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ロッキー・ザ・ファイナル
「ロッキー・ザ・ファイナル」★★★
出演:シルヴェスター・スタローン、バート・ヤング他
監督:シルヴェスター・スタローン
製作:アメリカ 2006年
かつてボクシング界の栄光の階段を昇りつめた男、ロッキー。しかし今では愛する妻に先立たれ、息子は家を飛び出し、孤独とともに日々を過ごしていた。そんな中、心の喪失感をぬぐうために、再びボクシングを始めることを決意するのだったが・・・。
第1作目から30年という月日が流れても、あのテーマ曲を聴くだけで体が奮い立たされる。きっと、ボクと同じような感覚を持つ方も多いことでしょう。しかし、当初はなぜ今頃になってロッキー?そんな疑問すら抱えていましたが、作品が始まる頃には画面に集中しており、そんな浅はかな疑問すら忘れていました。もう還暦をすぎたというのに、スタローンの鋼のような体は健在です。今の世の中、大抵のお父さんたちはメタボリックシンドロームだというのに、あの年であそこまでの体をつくり上げただけでも凄いことだと思います。ただ、ストーリーは往年のロッキーという感じは否めません。ロッキーファンにとっては、安心して観ていられることでしょう。良くも悪くも、これがロッキーなのかもしれません。いくつになっても諦めない、ネバー・ギブ・アップ精神の象徴。それを教えてくれる作品だと感じます。
「ロッキー・ザ・ファイナル公式サイト」
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ハンニバル・ライジング
「ハンニバル・ライジング」★★★
出演:ギャスパー・ウリエル 、コン・リー他
監督:ピーター・ウェーバー
原作:トマス・ハリス
製作:イギリス・チェコ・フランス・イタリア 2007年
第二次大戦下のリトアニア。両親と妹を失ったハンニバルは終戦後、孤児院へ送られる。やがて彼は脱走し、パリの叔父を訪ねるがすでに他界。叔母ムラサキに迎えられ成人した彼は、叔母を侮辱した肉屋に殺意を覚える・・・。
殺人鬼ハンニバルのエピソード1とでもいうべき作品。いかにして、レクター博士が人喰いになったのか?どうして残忍性の強い殺しかたをするようになったかなどの、今まで謎とされていた部分が解明される。レクター博士の幼少期は、戦争によって大きなトラウマや深い悲しみを生み出すばかりのものだった。やはり戦争という愚かな行為は、憎しみや悲しみしか生み出さないものだと強く感じます。愚かな戦争により、ハンニバル・レクターというモンスターを誕生させてしまった・・・。こう捉えるのが妥当だと思います。幼少期・青年期が描写されていますが、これ以降に「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」と続いていく訳ですが、それにつながる伏線のようなモノがあまり感じられなかった。その中でも、最も理解に苦しんだのが日本に対するイメージです。外人から観たイメージというものは、どうしてあんなにもおかしく映るのかとても疑問です。エピソード2があるとしたら日本らしいのですが、ハンニバルシリーズにもルーツがあるように、もう少し日本のルーツも勉強したほうがいいのではないでしょうか?今までのシリーズファンにとっては、少々残念かもしれないが、初めてこの作品を観る方には問題ないかと思います。でもボクは、「ハンニバル・レクター」=「アンソニー・ホプキンス」がベストだと思います。
「ハンニバル・ライジング公式サイト」
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ラブソングができるまで
「ラブソングができるまで」★★★★
出演:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア他
監督:マーク・ローレンス
製作:アメリカ 2006年
80年代に一世を風靡したバンド「PoP」の元ボーカル、アレックス。アイドル的人気も今は昔、現在ではすっかり忘れられた存在となっていた。そんな彼のもとに、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込むのだが・・・。
ラブコメといえば、ヒュー・グラント、ドリュー・バリモアの二人を除いては考えられません。そんな最強タッグの作品ですから、なんだかとても安心して観ていられる作品です。欲を言えば、もう少しヒネリが欲しいような気もしますが、それはちょっと贅沢な望みなのかもしれません。冴えない元スターと、男に騙された元ライターという、二人の為に設定されたような役柄です。こういう役柄をやらせたら、この二人に敵う役者はそうそういません。特にヒュー・グラントのお尻フリフリダンスは笑えます。しかも、ピアノの弾き語りまでしているのには正直ビックリです。ラストのソロで歌う歌詞は必見です。ラブコメの最強コンビですからテンポもいいですし、その脇を固める役者さんたちにも味がある。だからこそ、お決まりのコースではあるが、なんだかいつものように楽しめてしまう。素直にラブコメの王道を楽しめる作品でしょう。特にカップルや女性にはオススメします。期待していなかっただけに、妙に楽しめた作品でした。
「ラブソングができるまで公式サイト」
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宿命
東野圭吾(著)「宿命」★★★★
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高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた・・・。
何を読めばいいのか困ったときは、必ずと言っていいほど東野圭吾さんの作品を読むというのが日課になってきているように感じます。彼の作品には、ハズレが少ないというのが何よりの強みです。今回の作品も10数年前の作品ですが、全く色褪せていないというのが凄いです。タイトルの宿命という言葉の通りに、様々な部分でそのように感じさせられました。学生時代には、誰しもライバルのような存在がいたはず?勉強・スポーツ・恋愛、人それぞれでしょうが、そういうライバルがいるからこそ頑張れたようにも今となっては思えます。切っても切れない縁のようなものもありますが、そういうのを宿命ともいうのかと思います。運命や宿命など、目に見えないチカラに振り回される人生よりかは、自分で切り開いて歩んでいく人生でありたいと思う。しかし、それもまた宿命なのかもしれない・・・。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」★★★★
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子他
監督:松岡錠司
原作:リリー・フランキー
製作:日本 2007年
1960年代、3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育ててくれた。そんなオカンが癌に侵されていることが分かった・・・。
原作者であるリリーさんの同名自伝小説の映画化。この原作を読んだときの感動は、今でも鮮明に蘇ってくる。そんな思い入れの強い作品なだけに、ボクをオダギリジョーが演じることについて、どうしてもリリーさんと比べてしまうためにイメージが湧かなかった。しかし作品を観て納得させられた。この作品は、全てにおいて手抜きのようなものが感じられない。その中でも、オダギリジョー、樹木希林の二人の演技は文句のつけようがない。それほどまでに最高の演技を二人が見せ付けてくれる。二人の親子の関係を見ていると、自然とボク自信のオカンのことを思い出してしまう。人間は、妻や夫、子供がいない人でも必ず親だけはいるもの。男にとって母親という存在は、切っても切れない大切な存在なのだと思う。あるボクの友人が、「男は全員マザコンで、それを自分で認めるか認めないかの差だけ・・・。」そんなことを飲みながら語っていたのを思い出した。男にとって母親という女性は、この世でそれほどまでに特別な存在なのだと思います。しかしそんな特別な存在だからこそ、素直になれずにいつまでも心配をかけてもしまうもの。たまには素直にオカンに、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えたいものです・・・。きっと言えずに後悔する確率が高そうなので、この場を借りて言いたいと思います。「ボクを生んでくれてありがとう、オカン。」
絶対に泣いてしまうとわかりつつ、ボディーブローのように終盤にかけて感極まってしまう作品。観終わった後、オカンに対して感謝の気持ちでイッパイになりました。オススメです。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン公式サイト」
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DVD 硫黄島からの手紙
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本日、日米双方の視点から描いた『硫黄島』2部作の一つである「硫黄島からの手紙」のDVDがリリースされました。実際にこの日本で起こった惨劇だからこそ、戦争という悲惨な出来事を知らないボクらの世代の方には、是非ともこの作品を観て、何かを感じとって欲しいと思います。
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DVD プラダを着た悪魔
![]() | プラダを着た悪魔 (特別編) メリル・ストリープ (2007/04/18) 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン この商品の詳細を見る |
いよいよ明日18日(水)に、「プラダを着た悪魔」のDVDがリリースされます。昨年の洋画のなかで、ボクが最も印象に残った作品です。この作品でのメリル・ストリープの演技力には圧倒されてしまいます。タイトルは「プラダを着た悪魔」ですが、ほとんどの衣装がシャネルだったような気がしたのはボクだけでしょうか・・・???
恋に仕事に頑張っている女性にオススメしたい作品です!
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Costello Music
「The Fratellis/Costello Music」★★★★
![]() | コステロ・ミュージック ザ・フラテリス (2007/03/07) ユニバーサルインターナショナル この商品の詳細を見る |
グラスゴー出身3人組のショウパブ・ロッカーズこと、ザ・フラテリスのニューアルバム「コステロ・ミュージック」を最近よく聴いています。日本でも、iPod+iTuneのCMソングとして使われている「Flathead」で、彼らの知名度も高くなったのではないでしょうか?もちろんボクも大好きな曲なので、iPodに曲を入れて毎日聴いています。このアルバムに収録されている曲は、全ての曲がゴキゲンで心を軽やかに躍らせてくれるものばかりです。春の陽気な気分と、このアルバムを聴いて毎日を楽しく過すのもいいのではないでしょうか。
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ブラッド・ダイヤモンド
「ブラッド・ダイヤモンド」★★★★
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー他
監督:エドワード・ズウィック
製作:アメリカ 2006年
激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。愛する家族とつましくも満ち足りた生活を送る漁師ソロモン。しかしある日、反政府軍RUFが襲撃、ソロモンは家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる。そんな中、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見。しかしその隠されたピンク・ダイヤををめぐって3人の男女の運命が交錯する…。
本年度アカデミー賞5部門ノミネートされたこの作品。ダイヤの価値を決める“4つのC”「color・cut・clarity・carat」、色・カット・透明度・カラットの4つがあるのだが、5つめの“C”である「conflict」争いがあることを痛いほど痛感させられた。ボクは男なのであまりダイヤなどには興味がないのだが、女性の方々は違うことだろう…。婚約指輪やプレゼントなどに、ダイヤをプレゼントされて嬉しくない女性はあまりいないと思います。しかしそのダイヤを巡り、アフリカでは争いがおき、多くの血がダイヤの数以上に流れている。消費者であるボクらにとっては、そんな事はまるで関係ないと思いがちだが、それで本当にいいのだろうか?そんなやりきれない思いが募ってきてしまう…。この作品でのディカプリオは、なんだかとても骨太の男の印象が強い。もう昔のレオ様の印象は薄く、本格的な演技派に変わりつつある。今までのダイヤのイメージが、全く正反対の印象である死の象徴に変わってしまいました。そんなボクの誕生石はダイヤモンドです…。
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そのときは彼によろしく
市川拓司(著)「そのときは彼によろしく」★★★★
![]() | そのときは彼によろしく 市川 拓司 (2007/04/06) 小学館 この商品の詳細を見る |
小さなアクアショップを営む主人公のもとに、一人の美しい女性がアルバイトにやってくる。やがて二人の間にあった不思議な縁が、主人公の人生を動かし始める…。
タイトルに惹かれて購入した作品。ずっとタイトルの「彼」のことを考えながら読んでいました。非現実的な部分も若干あったのだが、登場人物の一つ一つの言葉が胸を打ってくる。純粋なラブストーリーと、少しのファンタジーが非常に心地良い雰囲気をつくりだしてくれる。主人公が29歳という設定なのだが、ボクも同じ歳であり、共感できる部分も多かったように感じる。三十歳を目の前に控えており、このところ考えることも多々ある。この作品を読むにつれて、こういう考えもアリなのかな?と考えさせられた部分がある。現実を生きていくということは楽しいことばかりではないが、心が温かくなり、安らぐような一時の時間を貰えた気がする。読書の時間にささやかな幸せをくれた一冊。オススメです。
6月には、長澤まさみ、山田孝之、塚本高史の出演により映画化予定になっています。このキャストからは、どうもイメージが湧いてこない…。
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