映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

  JUKEBOXのナビゲーター   トップページ > 映画A~Z  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

2011 - 06/20 [Mon] - 15:33

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」★★★★
原題:X-Men: First Class
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ケヴィン・ベーコン、他
x_men_1st
ストーリー:裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが……。【シネマトゥデイ】

人気アメコミ作品である「X-MEN」シリーズの最新作は、若き日のプロフェッサーXとマグニートの物語。今まで4作もの作品を世に送り出してきているが、今作は極上のエンタテインメント作品に仕上がっている。ミュータント第一世代である、後にプロフェッサーXとなるチャールズとマグニートことエリック。彼らが運命的に出会い、そして決別していく行程がとても丁寧に描かれていて好感が持てる。失礼だが今まではあまり物語に深みがなく、派手にミュータントたちが暴れまわっているといった印象が強かった。しかし今回は、ミュータントとして生まれきた苦悩や葛藤、人間と共存していこうと必死に模索する姿など、アクション以外にもたくさんの見所がある。しかし何よりもファンにとって嬉しいのが、なぜプロフェッサーXは車椅子なのか?なぜマグニートはあんな不可解な被り物をしているのか?などの経緯がわかっていくことだ。後のシリーズに登場してくる人物なども少しだけ描かれており、おもわずニヤリとしてしまう場面もあるのが嬉しいものだ。人間の中にも良い人や悪い人がいるように、ミュータントの中にも同じことがいえる。自分とは違う未知の生物を受け入れるのは簡単なことではない。しかしお互い差別ばかりしていては、双方にとって明るい未来などはない。ミスティークことイレブンの葛藤を照らし合わせながら物語を鑑賞していくと、生き方について深く考えさせられることが多々ある。濃厚なドラマに派手なアクションが加わり、シリーズ最高傑作間違いないことだろうと感じる作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

スポンサーサイト

GANTZ

2011 - 02/05 [Sat] - 19:40

「GANTZ」★★★
監督:佐藤信介
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、綾野剛、水沢奈子、千阪健介、白石隼也、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之、他
gantz
ストーリー:まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、電車にひかれて命を落としてしまう。しかし、黒い謎の球体“GANTZ”が彼らを呼び出し、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。【シネマトゥデイ】

累計1200万部を販売した奥浩哉の人気SFコミックを、二宮和也と松山ケンイチ主演で実写映画化した2部作の前編。原作は少しだけ昔に読んだことがあるのだが、あまりあの絵が好きではなかったので読むのを止めてしまった。近頃ではマンガの実写化が多くあるが、GANTZに関しては二部構成ということもあり、良くも悪くも前編は後編につなげるための布石といった印象が強いような気がする。冒頭から死んだはずの人間たちが、GANTZに召喚され謎の星人と呼ばれる敵と生死をかけて戦っていく。意味もわからずに不条理な世界で戦っていく姿は緊張感があっていいのだが、どこかCGとの融合がイマイチといったように目に映ってしまうのが残念でならない。SF作品なのでその世界観に馴染まなければ感情移入するのが難しい。しかし現実世界から切り離された世界で戦う姿は、非現実世界であるにも関わらず、不思議とリアルな何かを映し出しているように感じられるのも、SF作品ならなのかもしれない。ラストである人物が登場して後編への期待を膨らませてくれる。やたらとツッコミ所も多いのだが、それなりにカッコイイ作品に仕上がっているので、SF娯楽作品として独特な世界観を楽しむのもいいだろう。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆


Sound of GANTZSound of GANTZ
(2011/01/26)
サントラ

商品詳細を見る

RED/レッド

2011 - 01/31 [Mon] - 21:10

「RED/レッド」★★★☆
原題:Red
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカ、他
red
ストーリー:元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招集。フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたちが続々と集まる。【シネマトゥデイ】

引退した元CIAエージェントが、自分たちを抹殺しようとする巨大な陰謀組織の黒幕を追い詰めていく痛快アクション。国家当局がRED(RETIRED EXTREMELY DANGEROUS)という名前でリストアップしている超危険人物であるにも関わらず、主人公のフランクはとてもお茶目な一面を持ち合わせている。田舎で静かに一人で暮らしながら、楽しみは役所に勤める女性と電話するのが唯一の楽しみ。そんな普通の一面を見せつつも、トレーニングは引退しても続けている。こういった描写があるだけで、これからド派手なアクションシーンが待ち構えているのだろうと想像が付く。そしてその想像通りに事は淡々と進んでいき、コミカルに描いていくから面白い。個人的にはブルース・ウィリス=クリスマスには散々な目にあうものだという印象が強いので、期待通りにそういった展開になっていってくれたのがツボだった。いわくつきの仲間たちもそれぞれ個性がとても強く、要所要所でいい味を出している。これだけの面子が揃ったのだから面白くない訳がなく、世の中の常識などは一切お構いなしの展開を堪能できるのもスパイ映画だからこそ。アクションやユーモアに富んでおり、この上なく痛快な気分にさせてくれる作品に仕上がっている。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

SP THE MOTION PICTURE 野望篇

2010 - 11/02 [Tue] - 12:04

「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」★★★
監督:波多野貴文
出演:岡田准一、真木よう子、香川照之、松尾諭、神尾佑、野間口徹、堤真一、他
SP 野望篇
ストーリー:チームリーダー尾形(堤真一)の、耳を疑うような発言に疑心をぬぐい切れない井上(岡田准一)は、表面的には平和な姿をしている日常の中に、特殊能力で脅威の存在と四六時中シンクロしていた。そんなある日、六本木で大規模テロ事件が勃発(ぼっぱつ)。テロリストの魔手は笹本(真木よう子)ら第四係のメンバーにも向けられていた。【シネマトゥデイ】

深夜ドラマとして高視聴率を記録した「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。二部構成で描かれており、今回はテレビドラマから一ヶ月後を舞台としており、東京での大規模なテロ事件に勇敢に立ち向かっていくSPを描いていく野望篇。深夜での放送は一度か二度しか観ていなかったのだが、映画公開に伴って再放送をしていたのを観たのをキッカケに今回鑑賞してみました。ある意味、再放送を観ていなかったら観なかったともいえるのだが、劇場版を鑑賞するには説明などがないので、最低限のテレビ版の知識が必要になってくるので、ドラマを鑑賞後に観られることをオススメします。岡田准一はジャニーズの中でも演技に定評があるので好きだが、今回は二年間をかけて肉体改造し、本格的なアクションを披露している。序盤からひたすら走って走ってスピード感溢れるアクション満載なのだが、大方の見せ場のアクションシーンの数々が予告編で使用されているものばかりなので、思ったよりも驚きが少ない。しかもツッコミ所が満載であり、スピード感があんなにも作品から伝わってくるのに、驚くほどに作中での時間経過は遅い。やはり二部構成としての前編であり、後編である革命編への繋ぎといった印象がどうしても残ってしまう。アクションはとても評価できるが、中身に関してある方のセリフを借りれば、「残念だよ、本当に残念だよ。」といったのが素直な感想かもしれない…。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆


『SP 野望篇』オリジナルサウンド・トラック『SP 野望篇』オリジナルサウンド・トラック
(2010/10/27)
菅野祐悟

商品詳細を見る

THE LAST MESSAGE 海猿

2010 - 09/21 [Tue] - 21:01

「THE LAST MESSAGE 海猿」★★★
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也、吹石一恵、三浦翔平、時任三郎、他
umizaru3
ストーリー:2010年10月、福岡沖の巨大天然ガスプラント施設レガリアに、高波にあおられた海洋掘削装置が激突し、大事故が発生する。第十管区海上保安本部機動救難隊の仙崎大輔(伊藤英明)、バディの吉岡(佐藤隆太)らは施設に向かい要救助者の救出を行うが、予想外の爆発が起こり、大輔たちはレガリア内に取り残されてしまう。【シネマトゥデイ】

海上保安庁の潜水士たちの苦難の数々を描き、大ヒットした海猿シリーズの完結編。映画、TVドラマ、映画と公開され、今回は3Dを用いて派手にラストを飾ろうとしているのだが、さすがにここまで引っ張ってきてしまうと、予想以上の展開は望めないものです…。てっきり前回の劇場版でラストだと思っていたのだが、ヘタに大ヒットしてしまうとこうして商業的な続編を制作してしまうのでしょう。中身は想像した通りの結果ではあるが、男臭さは思う存分味わえることだろう。仙崎は友の死を乗り越え潜水士となったが、先輩バディの殉職、新たなバディとの友情、数々の苦難を乗り越え成長してきた。そして今回は大規模天然ガスプラント「レガリア」で火災事故が発生してしまい、人命救助と国家レベルの非常事態という狭間でもがきながら物語は進んでいく。毎度のようにこれで最後だという聞きあきたフレーズのもと、主人公の絶体絶命という古びたシナリオには正直げんなりしてしまうが、そうしたありきたりなシナリオでありながらも、人の命を絶対に守るという強い信念は伝わってくる。ただ、そうした人命救助のシーンの中に、余計な恋心を無駄に入れてしまうのがもったいなく、主人公たちだけで十分。そんな時間があるのならば、もっと男臭いシーンを詰め込んで欲しいものだ。完結した作品を無理やり制作した雰囲気は否めないが、娯楽作品として楽しむことは出来るであろう作品。なんだかんだ言いながらも、こういった男臭い作品も悪くないものです。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆


海猿 オリジナル・サウンドトラック海猿 オリジナル・サウンドトラック
(2010/09/15)
サントラ

商品詳細を見る

BECK

2010 - 09/08 [Wed] - 14:25

「BECK」★★★
監督:堤幸彦
出演:水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理、他
beck
ストーリー:平凡な毎日を送るごく普通の高校生コユキ(佐藤健)が、偶然天才ギタリストの南竜介(水嶋ヒロ)と出会い、才能あふれる千葉(桐谷健太)、平(向井理)、サク(中村蒼)らとともにBECKというバンドを結成する。コユキは天性の才能を開花させ、バンドも成功を重ねていく中、ある日、ロックフェスへの出演依頼が舞い込む。【シネマトゥデイ】

月刊少年マガジンで連載されていた、ハロルド作石の大ヒット同名コミックを映画化。「20世紀少年」でも感じていたことなのだが、堤監督は漫画を映画化するには不向きなのではないかと思う…。原作はたまに立ち読みする程度だったので内容は全く把握していなかったが、音楽青春ストーリーとしてはど真ん中のストレートといった印象で好感は持てる。個性あふれるバンドのメンバーが紆余曲折しながらも、徐々に頭角を現していくのはきっと若い世代には共感が持てることだろう。それでもこういった業界では様々な陰謀などに巻き込まれてしまい、バンド存続の危機にも陥ってしまうことがある。そうした危機を乗り越えていき、ステージで最高のパフォーマンスが出来るのが本物なのかもしれない。原作を忠実に丁寧に描こうとする姿勢は感じられるのだが、音楽に対する高い壁にぶち当たり、どこか逃げの姿勢だったのではないかと思われるシーンが見受けられる。ライヴでの映像はそれなりに評価でき興奮させられるのだが、ユユキの声に対するアプローチの仕方はきっと賛否両論だろう。原作ファンにとっては、それぞれにユユキの声のイメージがあるのかもしれないが、いち映画ファンとしてはあれでは物足りなく感じ、リアリティを追求せずにごまかしたという印象しか残らない。結果、音から逃げたフェイク映像というしかないのかもしれない。そんな中、桐谷健太演じる千葉のソウルが唯一心に響いてくるのが救いだった。演技はもちろんなのだが、特に「EVOLUTION」が最高で興奮してしまう。役者たちの頑張りが感じられるだけに、演出面での不満が多かった作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

BECK オリジナル・サウンドトラックBECK オリジナル・サウンドトラック
(2010/09/15)
サントラ渋谷毅 feat.Curly Giraffe

商品詳細を見る

PUSH 光と闇の能力者

2010 - 06/29 [Tue] - 15:22

「PUSH 光と闇の能力者」DVD鑑賞★☆
原題:Push
監督:ポール・マクギガン
出演:クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング、カミーラ・ベル、ジャイモン・フンス、他

PUSH 光と闇の能力者 [Blu-ray]PUSH 光と闇の能力者 [Blu-ray]
(2010/05/28)
クリス・エヴァンスカミーラ・ベル

商品詳細を見る

ストーリー:ムーバー(念動力)の能力を持つニック(クリス・エヴァンス)のもとに、ウォッチャー(未来予知力)の能力を持つキャシー(ダコタ・ファニング)が現われる。キャシーはキラ(カミーラ・ベル)という女性を探し出すことを手伝ってほしいと頼むが、彼らは謎の政府機関“ディビジョン”が放った特殊能力者に命を狙われ始める。【シネマトゥデイ】

政府機関に育成され、今まで数々の歴史的な大事件に関わってきた特殊能力者達を描くアクション・サスペンス。あまりにもご都合主義すぎて、ラストまでさっぱり意味が分かりません…。ケネディ暗殺などに関わったということらしいのだが、謎の政府機関の存在自体も多くは語られず、しかもその機関から身を隠して生活しているのが主人公という設定。しかも親世代を通り越して、いきなり第二世代などという突拍子もない設定なので、はじめから大きく物語を理解し難くしているようにしか思えない。冴えない主人公に突然現れた少女が、ある女性を探して欲しいとお願いする。そこから様々な能力を持つ者たちが登場してくるのだが、ムーブ、ウォッチャー、スニフなどなど、次々と詳しい説明などもないまま新たな能力者たちが出てくるので、もうなにがなんだか余計に分からなくなり混乱していくばかり。しかも舞台もなぜか香港なので、もうご都合主義や風変わりを通り越して、一体何を描きたいのか分からなくなっていく。B級SF作品くらいの軽い気持ちで鑑賞してみたのだが、意味不明な部分ばかりが目立つために、なんだかどっと鑑賞後疲れてしまった作品。大人っぽくなったダコタ・ファニングの演技が観れたことが唯一の救いだったのかもしれない。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

Dr.パルナサスの鏡

2010 - 01/24 [Sun] - 03:56

「Dr.パルナサスの鏡」★★★
原題:The Imaginarium of Doctor Parnassus
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ヴァーン・トロイヤー、アンドリュー・ガーフィールド、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ、他
parnassus
ストーリー:鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……。【シネマトゥデイ】

毎度不運に見舞われてしまう鬼才テリー・ギリアム監督。今回もヒース・レジャーの急死というヘタをすればお蔵入りになりそうだった作品を、ヒースの代役として友人だったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルという豪華キャストが出演しピンチを救い何とか完成したファンタジー作品。1000歳以上という老人のパルナサス博士率いる奇妙な旅芸人一座。そこへある晩橋で助けたトニーが加わり、物語は一気にまか不思議なギリアムワールドに突入していく。鏡の中の世界ではヒースがジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人に入れ替わる。どんな欲望も満たす世界であり、それと共にヒースも思うままの姿に変わる。しかしそれはヒースが改めて死んでしまったのだと痛感させられるものでもあった。監督の機転をきかせたアイディアは豪華な四人一役という演技を観られる反面、個人的には複雑な心境にもなってしまうのだが、いかにもギリアム監督らしいパラレルワールドだとも思わされる。本作では悪魔との契約で不死の命となったパルナサス博士が、その契約として悪魔に愛娘のヴァレンチナを16歳の誕生日に引き渡すことを諦めない強い気持ちが描かれている。これはある意味、いかなる不運に見舞われても諦めない監督自身の気持ちの表れでもあるように感じられる。ラストにささやかに描かれているちょっとした幸せが、なんだかとても切ない気持ちにさせられた。独創的な世界観が前面に押し出されているのだが、ヒース・レジャーの遺作となった奇想天外で強烈な映像の世界は、とてもイマジネーションを掻き立てられる。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆


Dr.パルナサスの鏡 [Blu-ray]Dr.パルナサスの鏡 [Blu-ray]
(2010/07/02)
クリストファー・プラマー、ヒース・レジャー 他

商品詳細を見る

THE 4TH KIND フォース・カインド

2009 - 12/19 [Sat] - 12:12

「THE 4TH KIND フォース・カインド」★★
原題:The Fourth Kind
監督:オラトゥンデ・オスンサンミ
製作:アメリカ、2009年
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウィル・パットン、イライアス・コーティーズ、他
4th_kind
ストーリー:アラスカ州ノーム。何者かに夫を殺害された心理学者のタイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、夫の遺志を継ぐべくこの町特有の原因不明の不眠に苦しむ住民たちのカウンセリングに当たる。患者たちが一様に同じ症例を訴えることを不審に感じた彼女だったが、ある患者が謎の言語を発するとともに妻子を殺して自殺してしまい……。【シネマトゥデイ】

未解決の失踪や殺人事件が多発しているアラスカ州ノームを舞台とし、2000年に実際に起こった未解決事件を基に記録映像と再現映像からなるドキュメンタリーを騙ったモキュメンタリー作品。公開前には予告が怖すぎてテレビで放送されないなど話題も集めていたが、ハローバイバイ風に簡単に言ってしまえばこんなものは信じるか信じないかはあなた次第です。実在するアビゲイル・タイラー博士も記録映像とインタビューで登場し、彼女を再現映像で本作で復帰したミラ・ジョヴォヴィッチが演じ、そしてナビゲーターも勤めている。タイトルの「THE 4TH KIND フォース・カインド」とは、接近遭遇の分類のうち、宇宙人による誘拐を指す「第四種」から採られているものらしい。今までもこうした宇宙人絡みの作品はあったが、本作はやや異色の感じがした。記録映像は所々映像が乱れており、同時に映し出されている再現映像がそのせいか妙にリアルに感じてしまう。単なる錯覚なのかもしれないが、一緒に隣りで観ていた方はすっかり信じ込んでしまい、帰り際は質問攻めにあい、仕舞いには「今夜眠れない」とまで言っていた。実際にそういった類のものをあまり信じていないのだが、本作で映し出される記録映像の数々はたしかにどれもショッキング。しかしどこか胡散臭く感じてしまい、映像面ばかりに力を入れすぎているので内容があまりにもスカスカで説得力がなさ過ぎる。映像で散々怖がらせようとして、本当にあった怖い話という見せ方は上手いのかもしれないが、本当に一番怖かったのはアビゲイル・タイラー博士の表情だった。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

オリジナル・サウンドトラック『The 4th Kind(原題)』オリジナル・サウンドトラック『The 4th Kind(原題)』
(2009/12/23)
サントラ

商品詳細を見る




ONE PIECE FILM Strong World

2009 - 12/16 [Wed] - 14:57

「ONE PIECE FILM Strong World」★★★☆
監督:境宗久
製作:日本、2009年
声優:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、他
ONE PIECE FILM STRONG WORLD
ストーリー:幼いころ、“悪魔の実”を食べたことにより不思議な能力を手に入れた少年ルフィは、命の恩人にもらった麦わら帽子をトレードマークに海賊王を目指して航海に出る。旅の途中で出会った仲間たちとともに、大海原を突き進んでいくルフィ海賊団。そんな彼らの前に、海賊王と並ぶ世界最強の男・悪魔の実の能力者“金獅子のシキ”が立ちはだかる。【シネマトゥデイ】

原作者である尾田栄一郎が製作総指揮を務めるワンピースの劇場版10作目は、映画シリーズ初となる完全オリジナル・ストーリー。週刊少年ジャンプで連載がされたときから読み続けている大好きな作品なので、普段アニメを観ていないのだが今回初めて劇場版を鑑賞してみた。動員数を瞬く間に100万人を超え、入場者特典のワンピース0巻プレゼントも100万部の増刷と勢いが留まることをしらない状態だけに、平日でも劇場はたいへん混雑していた。今回はルフィ達の故郷でもあるイーストブルーを危機から救うために、伝説の海賊のひとりである金獅子のシキと激しいバトルを繰り広げていく。海賊王であるロジャーや、海軍のセンゴクやガープと幾度も死闘を繰り広げてきたシキなだけに、その悪魔の実の能力が気になっていた。その能力でなぜ伝説にまでなるのかと疑問は残ってしまったが、なかなか面白いキャラだっただけにあまり気にしないことにした。しかしキャラのおかしなテンションやお笑いに比重がやや偏りすぎており、悪役としての部分が若干薄れていたような気もする。ルフィ達をはじめとして、そういった感じがアニメならではの魅力なのかもしれないが、映画としてはもう少し内容などに比重を傾けて欲しいと願う欲張りな想いが個人的には強かった。それでも子供から大人まで幅広く楽しめる内容だとは思う。観て損はしない作品だが、やはりボクは原作のほうが好きです。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ONE PIECE FILM STRONG WORLD オリジナル・サウンドトラックONE PIECE FILM STRONG WORLD オリジナル・サウンドトラック
(2009/12/09)
サントラ

商品詳細を見る

 | HOME |  »

プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

ブログランキング

banner_21

ブログ検索

カウンター

Amazon

フォアフロント

カレンダー(月別)

05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新の記事

コメント

最新トラックバック

リンク

カテゴリ

アーカイブ

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。