映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

  JUKEBOXのナビゲーター   トップページ > 映画 か行  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

借りぐらしのアリエッティ

2010 - 07/21 [Wed] - 20:38

「借りぐらしのアリエッティ」★★★☆
監督:米林宏昌
出演:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、三浦友和、樹木希林、他
karigurashi
ストーリー:古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。【シネマトゥデイ】

メアリー・ノートン原作「床下の小人たち」をスタジオジブリが映画化。いくつになってもジブリ作品だけは欠かさずチェックしてしまうものです。毎回感じることなのだが、ジブリ作品は一見テーマが簡単なようでいてとても難解なものであるように思えてならない。そこがジブリらしいのかもしれないが、もしかしたら非常に個性が強いだけなのかもしれないとも思えてしまう。そう感じつつも毎回新作を楽しみにしてしまうのだから、ジブリ作品の凄さを感じずにはいられない。人間が使うものを少しだけ借りながら生活している小人たち。妖精とも違い、ましてや魔法なども使えない。そんな普通?の小人たちの世界が、台所の下に広がっている。彼らは長い間そうして生活してきており、人間に見つからないようにひっそりと暮らしていた。そんな中、好奇心旺盛な少女・アリエッティが、その家に住む人間の少年に目撃されてしまい、事態が急変していく。アリエッティと少年の出会いや別れを、どこか懐かしいジブリを観ているような感覚で演出しているのが好感が持てた。普通に我々人間が生活している物が、ちょっと視点などを変えてみると大きく違って見えてくる。物が豊かであり、物が溢れている世界。そんな世界に住む少年と、人間の物を借りながらも、どこか心豊かに静かに暮らしているアリエッティたちの世界。一見同じようであって、全く違った世界を対比しながら見せられ、心の貧しい世界に住む人間が小人たちよりもずっと小さな存在にすら思えてしまった。凹凸のある別々の世界観を垣間見れるのがなんとも楽しかった作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆


借りぐらしのアリエッティ サウンドトラック借りぐらしのアリエッティ サウンドトラック
(2010/07/14)
セシル・コルベル

商品詳細を見る

スポンサーサイト

告白

2010 - 06/10 [Thu] - 15:27

「告白」★★★★
監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃、他
告白
ストーリー:とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。【シネマトゥデイ】

2009年の本屋大賞に輝いた、湊かなえのベストセラーを映画化した作品。原作では新人作家である湊かなえさんの圧倒的なまでの世界観に魅了されてしまった。原作が大好きだったので、監督がとても苦手な中島哲也監督ということもあり不安だったのだが、今回はいつものポップで独創的な色彩感覚を封印し、音楽を絡め作風にあった色彩感覚で描いている。もしもこれがいつもの派手な色彩ばかりならば、きっと作品に引き込まれるような感覚にはならなかったことだろう。物語はそれぞれの独白によって進行されていく。単純にこのプロットだけを追っていくと、なんとも残酷で救いようのない哀しみに押しつぶされてしまいそうになってしまう。それぞれが告白していく姿は、どこか虚無感が漂う。嘘と真実の境目をまるで瞑想していき、次第に罪の連鎖が加速していき新たな悲劇を生んでしまう。女性教師の復讐劇から始まった負の連鎖は、いつしか人間の命の尊さというものを深く考えさせていく。しかし人間の心の奥深くに潜む憎悪というものを、慈愛に導くのは簡単ではない。モラルのない世界が浸食し、モンスターを次々と生み出す昨今。そんな者たちの心と魂の悲痛な叫びが混沌と響き渡ってきた。松たかこの演技が圧巻であり、原作の世界観とはまた違った世界観を新たに作り出している作品。Radioheadの「Last Flowers」が映像と絶妙にリンクしており、登場人物たちの悲痛な叫びに聞こえてくる…。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

告白 オリジナル・サウンドトラック告白 オリジナル・サウンドトラック
(2010/05/26)
サントラやくしまるえつ&永井聖一

商品詳細を見る

グリーン・ゾーン

2010 - 05/16 [Sun] - 21:09

「グリーン・ゾーン」★★★☆
原題:Green Zone
監督:ポール・グリーングラス
キャスト:マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン、エイミー・ライアン、他
greenzone
ストーリー:ロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の行方を追う極秘任務に就くが、国防総省の要人によって手掛かりを奪われてしまう。国防総省の動きを不審に思った彼は、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と共闘することに。部隊を離れ単独で調査を開始し、執ような妨害工作に苦しみながらも謎の核心に迫っていく。【シネマトゥデイ】

政治絡みの戦争映画なのだが、それなりにエンタメとしても楽しめる社会性の強い内容となっている。最初から最後まで臨場感溢れる映像を味わえる。手持ちのカメラなので、敵を追撃する際などは激しく画面が揺れ動き、まるで自分自身もその場に居るような感覚にさせられる。特に銃撃戦は緊迫感があり、手に汗握る映像を楽しむことができることだろう。ポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのタッグといえば、ジェイソン・ボーンシリーズがある。このシリーズが好きな方には、今回の内容ではやや物足りなさを感じてしまうかもしれない。物語の核心である大量破壊兵器の保持という点が、結末へ向うにつれてなんだかとても馬鹿馬鹿しくもあり呆れてきてしまう部分が強い。大半の人がその真相を知ることになるので、あきらかにそれまでの緊迫感なども大幅に薄れていく。リアリティある映像でとても見応えがあっただけに、このような内容では茶番でしかないように思えてならないのが残念。兵士を欺瞞したような愚かな戦争という感じを、この作中のイラク戦争からひしひしと伝わってくる。ラストである人物がとった行動には驚きもしたが、これも戦争という一言では語れない様々なモノを物語っているのかもしれないと強く感じた。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

オリジナル・サウンドトラック『GREEN ZONE(原題)』オリジナル・サウンドトラック『GREEN ZONE(原題)』
(2010/04/28)
ジョン・パウエル

商品詳細を見る

きみに読む物語

2010 - 05/13 [Thu] - 14:52

「きみに読む物語」DVD鑑賞★★★☆
原題:The Notebook
監督:ニック・カサベテス
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、他

きみに読む物語 [Blu-ray]きみに読む物語 [Blu-ray]
(2009/12/18)
ライアン・ゴズリングレイチェル・マクアダムス

商品詳細を見る

ストーリー:家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。【シネマトゥデイ】

何気に家の掃除をしていたらこのDVDを見付けたので鑑賞してみた。ニコラス・パークスのベストセラー小説を映画化された作品だが、公開当時はなにかと純愛ものの作品が流行していたような記憶がある。普段はあまり毛嫌いしてこういった作風のものは鑑賞しないのだが、この作品は物静かに時間が流れていき、心に沁み渡っていく内容となっている。展開は至ってベタなものといった感じがする、昔からある古典的な身分の違いを超えた恋。若い男女が情熱的に愛し合い、やがて別れが待ち受けている。これだけならば普通としか言いようがないが、今回は意外な結末を用意してくれたので飽きずに最後まで観られる。老人ホームで、老人がアルツハイマーの老女に物語を聞かせる。これが物語のほとんどを占めており、好き嫌いが別れてしまうかもしれない。それでも老人二人の演技が見応えがあり、物語に引き込んでいってくれる。ありがちなお涙ちょうだいものとも違い、ゆっくりと心に届いてくるような感動くらいが個人的にはちょうどいいのかもしれない。永遠の愛などは存在しないのかもしれないが、こうして一人の人間を愛し続けていけたらどんなに幸せなのかと思う半面、大人になるにつれて純粋な気持ちを失いつつある自分に気付いてしまう。少女向けの恋愛ものは耐えられないが、たまにはこういった純愛モノもいいかもしれない。

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

空気人形

2010 - 05/09 [Sun] - 18:20

「空気人形」DVD鑑賞★★★☆
監督:是枝裕和
キャスト:ぺ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里、丸山智己、奈良木未羽、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子、他

空気人形 [DVD]空気人形 [DVD]
(2010/03/26)
ぺ・ドゥナARATA

商品詳細を見る

ストーリー:レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。【シネマトゥデイ】

題材だけで拒絶しそうな人もいるだろうが、ペ・ドゥナのピュアな演技がそんなことを忘れさせてくれる。一体5980円という低価格なラブドール。はやい話が男性の性欲を満たすための女性の代用品。実際に使用したことはないが、こういう人形を購入する気にはなれない。人形師の手により、本物の人間のように大量生産された空気で膨らむ空気人形。そんな人形がいつしか心を持ってしまう。無の状態から心を宿すというのは、きっと切ないことだろうと痛感させられる。いくら人間そっくりに作られた人形とはいっても、所詮は性欲を満たすための代用品でしかない。そのことを彼女自体が知っているだけに、なんだか心を持つということがとても切ないことなのだと思わされてならない。しかしその反面、心がからっぽであるということも切ないものなのかという矛盾も知ってしまう。それでも心を持つことによって感じられるものもたくさんあるのだし、ときには切なく辛いことがあろうとも、心があるというのは素晴らしいものなのだと思う。それにしてもぺ・ドゥナの演技は凄すぎる。心のない人形が、片言で徐々に色々なものを吸収していくシーンなどは、本当に人形に魂が宿っていくように感じられる。個性あるキャスティングも抜群であり、完成度の高い作品だと思う。独特でユニークな世界観であり、こういった愛の逸話も現代にはアリなのかもしれないと考えさせられた。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

クヒオ大佐

2010 - 04/01 [Thu] - 22:27

「クヒオ大佐」DVD鑑賞★★★
監督:吉田大八
出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子、新井浩文、児嶋一哉、安藤サクラ、内野聖陽、他

クヒオ大佐 [DVD]クヒオ大佐 [DVD]
(2010/03/26)
堺雅人松雪泰子

商品詳細を見る

ストーリー:1990年代初頭、クヒオ(堺雅人)は、自分はアメリカ軍特殊部隊のパイロットで、エリザベス女王とも血縁関係にあたるなどと吹聴し、次々と女性たちをだましていた。だが、実際彼は純粋な日本人で、華麗な経歴もすべて自ら作り出したものだった。弁当店を営むしのぶ(松雪泰子)も彼の立派な軍服姿にころりとだまされ、懸命にクヒオに尽くすが……。【シネマトゥデイ】

吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した作品。バカバカしくてありえないような話なのだが、意外と深い話のような気もするコメディ。純粋な日本人でありながら、片言の日本語に制服のコスプレ。整形のような高い鼻をし、アメリカ人のふりをしているくせに英語が全く話せない詐欺師。そんな男にどうして騙されてしまうのかという疑問だらけだが、あまりに必死なクヒオ大佐を観ていると、そんな答えなどはどうでもよくなってきてしまう。自らをジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐と名乗り、実在した日本人結婚詐欺師が居たことに驚きを隠せないが、男と女には理屈など関係がないときもあるし、自分自身も女性には騙されてばかりなので、こういった話があったとしても不思議ではないのだろう。人は何らかのコンプレックスはきっと持っていることだろう。そんな自分にとっては弱みな部分も、他人からしてみればどうでもないことだったりもする。人は弱い生き物だからこそ、そういったコンプレックスがもたらす影響も多かれ少なかれきっとあるのだろう。それが変な方向へと進み、クヒオ大佐のように自分とは真逆の存在になってしまうのも、また傍から観ている方としては面白いものだ。人を騙すのは良いことではないが、必死になって騙して騙される姿というものは、不謹慎かもしれないが面白いと感じてしまう。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

恋するベーカリー

2010 - 02/26 [Fri] - 21:53

「恋するベーカリー」★★★☆
原題:It's Complicated
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーヴ・マーティン、ジョン・クラシンスキー、ハンター・パリッシュ、他
koibake
ストーリー:3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌(おうか)していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……。【シネマトゥデイ】

大御所たちが繰り広げていく、下ネタ満載の大人のラブコメ。ありえない展開だけれども、大御所たちの安定感のある演技があるので最後まで不思議と安心しながら鑑賞できてしまう。タイトルだけで判断してしまうと、ヘタなロマンスを安易に想像してしまうがこの作品はちょっと違う。良くも悪くもいい大人たちが性懲りもなく恋愛に勤しんでいるといった印象がとても強い。N.Y.タイムズ紙でNo.1に選ばれたベーカリーを経営する実業家であるジェーンは、三人の子供たちを立派に育て上げたシングルマザー。そんな彼女は身も心もなぜか満足できないでいる。セレブな生活を送っている彼女がこんな悩みを持っていても、正直あまり共感できるものではない。それでも映画とは不思議なもので、そんな彼女が別れた元夫と不倫関係になるという展開でも楽しむことができる。元サヤなるものがそんなにいいものかと考えさせられるが、年甲斐もなく一生懸命に恋愛に励んでいる姿を観てしまうと妙に納得してしまうものがある。それでもあまり中高年がセックスしている姿は観たくはないが、ただただ呆れてしまうばかりだが笑ってしまう。家庭よりも自立を望み、挙句の果てに元夫と不倫しているのには納得できないが、犠牲者である子供たちがあまりの出来ごとに傍観者的な立ち位置にいるのが妙にツボに入ってしまった。実際にはこういったことはあまり起きないだろうが、映画として楽しむ分には問題ないと思えた変な作品。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ゴールデンスランバー

2010 - 01/30 [Sat] - 18:38

「ゴールデンスランバー」★★★☆
監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、貫地谷しほり、相武紗季、ソニン、大森南朋、柄本明、香川照之、他
golden_slumber
ストーリー:凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。【シネマトゥデイ】

伊坂幸太郎原作を映画化した作品。中村監督はこれで伊坂作品三本目を手掛けたことになるのだが、毎回悪くはないのだが、とても良いとも言い難い出来といった感じを受けてしまう。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男が、仙台中を駆け巡って逃亡していくのだが、その途中で昔の仲間たちとのエピソードが窺える。あくまで逃亡劇がメインだと思うのだが、どうもその昔の青臭いエピソードが残念ながら緊張感があるはずの逃亡劇の妨げになっているようにも感じてしまう。しかし今までの伊坂作品の中でも一番の豪華キャストということもあり、出演者の安定した演技は見応えがある。その中でも濱田岳が特に良かった。彼は伊坂作品の常連であるが、役柄から見られる狂気がとても良かった。仕組まれた巨大な陰謀から、一人の無力な男がいかに警察の網を掻い潜り逃げるのか?逃亡劇の最中に彼に手を差し伸べる人々から、なにか絆のようなものがひしひしと伝ってくる。首相を狙った爆弾テロというストーリーの大きさは窺えるものの、そこまで迫力や緊迫感があるかというと少々疑問だ。それでも要所要所でうまく演出もまとめてあったので、観ていて飽きはしないことだろう。“たいへんよくできました”とまではいかないが、それなりにはよくできた作品だと思う。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

ゴールデンスランバー~オリジナルサウンドトラック~ゴールデンスランバー~オリジナルサウンドトラック~
(2010/01/27)
斉藤和義

商品詳細を見る

カイジ 人生逆転ゲーム

2009 - 10/17 [Sat] - 17:46

「カイジ 人生逆転ゲーム」★★☆
監督:佐藤東弥
製作:日本、2009年
出演:藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、松山ケンイチ、松尾スズキ、佐藤慶、他
kaiji
保証人になった男が夜逃げし、莫大な借金を背負ってしまったカイジ。だが、彼に返済能力はなく、金融会社の女社長は借金の返済どころか、大金を手に入れる可能性を秘めたゲームが行なわれるという船への乗船を勧める。【MovieWalker】

福本伸行原作の人気コミックを実写映画化した作品。毎週ヤンマガで原作を読んでいるのだが、どうもイメージとだいぶかけ離れすぎているのでギャップに戸惑ってしまう。競馬やパチンコなどギャンブルを楽しんでいる人は大勢居るだろう。勝った負けたなどの勝敗はギャンブルをした本人の責任だし、負けたからといって不機嫌になり八つ当たりされるのだけは困ってしまう。しかもギャンブルで負けが続き、借金までしてもやり続けるやからを見ると、つくづくバカとしか思えなく呆れてしまう。身を滅ぼしてまでやり続けてしまうギャンブルというものは、本当に恐ろしいモノだと感じてしまう。物語は友人の借金の肩代わりをさせられた主人公のカイジが、一発逆転のゲームに挑んでいくお話し。毎日をダラダラ過すフリーターが、一夜で借金を帳消しにして大金を儲けようと考えるあたりが甘すぎる。しかもそんな借金で首が回らなくなったやからが大勢いる始末…。財力が有るか無いかで「勝ち組」と「負け組み」を判別するのは問題があるが、こういった格差社会といわれる世の中では最も分かりやすい例えなのかもしれないが共感はできない。勝ち組エリート集団が様々なゲームを仕掛け、負け組みが生き残りをかける姿は痛々しくもあり、中には悪趣味なゲームもあり腹立たしくもある。主人公であるカイジを藤原竜也が演じているのだが、彼のオーバーな演技がこういった作風だと普通に感じられる。とにかく終始カイジが騒ぎ立てハイテンションなために観ていてとても疲れる。しかも香川照之との一騎打ちは、いちいちタメを作りすぎて丁寧に描こうとしているためかイライラしてしまう。結局ギャンブルをしないボクのような人間からしてみると、あまりにも馬鹿げているために白けてしまうかもしれない。人生逆転ゲームなどをしないで、毎日地道に働くことが大切だと思います。原作にあるような心理描写や勝負のキーとなる部分が大幅に端折られているので緊張感に欠けてしまう。オーバーな演技や騒ぎ喚くカイジに鑑賞後どっと疲れてしまう。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
(2009/10/07)
サントラ

商品詳細を見る

コレラの時代の愛

2009 - 07/28 [Tue] - 23:49

「コレラの時代の愛」DVD鑑賞★★★
原題:Love in the Time of Cholera
監督:マイク・ニューウェル
製作:アメリカ、2007年
主演:ハビエル・バルデム、ジョバンナ・メッツォジョルノ、ベンジャミン・ブラット、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ローラ・ハリング、リーブ・シュライバー、ジョン・レグイザモ、他
cholera
貧しい電報配達員のフロレンティーノは、裕福な商人の娘フェルミーナに一目ぼれ。一度はプロポーズに成功するが、彼女の父親によって2人は離ればなれに。遠く離れても恋の電報を送り続けるが、彼女に結婚話がもちかかる。【MovieWalker】

ノーベル文学賞作家であるガルシア=マルケスの同名の原作を映画化した作品。たった一人の女性に愛を永遠に誓った男を、主演のハビエル・バルデムがとてもキモいのだが、なぜかとても少年のようなピュアな瞳で熱演している。一目惚れした美しい女性を半世紀以上も愛し続ける男。半世紀もまだ生きていないので、どれ程長く辛い日々かは全く想像できない。しかしこの男は心は純潔を貫き通すと誓いながら、肉体関係を持った女性の数は622人。コレラの前に、よく性病に感染しなかったのかと不思議に思うほどの莫大な経験人数。昔コレラは不治の病と恐れられていた病気だが、恋の病は未だに特効薬すらみつからぬ不治の病であろう。手紙だけで情熱的な若い恋を育んだ二人だが、あっさりと娘の父親に関係を引き裂かれてしまい、娘は他の男と結婚してしまう。そしてその愛する女性が夫を亡くすまでの51年9か月と4日をひたすら待ち続け、夫が亡くなった日にプロポーズするという無神経ぶり。正直ここまでの内容からして、一体何処が純愛なのかと疑問に感じてしまうのだが、そこはややロマコメ要素を取り入れたからだろうと無理矢理納得させてしまう自分がいる。恋文で幻想を抱き、一生その女性に対する幻想を抱き続ける姿勢は、大人になるにつれて失われていくモノ。いつまでも初恋を忘れずに一途さを表現したハビエル・バルデムの演技は、次第に純愛物語なのだと感じさせてくれるものがある。しかし70代同士のベットシーンはちょっと抵抗がありすぎました…。生涯愛し続けられる女性はなかなか現れるわけではないが、なるべくならば半世紀以上も待つのは避けたいものです。

公式サイト

★応援クリック⇒◆人気ブログランキングFC2 Blog Ranking◆

 | HOME |  »

プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:1970年代後半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

ブログランキング

banner_21

ブログ検索

カウンター

Amazon

フォアフロント

カレンダー(月別)

05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新の記事

コメント

最新トラックバック

リンク

カテゴリ

アーカイブ

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。