映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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ステキな金縛り

2011 - 11/15 [Tue] - 12:01

「ステキな金縛り」★★★☆
監督:三谷幸喜
出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一、他
ステキな金縛り
ストーリー:失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが……。【シネマトゥデイ】

たまには邦画でも観ようと思い、どうせならばコメディで笑いたい気分だったので三谷幸喜監督の新作を鑑賞。「ザ・マジックアワー」以来となるが、今回も初めから最後まで笑わせてくれる。幽霊などというものは正直あまり信じていないが、落武者の幽霊である更科六兵衛が見えれば怖くはないことだろうと思う。毎度ながら西田敏行のややオーバーな演技には抵抗があるのだが、なぜかこの人の演技が嫌いになることはなく、ついつい笑いの世界に引き込まれていってしまう。幽霊ということは、見える人もいれば見えない人もいる。多くの人が幽霊を見えない設定なのだが、この人たちに対して幽霊を証明していくのが馬鹿馬鹿しいほど面白い。しかしただ面白いのではなく、このちょっとした小道具などでの表現方法が、後々の展開への伏線へとなっているのには驚かされる。人はそれぞれが悩み、苦しみ、叶わぬ想いを抱えながら生きていかなければならないということを主人公の成長とともに学び、不器用だが一途な彼女を応援したくなってしまう。法廷ものとしては全く信憑性などはないが、約二時間半楽しい笑いの金縛りにあうことができる作品。

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(2011/10/05)
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猿の惑星:創世記

2011 - 10/08 [Sat] - 16:57

「猿の惑星:創世記」★★★★
原題:Rise of the Planet of the Apes
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、アンディ・サーキス、他
rise_apes
ストーリー:現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。【シネマトゥデイ】

1968年に公開された「猿の惑星」が世界的に大ヒットし、その後も続編やテレビシリーズなどが制作されるなど記憶に残る作品となった。その猿の惑星を現代のサンフランシスコに舞台を移し、一匹の猿であるシーザーの突然変異により、人類の危機に迫っていく行程を描いたのが今作、猿の惑星:創世記(ジェネシス)である。ボクが生まれる以前に制作された作品なので、テレビなどで幼い頃になんとなく観て、子供ながらに猿は賢くて怖い生き物なんだと思った記憶がある。人間もそうだが、動物であったとしてもけしてイジメたり虐待してはならない。抑えつけているという思い込みが、時として大きな悲劇を招くこともある…。本作の主人公である科学者ウィルは、父親の病気を治してあげたいと思う気持ちでアルツハイマーの新薬を開発する。実験の過程でチンパンジーに薬を投与し、実験台となったチンパンジーの子供をこっそり自宅でシーザーと名付けて育てていく。高い知能を持ったシーザーは、あることがきっかけで保護施設に預けられてしまうのだが、そこでシーザーが味わった失望感がなんとも身に染みて感じられる。CGであると分かっていても、緻密に計算された行動の全てがシーザーの苦悩と悲劇として直に伝わってくる。人間への失望からある計画へと行動を移していくシーザーの決意は、人類への警告であると同時に、この世界を覆していく戦いへの合図なのかもしれない…。猿の表情ひとつから、とても説得力のあるリアルな世界観を作り出している本作は、ラストまで飽きさせることなくよくまとまった作品だったと思う。

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パトリック・ドイル/オリジナル・サウンドトラック 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』パトリック・ドイル/オリジナル・サウンドトラック 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
(2011/09/28)
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ザ・タウン

2011 - 02/11 [Fri] - 22:53

「ザ・タウン」★★★☆
原題:The Town
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、クリス・クーパー、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・レナー、他
thetown
ストーリー:綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。【シネマトゥデイ】

全米でも有数の犯罪多発地域であるボストン・チャールズタウンを舞台に、強盗稼業を営む男が、一人の女性との出会いをキッカケに、新たなる人生の一歩を踏み出そうとする姿を描いていく人間ドラマ。タイトルの通りで、街をテーマとした物語。しかしその街では、ドラッグや売春、そして暴力などが日常茶飯事に行われており、それが当たり前の荒んだ街。そこで暮らす人々はそんな街から抜けだしたくとも、抜け出せないのが現実としてあり、多くの人々がその街で死んでいく。そんな街だからこそ、強盗も親子で家業として成立してしまい、いつの間にか見えない呪縛のようなモノが体中に深く沁み込んでいる。そんな環境で育った主人公でありながらも、なぜか感情移入していってしまう。犯罪者でありながら、どこか人柄の良さが滲み出ており、いつしか想いを抱いていってしまう女性に嘘がバレてしまうのではないかと、観ているこちらもハラハラしてきてしまう。それでも男は犯罪から足をなかなか洗えずに、大切な女性とも徐々に心の距離ができていき、最後の仕事だと自分に言い聞かせてハイリスクの伴う大勝負に出る…。いつの時代でも、きっとこのような事が何度も繰り返され、多くの痛みや悲しみを生んできたことだろう。それが幾重にも積み重なり、我々の心に深く刻み込まれているからこそ、物語の登場人物たちの何かが伝わってくる…。アクションシーンも見所が多く、監督・脚本・主演を務めたベン・アフレックの魅力が詰まった作品。

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ソーシャル・ネットワーク

2011 - 01/15 [Sat] - 21:22

「ソーシャル・ネットワーク」★★★★
原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、他
social
ストーリー:2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と共に立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)との出会いを経て、社会現象を巻き起こすほど巨大に成長していくが……。【シネマトゥデイ】

世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)である「フェイスブック」の誕生をめぐる人間ドラマを描いた物語。某SNSに昔友人に誘われて入会したが、今では全く興味すらないものです。世の中には天才と呼ばれる人物がいる。確かに彼らは知能は高いと思うのだが、どうも人間的にはあまり魅力を感じられずに、変わり者が多いように個人的には思う。主人公であるハーバード大生マーク・ザッカーバーグもそういった天才の中の一人なのだが、彼もなかなかの変わり者のように思われる。彼女に振られた腹いせに、女性を比較するというサイトを一瞬で立ち上げてしまい、そこから「フェイスブック」へと成長させていく。はっきりと言ってしまえば、オタクのさえない青年の歪んだ心があまりにもバカらしくも感じてしまうのだが、それでも誰かと繋がっていたいという気持ちは、ひしひしと伝わってくる。理由はどうであれ、そこから巨大なネット上での社交場を作り上げてしまうのだから、天才とは恐ろしいものだと思う。しかしどんなに天才であろうと、中身はコミュニケーション能力すら無い未熟な子供でしかない。そんな主人公が巨額の富を手に入れた代償として、金や女、更には仲間にも裏切られていく様はなんとも滑稽でもあり、ある意味もっともリアルな世の中を映し出しているようにも感じられる。リアルな世界から目を逸らし、バーチャルな世界にいくら没頭しようとも、結局は人間関係というものが根本的に大切なのではないかとボクは思う。どんなに成功していようとも、誰一人友人と呼べる人がいないのは寂し過ぎる。ネットはコミュニケーションツールの一つでしかなく、生身の人間同士のコミュニケーションに勝るものはないとつくづく感じさせられた作品。

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Social NetworkSocial Network
(2010/10/11)
Trent Reznor、Atticus Ross 他

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ソラニン

2010 - 09/22 [Wed] - 17:56

「ソラニン」DVD鑑賞★★★☆
監督:三木孝浩
出演:宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩、永山絢斗、他

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]ソラニン スタンダード・エディション [DVD]
(2010/09/03)
宮崎あおい高良健吾

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ストーリー:OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)は不透明な未来に確信が持てず、互いに寄り添いながら東京の片隅で暮らしていた。ある日、芽衣子の一言で仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、芽衣子と一緒にその曲をレコード会社に持ち込むが……。【シネマトゥデイ】

浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した作品。毎度ながら原作は未読です。大学を卒業して目の当たりにする現実の厳しさ。これは意外に想像していたよりも大きすぎると、きっとお先真っ暗な世界ばかりが脳裏をよぎってしまうことだろう。仕事を2年でなんとなく辞めた芽衣子。音楽という夢がありながらも、その夢に向かうことすらしない種田。こういったやる気が全く感じられない草食系カップルを見ていると、とてもイライラしてしまう。フリーターで自立すらしていない種田という男に関しては、一切共感できる部分が見つからない。実際こういった男とは友人にもなれないし、なりたいとも思わない。個人的には一番嫌いなタイプなので、序盤の淡々とした二人の空気に白けてしまった。それでも大切な人の死を乗り越えようと、必死で彼の作った曲を歌う姿には心が揺らいでしまう。ヘタウマ?ながらも、彼女の愛くるしい人柄がにじみでていて、ストレートな表現の歌唱力に好感が持てた。やはり音楽漫画として音楽の部分を表現するのは難しいことだが、実際に歌わなければその壁は決して越えることができないような気がする。青春時代の懐かしい感覚を味わえる作品。

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ソルト

2010 - 08/06 [Fri] - 23:58

「ソルト」★★★
原題:Salt
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー、他
salt
ストーリー:CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出すが……。【シネマトゥデイ】

最近ではすっかり演技派女優としての地位を確立したアンジーだが、今回は久しぶりにアクション女優としての彼女の姿が堪能できる。CIAの敏腕エージェントなどの題材などを扱った作品は数多く存在するが、女性でこれだけアクションが出来て、なおかつ客を呼び込むことのできることができる女優というのは少ない。そんな領域で今回はアンジーの作品の中でも一番体を張っているのが今作の「ソルト」だろう。冒頭から北朝鮮にいきなり下着姿で拷問を受けるアンジー。そうかと思えばトラックの上を次から次へと飛び移ったり、エレベーターなどの降下シーンや、銃撃戦、肉弾戦など、男顔負けのアクションシーン満載。一見こうしたアクショーンシーンだけを挙げていけば娯楽作としては十分に楽しめるのだが、いかんせん内容があまりにも幼稚すぎるために何処か拍子抜けしてしまう部分が残ってしまう。元々はトム・クルーズ主演で企画されたものを、単純に女性のCIAものに変更しただけなので仕方がないのかもしれないが、それ以前にあまりにも作品自体に個性が少なく、アンジーばかりに頼りすぎているようで面白みに欠けてしまう。お決まりのセクシーショットなども多少はあるが、これだけでは他のスパイ映画と比べてしまうと迫力に欠けてしまい、二番煎じといった印象が強く残ってしまうばかり…。ソルトの内面もあまり描かれておらず、疑問点も挙げればキリがないのだが、単純にアンジーのアクションを楽しみ、通常の常識では味わうことのできないエンタメ作品として鑑賞する分には問題はないだろうと思う。それでもなぜか観終わった後に面白い?と思わせるのは、単純に彼女の魅力があってのことだろう。

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ザ・ウォーカー

2010 - 06/23 [Wed] - 11:39

「ザ・ウォーカー」★★★
原題:The Book of Eli
監督:アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ
出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン、ジェニファー・ビールス、フランシス・デ・ラ・トゥーア、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ、他
ザ・ウォーカー
ストーリー:世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が現れ……。【シネマトゥデイ】

戦争によって崩壊してしまった世界で、たった一冊だけ残ったある本を誰かに届けるために、30年間ひたすた西へ旅を続けている男を描く物語。何の予備知識も持たずに鑑賞したほうが、驚愕のラストに驚いてしまうことだろう。目的も知らずに、ただ西へと旅をする主人公。理由は世界にたった一冊だけ残った本を運ぶため。そんな果てしない旅を続け、目的地へ本を運ぶためならば、道中本に触れようとする者がいたならば迷わず皆殺しにしていく。世界は戦争によって全てを失い、文明は崩壊し残された人類は希望すら失い、暴力と殺りくが繰り返される無法地帯。そんな中本を運ぶ主人公に、その本を探す独裁者が現れ、主人公の行く手を阻んでいく。文明が崩壊し荒れきった世界を、画面全体の色調が物悲しく語っているように感じられる。その色彩は失われた様々な物の色を示しているかのように、静かにただ混沌とした状態。そんな薄暗い世界に希望の光を照らしだすのが本なのかもしれないが、正直信仰心など全く無く、キリスト教などにも興味のないボクには、その本の持つ意味や有難みなどが理解し難いものがある。本などよりもこういった無法地帯を見せられると、物の有難みのほうが個人的にはとても強く伝わってくるもの。ある謎を最後まで予想できなければ、きっと物語の感じ方も変わってくるだろう。しかし日本人にはきっとこの本の持つ意味を理解することは難しいことなのではないかと思う…。

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Book of EliBook of Eli
(2010/01/26)
Atticus Ross、

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ジェイン・オースティン 秘められた恋

2010 - 06/06 [Sun] - 15:41

「ジェイン・オースティン 秘められた恋」DVD鑑賞★★★☆
原題:Becoming Jane
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカボイ、ジュリー・ウォルターズ、ジェームズ・クロムウェル、マギー・スミス、ジョー・アンダーソン、他

ジェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]ジェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]
(2010/03/17)
アン・ハサウェイジェームズ・マカヴォイ

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ストーリー:1795年、イギリス。オースティン家の次女ジェイン(アン・ハサウェイ)は、裕福で家柄のいい相手との結婚を望む両親に迫られ、地元の名士レディ・グリシャム(マギー・スミス)の甥(おい)との結婚をしぶしぶ検討。しかしそんな中、ジェインはロンドンで法律を学ぶ知的なアイルランド人青年トム(ジェームズ・マカヴォイ)と出会う。【シネマトゥデイ】

19世紀イギリスの女流作家である、ジェイン・オースティンの知られざる恋を描いた伝記ラブストーリー。イギリス人ではないが、アン・ハサウェイ演じるジェインがキュートな感じなので、現代の女性にも共感が持ちやすいように感じられる。ジェイン・オースティンといえば、「高慢と偏見」や「エマ」などの恋愛小説が広く知られているのだが、果たして日本ではどれだけの人が彼女のことを知っているかが疑問。こういった話しでは、少しでも主人公のことを知っているだけでも感情移入しやすいので、少なからず彼女のことを知ってから鑑賞することをおすすめしたい。そうすれば彼女が愛のない結婚に踏み切れずに、愛する男性と駆け落ちする場面などの高揚感がより一層伝わってくることだろう。愛のない安定した結婚生活か、愛のある危険な生活で迷う姿は儚くもありロマンチック。しかしどこか二十歳の小娘の恋愛と考えてしまうと浅はかでもあると思ってしまう。それでもそうして色々な経験を積んでいき、生涯独身を貫き通し、数々の作品を世に送り出したことを考えれば、彼女にとってたった一度の本気の恋愛というのは、きっとはかりしれないものだったのだろう。実らぬ恋だったが、そこに秘められた想いがたくさん伝わってきた作品。

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サンシャイン・クリーニング

2010 - 06/04 [Fri] - 15:15

「サンシャイン・クリーニング」DVD鑑賞★★★☆
原題: Sunshine Cleaning
監督:クリスティン・ジェフズ
出演:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、スティーヴ・ザーン、アラン・アーキン、他

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(2010/03/03)
エイミー・アダムスエミリー・ブラント

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ストーリー:シングルマザーのローズ(エイミー・アダムス)は、ハウスキーパーの仕事をしながらオスカー(ジェイソン・スペヴァック)を育てている。彼女の妹(エミリー・ブラント)はいまだにアルバイト生活をしながらの実家暮らし。ある日、息子が小学校を退学になったのをきっかけに、姉妹は事件現場のクリーニングというヤバそうな仕事を始める。【シネマトゥデイ】

「リトル・ミスサンシャイン」チームが再び集結し、一風変わったビジネスを手掛けることとなった姉妹と、その家族の再生を描いていくちょっとホロ苦くも感じてしまう心温まる物語。人生都合よくばかりは回らないが、なんとか生きていくことは出来るものだとつくづく感じてしまう。それでもやはり幸せな人生のほうがいいのだが、なぜか思うようにいかないのが人生。それが面白いと言ってしまえば終わってしまいそうだが、うまくいかないときは何をやってもダメなときもある。主人公である姉妹も何をやってもうまくいかない日々。そんな姉妹に大金が稼げる仕事が舞い込んでくる。しかしそれは事件現場をクリーニングするという特殊清掃。姉妹、父、息子と、それぞれがハッキリ言ってしまえば負け組のこの家族なのだが、その家族が特殊清掃を通じて徐々に再生していく様子が丁寧に描かれていて好感がもてる。しかしそう簡単には物事がうまくいくはずもなく、またどん底まで堕ちていってしまうのだが、それでも生きていけるのは家族の絆があるからということを痛感させられる。ツッコミ所もあるのだが、頑張って生きている彼女たちを見ていると自然と応援したくなってしまう。そろいもそろってダメ人間だからこそ、なんだか妙に彼女たちの言動が心に響いてしまう作品。

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ジュリー&ジュリア

2010 - 05/26 [Wed] - 12:03

「ジュリー&ジュリア」DVD鑑賞★★★☆
原題:Julie & Julia
監督:ノーラ・エフロン
キャスト:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンド、他

ジュリー&ジュリア [Blu-ray]ジュリー&ジュリア [Blu-ray]
(2010/05/07)
メリル・ストリープエイミー・アダムス

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ストーリー:1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。【シネマトゥデイ】

女性の視点を活かし、料理を機に人生を変えた二人の女性の実話を描いた物語。実在した料理研究家ジュリア・チャイルドという女性を、この作品を鑑賞するまでは知らなかったのだが、メリル・ストリープが演じているときっとこういう人だったんだろうと素直に思えてしまう。料理を心から愛しており、ユーモアがあり大らかな人柄に自然と心を惹かれていき好きになっていく。一見豪快なおばちゃんにも感じてしまうが、大げさな演技が逆に好感を持てるから不思議だ。食べることが大好きで好奇心旺盛な彼女は、見ているだけでとても人を幸せにしてくれる気がする。そんな彼女がパリでフランス料理に出合い、524ものレシピを載せた料理本が後のアメリカの食文化に多大な影響を与える。そんな彼女の大ファンであるジュリー・パウエルが、50年後に彼女の全レシピを一年間挑戦し、ブログに綴るという大胆な目標を掲げる。8年間をかけて作られたレシピを、たったの一年で再現して食すという行為は無謀ともとれる。しかし何度も挫けながらも、目標達成のために奮闘していく姿勢は素晴らしいことだと思える。それもひとえに、料理への愛情があるからこそ出来たのだと思う。二人が作る料理から、心と胃袋を満たされ幸せな気持ちになれる作品だった。

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

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