映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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聴かれた女

2007 - 09/28 [Fri] - 11:44

「聴かれた女」DVD鑑賞★
出演:蒼井そら、大野慶太、加藤裕人、他
監督:山本政志
製作:日本 2006年

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(2007/08/03)
蒼井そら大野慶太

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引っ越したばかりのリョウは、隣室から漏れる女の声に気付いた。薄い壁越しに、見たこともない“隣室の女”の生活が漏れ伝わり、次第に妄想を膨らませついには想像の中の女に恋心さえ抱いていくのだが・・・。

アパートの壁が薄くて、隣りの声が聞こえてきてしまうことはよくあることだと思います。昔ボクもアパートで一人暮らしをしていた頃、薄い壁から隣人の物音がよく聞こえてくる日々を過していました。若いカップルが引っ越してきた際などは、毎日毎日喘ぎ声ばかりで、たまに壁に蹴りを入れたりもしてしまいました。そんな住宅事情の日本で、もしかしたら盗聴されているかもと思った事はありませんか?あんな薄い壁では、聞きたくなくても聞こえてきてしまいます。物語は、目に見えない恐怖に怯える女と、彼女を脅迫する影、そしてそのすべてを聴く男との、なんとも奇妙なトライアングルで進んでいく。変態vs変態の応酬とでもいうのか、呆れてしまうような内容です。盗聴に関しては、単なる自己満足から脅迫行為まで様々ありますが、プライバシーの侵害でしかないようにボクは思います。異性に興味を抱くのは勝手ですが、いきすぎた行為は慎みましょう。盗聴をメインとした変態作品で、出演者の演技も大根。観るだけ時間の無駄でした。

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サン・ジャックへの道

2007 - 09/27 [Thu] - 15:09

「サン・ジャックへの道」DVD鑑賞★★
出演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ドゥ・パンゲルン、他
監督:コリーヌ・セロー
製作:フランス 2005年

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(2007/09/26)
ミュリエル・ロバンアルチュス・ド・パンゲルン

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会社経営と家庭のストレスで薬に依存している兄のピエール、支配的で頑固なオバサン教師のクララ、アルコール漬けで家族にも見捨てられ一文無しの弟のクロード。互いを認めず険悪な仲の兄姉弟が、亡き母親の遺産を相続するため、フランスのル・ピュイから聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路を一緒に歩くはめになるのだが・・・。

キリスト教の聖地サンティアゴへの巡礼の道のりを、ひょんなことからともに旅するはめになった男女9人の心の交流を描く物語。こういったロード・ムービーというものは、正直ちょっと苦手なジャンルでもあります。日本でいうところの、お遍路みたいなものと考えればいいのかな?こういった巡礼は、やはり宗教への信仰心がなければやろうとは思わないでしょう。日本人は無宗教という感覚なので、あまり理解できない行為なのかもしれない。ボク自信も別に巡礼などはしたいとは思わないし、宗教自体に全く興味がない。そもそも日本に数ある宗教自体が、ちょっと怪しすぎますし・・・。作品の中で、それぞれに問題を抱えた登場人物たちが、一緒に歩くことで自身を見つめ再生してゆく姿が描かれています。1500キロにも及ぶ果てし無く長い道のりを、2ヶ月近く集団で歩く。こういった集団行動では、その人の特徴などが浮き彫りになってくる。極度のコミュニケーション不足である現代では、こういった集団行動が必要なのかもしれない。さて、肝心の作品についてなのだが、苦手なジャンルということもあるのだが、あまり心に残るものではなかったように感じられる。フランス語で罵倒しあう姿は、世界一醜く美しい言語のように感じられた。

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めがね

2007 - 09/25 [Tue] - 10:07

「めがね」★★★☆
出演:小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ、他
監督:荻上直子
製作:日本 2007年
Megane

タエコは気ままな一人旅の途中、海辺の小さな宿「ハマダ」に宿泊する。そこでタエコは、宿の主人ユージや常連客の女性サクラ、教師のハルナたち、不思議な雰囲気をもった人々と出会い次第にたそがれていく・・・。

「かもめ食堂」の監督である荻上直子、主演の小林聡美、もたいまさこが再び組んだ人間ドラマ「めがね」。ゆるやかな空気が流れる海辺の宿の人々の交流を、おかしくもせつなく描く今回の作品。前作のフィンランドとはイメージは違うが、南の島でゆっくりとスローライフを送っていく。鑑賞中、極度の睡魔に襲われてしまい、危うく劇場で寝てしまいそうになるくらいゆるい映画です。めがねは視力の弱いボクにとっての必需品です。最近では様々なデザインのめがねがあり、お洒落のアイテムとしても大活躍。個性溢れる5人のめがねをかけた人々の、ハッキリと言ってしまえば、どうってことのない日常を描いている。目まぐるしく移り変わっていく現代。時間に追われて生活しているような日々も少なくはない。そんな日常生活の中で、たそがれる事を久しくしていないことに気付く。たそがれる事にコツってあるんですかね?雑念ばかりが多いボクには、ちょっと難しいことです。たまには何も考えずに、ただボーっとしてたそがれて一日中過してみたいものです。「かもめ食堂」でもそうだったんですが、今回も食事のシーンが多いです。しかも、何て事のない普通の朝食などが多いのですが、とても美味しそうに見えて、鑑賞中何度お腹が空いてきたことか・・・。素朴な和食で、ここまで視覚を刺激されてしまう作品というものも珍しいです。もう一つ非常に視覚を刺激されたのが、メルシー体操。なんとも奇妙なラジオ体操のようなものなのだが、自然と笑みがこぼれてきてしまう。恥ずかしいけれども、ちょっとやってみたいという気持ちになってしまう。物語自体には大きな変化は全くと言っていいほどに無いのだが、出演者が作り出す気持ちの良い不思議な空間や、美しい海や風景が、忙しい日々を送っているボクたちの疲れを癒してくれる。自然体になれるであろう時間が、この作品にはある。細かいことは気にせずに、肩の力を貫いて鑑賞することをおすすめします。◆映画ランキング◆

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こわれゆく世界の中で

2007 - 09/23 [Sun] - 21:20

「こわれゆく世界の中で」DVD鑑賞★★★
出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、他
監督:アンソニー・ミンゲラ
製作:イギリス 2006年

こわれゆく世界の中で [DVD]こわれゆく世界の中で [DVD]
(2007/09/19)
ジュード・ロウ.ジュリエット・ビノシュ.ロビン・ライト・ペン.マーティン・フリーマン.レイ・ウィンストン.ヴェラ・ファーミガ.ラフィ・ガヴロン.ポピー・ロジャース.ジュリエット・スティーヴンソン

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ロンドンの気鋭建築家ウィルのオフィスが窃盗団に荒らされる。犯人である少年の美しい母親アミラはボスニアからの移民だった。ウィルは同棲中の恋人がいるにもかかわらず、アミラに心ひかれていく・・・。

キングス・クロスで急激に進む再開発。開発が進むことにより、貧富の差が拡大していくこともある。そんな危険地帯となってしまったキングス・クロスで、恋の物語は幕を開ける。主人公は美しいスウェーデン人のパートナーと彼女の連れ子と3人暮らし。傍から見れば幸せそうな家族に見えるのだが、10年近く一緒に住んでいながらまだ結婚はしていない。最近こういった結婚をしない形というものも増えてはきているのだが、どうして結婚しないのだろうと考えてしまう。連れ子の娘はやや神経症気味で、母親はうつ気味・・・。精神的に弱っている人と一緒に生活していくということは、それなりに苦労もあることだろう。ボクも過去に、うつの女性と付き合ったことがあるが、嫌な思い出しか残っていない。そんな中、オフィスに空き巣が入り、犯人の少年の後を追った主人公がその母親と関係を持っていくようになる。まるでお互いの空虚を埋め合うようかのごとくに関係は深まっていくのだが、どうもそのお互いの細かい描写が弱かったのか、ボクにはうまく伝わってこなかった。ボスニア紛争や民族問題の描写を通じて、何処か儚げでもの哀しいロンドンを映し出しているようにも感じられた。大人の何処か哀しげな恋愛映画という印象を受けた作品です。

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ファンタスティック・フォー 銀河の危機

2007 - 09/22 [Sat] - 09:10

「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」★★★☆
出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エバンス、他
監督:ティム・ストーリー
製作:アメリカ 2007年
F?

ファンタスティック・フォーのメンバー、リードとスーの結婚の話題でもちきりのアメリカに、宇宙から謎の存在シルバーサーファーが襲来。過去にシルバーサーファーが現れた惑星は必ず8日以内に滅びていることを知った4人は、早速シルバーサーファーを追うのだが・・・。

超能力を駆使する4人のヒーローチーム、ファンタスティック・フォーの活躍を描いたシリーズ第2作。前作はまだ観ていませんが、この手のアメコミ作品は観ていなくてもすんなりと話に入っていけるものですね。たまにはあまり頭を使わないでいい作品というものも必要です。宇宙放射線を浴びて超人となった4人組が今回戦うのは、シルバーのサーフボードに乗ってるシルバーサーファー。ちょっとベタな名前ですが、本名はノリン・ラッドというらしいです。名前は別として、このシルバーサーファーは強すぎる。ジョニーを簡単に返り討ちにしてしまう実力の持ち主なのです。知能が高く強い彼でも、スーを見て元カノを思い出すあたりが笑えました。そんなお茶目な部分もあるシルバーサーファーですが、実はスピンオフのコミックが作られるくらいの人気者。今回の作品は、彼がほとんど美味しい部分を掻っ攫っていきますので、スクリーンから目を放さないように注意してください。ストーリも小難しいものは一切無く、ただスクリーンに集中し続けて楽しめることでしょう。デートや家族でも十分に楽しめるであろう作品なので、連休中にでも映画館で鑑賞してみるのもいいのではないでしょうか?ジェシカ・アルバの凛としていて、時に見せるセクシーな姿は必見です!でも、金髪はやっぱり似合ってないと思います・・・。

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ビター・ブラッド

2007 - 09/21 [Fri] - 21:33

雫井脩介(著)「ビター・ブラッド」★★★☆

ビター・ブラッドビター・ブラッド
(2007/08)
雫井 脩介

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ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。夏輝がはじめて現場を踏んでから1カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。

29日から公開予定である「クローズド・ノート」の著者でもある、雫井脩介さんの新書である「ビター・ブラッド」を読んでみました。幼い頃に両親の離婚が原因で、父親に反発し続けてしまう新米刑事である夏輝が、ある事件をキッカケに父親とコンビを組んでしまう破目に陥る。父親のユニークすぎるキャラクターが、随所で笑いを起こしてくれる。誰でも男ならばきっとそうなのだろうが、父親という存在は目の上のタンコブのようなものだろう。しかも同じ職種で、自分よりも経験がある先輩ならば尚更である。そんな親子の少々ギクシャクしたやりとりがテンポよく進んでいき、自然と読む速度も加速していく。脇を固める刑事達も、それぞれにクセの強い面子ばかりだが、所々にあるムーモア溢れる文章が、物語をスムーズに進行させていってくれるようにも感じられる。刑事事件ものだと、どうしても難いような文章になりがちだが、こういった笑いがあるだけで随分とイメージも違ってくる。こういったコミカルなものは、考えようによっては若者向けと感じる部分もあるのだが、個人的には好きです。事件も二転三転して行きますが、細かい箇所で不自然な点も若干ある。しかしながら、テンポのいい切り口と、笑いがある文章は、ページをついついい捲ってしまう。親子ならではの掛け合いや、ジャケットプレイはツボにハマってしまいました。「クローズド・ノート」とはまた違った楽しさを味わえた一冊。

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スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ

2007 - 09/19 [Wed] - 00:24

「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」★★☆
出演:伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、桃井かおり、他
監督:三池崇史
製作:日本 2007年
Sukiyaki Western

源氏が平家を滅ぼした壇ノ浦の戦いから、数百年後の山間の村。伝説の宝を求めて、義経の源氏軍と清盛の平家軍が激しく対立していた。そこへひとりのガンマンが登場するのだが・・・。

ポンチョ姿のクェンティン・タランティーノが卵を持った瞬間、なんだが嫌な予感がしてきた。その予感は的中し、やっぱりスキヤキを食べてしまった・・・。出だしからタランティーノワールドにノックアウトされました。彼を全く理解できないボクとしては、もうこの時点で作品などはどうでもよくなってきてしまいました・・・。マカロニ・ウエスタンにオマージュを捧げつつ、次はスキヤキ・ウエスタンとでもいうノリなんでしょうか?黒澤明監督の魂が、世界に散らばり日本に帰ってきたと思ったら、とんでもないスキヤキに大変身してしまったようです。タラちゃんじゃありませんが、ボクでもこんな甘ったるくて味の濃すぎるスキヤキが出てきたら、ちゃぶ台をひっくり返してしまいます。個人的にあまり西部劇が好きではないというのもあるが、全編英語というのが最も理解できない。今回ばかりは日本語吹替えがないのかと、心から思ってしまいました。平家物語、源平盛衰記、薔薇戦争などのエッセンスを盛り込むのは結構なことなのだが、世界観が余計に混乱してきてしまう。それに濃過ぎるキャラたちの共演で、スキヤキの味付けは更に大変な事態に陥ってしまいます。最終的には、美味しいところを掻っ攫っていったのは、桃井かおり、タランティーノ、そして香川照之の3名でしょう。この濃過ぎるメンツの中でも、一際目立っていました。主役である伊藤英明の存在感がほとんど感じられないのが残念すぎる。正直ちょっとやり過ぎと感じてしまう演技もあったのだが、作品自体がよく分からないのでこれ位はいいのかと、勝手に納得してしまいました。好き嫌いがハッキリと分かれる作品だとは思います。ボクの口には合わないスキヤキでした。◆映画ランキング◆

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ママの遺したラヴソング

2007 - 09/17 [Mon] - 15:03

「ママの遺したラヴソング」DVD鑑賞★★☆
出演:スカーレット・ヨハンソン、ジョン・トラヴォルタ、他
監督:シェイニー・ゲイベル
製作:アメリカ 2004年

ママの遺したラヴソング スペシャル・エディション [DVD]ママの遺したラヴソング スペシャル・エディション [DVD]
(2007/09/07)
スカーレット・ヨハンソン.ジョン・トラボルタ.ガブリエル・マクト.デボラ・カーラ・アンガー

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母の訃報を聞き、故郷に戻った少女パーシー。実家では母の友人だった元大学教授のボビーと、作家志望の青年ローソンが待ち構えていた。共同生活を始めたパーシーは、少しずつ彼らと心を通わせていくのだが・・・。

長年音信不通だった母の訃報を聞くというのは、まだあどけなさが残る少女には辛いことだろう。誰でもそうだが、肉親との別れというものは、心身ともに堪えるものです。しかしそんな中、実家に戻ってみたら知らない男が二人も居たらどうでしょう?普通はどう考えても、知らない連中と、しかも異性とならば同居などはしないはず・・・。そんな突拍子もないような展開から、物語の幕は開いていく。久々にジョン・トラヴォルタを見たのだが、役柄からかもしれないが酷く老け込んだように感じた。スカーレット・ヨハンソンはあいかわらず綺麗なのだが、ヘビースモーカーと汚い言葉を使うのが、どうも容姿とマッチしておらず違和感が残る。題名のラヴソングという言葉に捕らわれがちだが、実際は文学作品という印象が強いように感じられる。しかも少々マニアックな引用を多様しているので、この手の文学にあまり興味がないかたには、分かりづらい一面がある。全体的なイメージとして、ニューオリンズを舞台に、人生に迷う少女と心に傷を抱えた中年男の交流までは分かるのだが、単調すぎて物語自体に波がないのが、物足りなさを感じさせてしまう。人生その気になれば、いくらでもやり直しはできるものだと思うが、気付くのが遅すぎると後悔しか残らないこともあるのだと考えさせられた。

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ミス・ポター

2007 - 09/16 [Sun] - 21:49

「ミス・ポター」★★★☆
出演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、他
監督:クリス・ヌーナン
製作:アメリカ、イギリス 2006年
Miss Potter

裕福な弁護士の娘であるビアトリクスは、32歳で独身ながら、絵本作家になる夢を抱いていた。彼女が描いたウサギが主人公の物語は、編集者ノーマンの心をつかみ、次第に彼らの仲も急接近していくのだが・・・。

青い上着を羽織った可愛いウサギであるピーターラビット。幼い頃に絵本で、世界中で最も愛され続けているであろうこのウサギをボクが知ったのは、もうずいぶんと昔のことのような記憶がある。そのピーターラビットの原作者である、ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた知られざる半生を描いたのがこの作品です。ピーターラビットは知っていても、原作者までは知らなかったという方は大勢いるはず。ボクももちろん原作者などは知らなかった一人です。1902年、まだヴィクトリア朝の封建的な空気が漂うイギリス。結婚をしないで仕事をすることなどありえない時代にもかかわらず、アーティストとして生きることを願うポター。現代では女性が仕事を持つことは当たり前のことなのだろうが、当時の感覚では考えられないことだったろう。そんな中夢を持ち続け、今も世界中で愛され続けているベストセラーを世に生み出したポター。現代に生きる働く女性たちにとっても、いいお手本のように思える。仕事がキッカケになり、愛する男性とも出会い、思いがけない幸せともめぐりあえた。しかしそんなときめきに充ちた初恋も長くは続かない・・・。とても切なくなって、胸が苦しくなってしまいました。恋は突然終わりがやってきて、心に深い悲しみをあたえる。しかしそこから、新たな夢や希望を持ち、行動に移し、人生を歩み続けていったポターの姿からは、勇気を貰えたような気がする。彼女は波乱に満ちた人生を送ったからこそ、ピーターラビットを通じて、今でも人々に幸せを送り続けていられるのであろうと思う。ピーターラビットの物語の舞台として知られ、ポターが購入した土地は、遺言でナショナル・トラストに寄付されたのだが、その大自然の美しい風景は、スクリーンを通して当時の風を運んでくれているような感覚になる。◆映画ランキング◆

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アーサーとミニモイの不思議な国

2007 - 09/14 [Fri] - 01:35

「アーサーとミニモイの不思議な国」★★★
出演:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー、他
監督:リュック・ベッソン
製作:フランス 2006年
arthur and the minimoys

好奇心旺盛な10歳の少年アーサーは、4年前に失踪した冒険家の祖父が残した古い書物を読み漁り、冒険家を夢見ていた。だがある時、家の借金返済期日が2日後に迫っており、立ち退きの危機にあることを知り、危機を救うため未知なる世界に入っていくのだが…。

一足早くに試写会で「アーサーとミニモイの不思議な国」を鑑賞。リュック・ベッソンが自ら「これが監督としての最後の作品」などと言っているような噂もありますが、はたしてどうなのでしょうか?母国フランスではそこそこヒットしたようですが、アメリカでは大コケしたようですし・・・。実写と3Dアニメーションを融合させた、ファミリー向けファンタジー・アドベンチャーなのですが、内容はいたってシンプル。行方不明になってしまった冒険家の祖父が残した書物を見つけて、そこにはアフリカの謎の民族ミニモイと7つの王国の秘密とともに、裏庭に埋められた財宝の地図があるという。この実写が意味も無く長く、しかもその後の3Dアニメになってからの詳しい経緯などが描かれておらず、どうも細かい部分に気を取られてしまい集中できない。3Dはあんなに細かい作業をしているのに、肝心の脚本が甘過ぎるのは痛い。ファミリー向けということもあり、簡潔な表現にしたのかもしれないが、あれでは中身はスカスカで裏目にでてしまったようにも感じられる。この内容でリュック・ベッソン監督作品ラストとなると、非常に寂しいようにも思えてなりません。今回、日本語吹替版で鑑賞したのですが、敵のボスキャラの声がGacktというのが笑えます。最近では大河ドラマにも出演しており、彼の持つ異様な雰囲気がマッチしていました。傑作には程遠い作品ではあるが、家族で楽しむ分には問題ないように思います。余談ではありますが、吹替えにはどうしても違和感を覚えてしまいます・・・。◆映画ランキング◆

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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