に焼きついています。この作品は、ベートーヴェンの写譜師であるアンナ・ホルツの視点から描かれていく。写譜師とは、作曲家の書いた楽譜を清書する職業のことらしいのだが、そんな職業があること自体を知りませんでした。史実上、ベートーヴェンには3人のコピスト(写譜師)が実在したらしいのだが、3人目が不明ということもあり、この作品では女性であるアンナ・ホルツを架空の人物として設定している。当時では、女性というだけで差別もされていたので、ベートーヴェンも彼女に対して拒絶反応を始めは示していた。しかし時間が経つにつれて、彼女の類まれなる才能に気付き、なくてはならない存在となっていく。単なる師弟愛という形ではなく、その先にあるお互いを必要とし求めていく姿を垣間見れた気がする。この作品のメインともいえる、第九初演の10分を超す映像は迫力があります。普段クラシックを聴かない僕でも、圧倒されてしまいました。クラシックの知識は全くありませんが、それなりに楽しめた作品です。◆映画ランキング◆

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ミッドナイト イーグル

2007 - 11/24 [Sat] - 14:41

「ミッドナイト イーグル」★★★
出演:大沢たかお、玉木宏、竹内結子、吉田栄作、藤竜也ほか
監督:成島出
原作:高嶋哲夫
製作:日本 2007年
MIDNIGHT EAGLE
戦場カメラマンとして活躍していた西崎は、現実に傷つき、また病気の妻を顧みずに死なせてしまった事を悔やむ日々を送っていた。ある夜、冬の山中で西崎は空を飛ぶ赤い光を撮影する。それは北アルプスに落下していく米軍のステルス爆撃機だった。【映画生活】

予告編などを観る限りでは、なかなかの大作だと思っていたのだが、実際のところはそれ程でもなかったような気が…。高嶋哲夫の原作を映画化されたものだが、猛吹雪の山岳地帯を舞台に、墜落したステルス爆撃機を巡り激しい攻防戦が繰り広げられていく。工作員がステルスに仕掛けをして墜落されるのだが、その辺の詳しい事情などはちょっと曖昧なまま物語は進んでいく。そもそも、物語の主軸となる大沢たかおと玉木宏を中心にストーリーは進んでいくと思っていたのだが、序盤などを含め、人間愛的物語にスポットを当てすぎてしまい、話が少々脱線していたように感じられる。ステルス周辺、日本政府内での会議、竹内結子演じる雑誌記者との三面から構成されていき、やがて最終的には話が一つにまとまっていくという設定。どうも全てにおいて、中途半端という印象が強い。特に吹雪の山岳を舞台にした銃撃戦などは、金銭的なものもあるのだろが、ハリウッドに比べてしまうと、どうしても色褪せてしまう。三面からのアプローチということもあるが、個々の役者のテンションのギャップにも違和感を感じられる。日本滅亡のカウントダウンが始まって、ピリピリとした緊迫感があるのが普通だろうが、スクリーンを通してあまり伝わってくるものがなかったように感じられる。ラストは泣かせてやるという設定なのだが、分かってはいるものの泣いてしまいました。それなりに見応えはあるのだろうが、同じ山岳ものならば個人的にはホワイトアウトなどのほうが好きかもしれません。◆映画ランキング◆

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あるスキャンダルの覚え書き

2007 - 11/21 [Wed] - 23:07

「あるスキャンダルの覚え書き」DVD鑑賞★★★☆
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット他
監督:リチャード・エアー
製作:イギリス 2006年
Notes on a Scandal
ロンドン郊外の中学校で歴史を教える初老のバーバラは、若く美しい新任の美術教師シーバに興味を抱く。家族も親しい友人もおらず、飼っている猫だけが心のよりどころだったバーバラは、シーバとの友情に固執するようになる。しかし、ある日、シーバの秘密を知り…。【シネマトゥディ】

女同士の醜い争い事ほど、見ていて吐気がしてくるものはありません。どうしてあそこまでお互いを憎み、罵りあう事が平気でできてしまうのか?そういった女の腹黒さを目の当たりにしてしまうと、百年の恋も一瞬で醒めてしまうものです…。アメリカで実際に起こった女教師の事件を基に作られた小説を、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットのオスカー女優が凄まじい演技バトルでみせてくれます。15歳の生徒である少年と、ケイト・ブランシェットが関係を持ってしまうのだが、ジュディ・デンチ演じるオールドミスのオバサン教師の視点から描かれていくので、変な緊張感を持って作品に次第にのめり込んでいく。まるで家政婦は見たの心境とでもいう感じに近いものがある。そこから次第に、バーバラの心の深い闇の部分が見えてきて、歪んだ女の友情が芽生えていく。一方が相手の弱みを握り、相手を徐々に制圧していく姿は怖ろしい光景です。気に入った人を、自分のものだけにしたいという感情は分からなくもないですが、髪の毛を拾ったり、ましてやそれをコレクションにしてしまうと、ただのストーカーでしかありません。独占欲は程々にしておかないと、ただの自己中心的な人でしかありません。個人的には、そんな方とは関わりたくはないものです。一見、交わることのない二人がひょんな事から交わり、最終的には泥沼化していく。怖いもの見たさもあるのだが、ここまで歪んだ女同士の愛情は見たくはないものです。久々にドン引きしてしまった作品です。近頃ボクの周りでもロリコンが多い。出会い系サイトで知り合った未成年者と関係を持つ大人も多いですが、子供に手を出すのは犯罪でしかありません…。◆映画ランキング◆

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フリーダム・ライターズ

2007 - 11/19 [Mon] - 15:04

「フリーダム・ライターズ」DVD鑑賞★★★☆
出演:ヒラリー・スワンク、パトリック・デンプシー他
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
製作:アメリカ 2007年
FREEDOM WRITERS
LAの高校へ赴任した新米教師エリンは、すさんだ環境が原因で生徒たちが知識だけでなく希望も持てない事に衝撃を受ける。そこで彼らに日記帳を渡し、書くことや学ぶことの喜びを教えようとする。【ウーマンエキサイト シネマ】

学生から社会人になり、それなりの歳月は過ぎてきたが、今でも記憶に残っている先生が数名います。人生において、こういった人生の師と呼べるような教師と出会えたことは、ボクの人生にとっては貴重な財産です。不運にもこういった素晴らしい先生と出会えなかった方を考えると、本当に幸運だったんだと感じます。この作品は、実在する女性英語教師エリン・グルーウェルとその生徒たちによる同名ベストセラーを基に描かれている。ロス暴動直後の荒廃した高校に通う様々な人種の生徒たち。彼らは自分の身がいつも危険に曝されており、拳銃やナイフを常に持ち歩いている。ヤルかヤラレルかの世界に生き、周りでは絶えず友人や家族が死んでいく。こういったギャングの抗争などは、平和でぬくぬくと暮らしているボクらには想像できない。そんな生徒たちと書くことを通して、彼らに希望を抱かせようとする新米女性教師とのお話。はじめは一番嫌われ、尊敬すらしてもらえないでいたが、様々な出来事を通じて、教師と生徒がひとつの家族のように心が繋がっていく光景が素晴らしい。最近では先生と生徒との距離が離れていく一方ですが、失われてきた関係が、この映画を通じて再び思い出させてくれたような気がする。書くことや学ぶことの喜びをこの作品を観賞して、もう一度思い出して欲しいと願います。◆映画ランキング◆

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しゃべれどもしゃべれども

2007 - 11/18 [Sun] - 14:26

「しゃべれどもしゃべれども」DVD鑑賞★★★★
出演:国分太一、香里奈、森永悠希、松重豊ほか
監督:平山秀幸
原作:佐藤多佳子
製作:日本 2007年
Shaberedomo
仕事で壁にぶつかっている、落語家の今昔亭三つ葉。そんな彼に落語と“話し方”を習いたいと、無愛想な美人、勝気な少年、毒舌の元プロ野球選手の3人が集まってきた。彼らは会うたびに言い争い、三つ葉を困惑させる。【ウーマンエキサイト シネマ】

落語というものは、正直今まであまり興味がなかったのですが、年々と年を取っていくごとに少しずつではありますが興味が湧いてきました。最近のお笑いをテレビで見ても、なにが面白いのかサッパリわかりません。そんな言葉を何処かで昔聞いたことがあると思ったら、両親がボクに言っていた台詞でした。うだつの上がらない二つ目の落語家の三つ葉を、TOKIOの国分太一君が演じているのですが、これが予想以上に演技が上手く驚いてしまいました。肝心の落語のシーンなども、徐々に喋りにも磨きがかかり、思わず聞き入ってしまう程です。これまでも、番組の司会など、マルチな才能を見せていましたが、今回の演技で彼の新たな一面を垣間見れた気がします。その国分君以上に、子役の森永悠希君の喋りには関心させられます。子供ながらに饒舌な関西弁の喋りで、もうお見事というしかありません。師匠役の伊藤四郎さんは、貫禄十分でベテランらしいイイ味を出していました。落語は現在の文化から見れば、もう時代遅れだと感じる方も多いとは思いますが、こいった伝統芸能というものは、これから先も大事にしていかなくてはならないと感じる。夢を追いかけるには、それなりの苦労が付き物。苦しみの中にも、一欠けらの喜びの大切さを感じられた作品。◆映画ランキング◆

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ボーン・アルティメイタム

2007 - 11/15 [Thu] - 22:46

「ボーン・アルティメイタム」★★★★
出演:マット・デイモン、パディ・コンシダインほか
監督:ポール・グリーングラス
製作:アメリカ 2007年
THE BOURNE ULTIMATUM
自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、トレッドストーン計画などに関する取材を進めていた新聞記者ロスとロンドンで接触しようとしたボーン。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者に狙撃されてしまう。【シネマトゥディ】

大好きなボーンシリーズ最終章を鑑賞。シリーズを重ねるごとに凄味を増してきましたが、今回のボーン・アルティメイタムは間違いなくシリーズ最高傑作になりました。記憶を抹消され、愛する人を葬りさられたジェイソン・ボーンからの最期通告…。前半は、ロンドン、ベルリン、マドリッド、タンジール、ニューヨークと、目まぐるしく世界各地を駆け抜けていく。ある意味ドキュメンタリー映画のようでもある。スピード感に溢れて、カメラの微妙なブレなどが、実際に自分がその場所に居るような臨場感を与えてくれる。そういった緊張感を保ちつつ鑑賞できる作品というものは、なかなか無いものです。今回は、トレッドストーン計画に代わるブラックブライアー計画なるものの存在が明らかになるのだが、ボーンが徐々に過去の自分と記憶の中で対面し、苦悩する姿が印象深い。記憶から無くしてしまいたい出来事はあるだろうが、本当の自分を知るために危険な行動をしていき、そこに行き着くまでの緊張感は前作、前々作をも上回るモノがある。シリーズのお決まりでもある、カーチェイス、アクションシーンは今回も健在です。それにしても、ジェイソン・ボーンのアクションには、全く無駄な動きがない。それはある意味、派手さはないのだが、無駄がないだけに一瞬の動きというものに対して目が放せない。ボーン、相手、そしてボクたち鑑賞者との不思議なトライアングルのような関係で、物語が進んでいくような錯覚を味わえる。この第三者的傍観者とでもいう立場に、いつの間にか鑑賞中に引き込まれていく。だからこそ、この作品は劇場で実際に体感してもらいたいと思います。前2作を鑑賞された方も、もう一度復習していったほうがより一層楽しめることでしょう。スピード感があり、とてもリズムのある作品で面白い。機会があれば是非観て欲しい一本。オススメです。◆映画ランキング◆

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オリヲン座からの招待状

2007 - 11/13 [Tue] - 15:13

「オリヲン座からの招待状」★★★☆
出演:宮沢りえ、加瀬亮、宇崎竜童、田口トモロヲ他
監督:三枝健起
原作:浅田次郎
製作:日本 2007年
OrionzakaranoShotaijo
昭和30年代、京都の映画館・オリヲン座の館主である松蔵が病に倒れ、やがてこの世を去る。松蔵の妻トヨは、彼の弟子であった留吉と共に映画館を引き継ぐことを決意。映画産業が傾きはじめる中、貧しさに耐えながらも必死に映画館を守り抜こうとする2人だったが…。【eiga.com】

浅田次郎原作作品の映画化は、最近どうもイマイチな作品が多いので、今回はどうなのかとちょっと心配でした。オリヲン座からの招待状という作品は、鉄道員に収録されていた短編小説です。原作を読んだのは、もう数年も前なので内容はあまり覚えていませんでしたが、原作とは違ったアプローチでの内容になっていました。役者抜きでこの作品を評価したならば、きっと興味を持たなかったであろう作品です。この作品は、宮沢りえのための作品という印象がとても強い。他にも加瀬亮、宇崎竜童、原田芳雄などの演技も光っていたが、やはり宮沢りえ無しでは考えられない。オリヲン座館主の妻という設定なのだが、このトヨという女性が男の理想の妻にとても近く、美人で魅力的な女性です。夫に先立たれ、不義理な女と陰口を叩かれようとも、涙など見せずに必死に堪える。そんな未亡人の姿を見てしまったら、留吉じゃなくとも二人でオリヲン座を守っていこうとしてしまいます。亡き夫の意志を受け継ぎ、オリヲン座を守り続けたトヨと、それを支え続けた留吉には、言葉にしなくても相通じるものがきっとあったのだろう。チラシにも描かれているのだが、蚊帳の中の儚い蛍を見つめながら、はじめて手を繋いだ二人から、そんな強い絆のようなものを感じました。純粋にお互いを思いやる気持ちが、近年では薄れてきているからこそ、こういう作品から何かを感じて欲しいものです。短編をここまで引き伸ばすには、少々無理もあったのだろうが、京都の風情を通じ、懐かしく美しいものを堪能できた。作品で紹介される数々の名作日本映画と、上原ひろみのピアノの音色がなんとも素晴らしく心地良い。◆映画ランキング◆

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恋空

2007 - 11/09 [Fri] - 00:42

「恋空」★☆
出演:新垣結衣、三浦春馬、小出恵介、香里奈、他
監督:今井夏木
原作:美嘉
製作:日本 2007年
Koizora
女子高生の美嘉は、同級生ぼヒロと恋に落ちる。そんな2人を次々と悲劇が襲い、突然、ヒロは美嘉に別れを告げる。やがて大学生の優と付き合い心が安らいできた美嘉の元に、思わぬ知らせが届く…。

原作者本人の実体験をもとに書かれた携帯小説。書店で原作を読んでみたものの、日記のようで幼い文章に嫌気が差し、すぐに読むのをやめてしまいました。時代の変化もあるのでしょうが、携帯小説というものに対して少し否定的なのかもしれません。恋愛事を書くのは結構なのだが、どうしてこうも主人公に悲劇が起きてしまうのか?しかも彼氏が難病ときたら、一昔前の韓国ドラマと一緒のような印象しか受けません。安易な発想で、こうも最悪な脚本で映画化されても、正直何も伝わってはきません。言い方が悪いが、たんなる茶番程度にしか思えてならない。そもそも、失くした携帯をきっかけにし、誰とも分からない相手と休みの間中話をし、突然恋に発展する展開…。すぐに彼氏の家で初体験をし、彼氏の元カノの陰謀で数人の男にレイプされる。そんな事があったにも関わらず、図書館でHをし妊娠するのは、どういう考えをしているのかが全く理解できない。その他にも鑑賞中、理解出来ないような事が多々あり、いまどきの若年層の恋愛観が分からなくなってきてしまいました。人は失敗を繰り返して大人になっていくものですが、それでも最低限のモラルはあるはず。こういう作品を観ると、いかにモラルが欠如しているかということが、身に沁みて感じられる。新垣結衣、三浦春馬の二人は、お世辞にも演技が上手いとは言い難いが、等身大の演技で光るものがあった。お互いを想い合うピュアな心を観て、いつの間にか大人になるにつれて失った、自分の心に気付く。小出恵介演じる、海のような男である優の潔い引き際の姿には、ちょっと感動してしまいました。ただ、役者やスタッフがいくら頑張ろうが、この脚本や無理のある設定では限界がある。頑張りは評価したいのだが、一作品として観たら最悪です。周りでは号泣している方も多かったが、とても感情移入し鑑賞するに堪えない駄作。涙脆く、いつもはすぐに泣いてしまうのだが、今回ばかりは白けてしまいました。Deep Loveが好きな女の子や、恋に恋する幼い乙女ならば、共感できるのかもしれないが、厳しい現実を認識している大人には到底理解できないことだろう。◆映画ランキング◆

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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