映画・DVDを、管理人の独断と偏見で辛口評価!たまに音楽・書籍評価もあります。

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アドレナリン2 ハイ・ボルテージ

2010 - 02/08 [Mon] - 23:43

「アドレナリン2 ハイ・ボルテージ」DVD鑑賞★★
原題:Crank 2: High Voltage
監督:ブライアン・タイラー、マーク・ネヴェルダイン
出演:ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート、エフレン・ラミレッツ、ドワイト・ヨーカム、他

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ストーリー:自分をハメた悪党との死闘で瀕死の重態に陥った殺し屋シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)だったが、運ばれた病院で心臓を奪われ、バッテリー式の人工心臓を移植される。ところが、それは充電しないと止まってしまうという代物で、シェブは電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所とところ構わず充電するために奔走する。【シネマトゥデイ】

「アドレナリン」シリーズの続編。お馴染みのハゲでカッコイイ男ジェイソン・ステイサム主演の、ハイテンションでやりたい放題の作品。前作を観ていなくとも、このあまりにもおバカすぎる内容に笑ってついていける方は大丈夫。少々免疫が必要不可欠ですが…。前作ではアドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入された殺し屋シェブ・チェリオスだが、今回は墜落死?したかと思いきや、体内にバッテリー式心臓を埋め込まれ、充電し続けないと死んでしまうというおバカな設定。もう本当にやりたい放題としか言いようがない。電流がなくなれば死んでしまうので、ひたすらに電流を求めて、バッテリーやスタンガン、更には発電所にまでチャージしに行く始末。前作を凌ぐおバカっぷりはある意味ファンにはたまらない!?ただ何を血迷ったのか、変なパロディまで取り込んでしまったのは正直やりすぎかもしれない。それでも過激に街中を走り回り、お色気まで付いてくるのだからもう笑って許すしかない。個性的であり、遊び心が満載な超B級作品は、一緒にテンションを上げて楽しむしかないだろう。おバカすぎて拒絶してしまう人も多いだろうが、意外とこういった超B級作品は嫌いじゃありません(笑)

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インビクタス 負けざる者たち

2010 - 02/07 [Sun] - 19:41

「インビクタス 負けざる者たち」★★★☆
原題:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、ザック・フュナティ、グラント・L・ロバーツ、トニー・キゴロギ、マルグリット・ウィートリー、他
invictus
ストーリー:1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。【シネマトゥデイ】

ジョン・カーリン原作小説を、今や巨匠と呼ぶに相応しいであろうクリント・イーストウッド監督が映画化した史実の感動作品。イーストウッド作品ということで期待していたのだが、史実に基づくストーリーなので大きな展開などはないが、無駄な部分を削ぎ落とした実にシンプルで分かりやすい内容に仕上がっている。今年はサッカーW杯南アフリカ大会が開催され注目を集めている南アフリカだが、物語は95年に開催されたラグビーワールドカップでの、南アフリカラグビー代表チームの奇跡を描いていく。ネルソン・マンデラという人物を語るには、到底2時間では収まりきらない。それほどまでに彼には様々なエピーソードがある。アパルトヘイトが崩壊して間もなく、このラグビーワールドカップが開催された。長い間投獄生活を送ってきたマンデラが選んだ道は和解と赦し。ボクなどの凡人ならばすぐさま復讐してしまいそうだが、彼はスポーツを通じて国民を団結させようと奮起する。弱小チームの立て直し自体簡単なことではないが、マンデラの不屈の精神がチームの快進撃を生み、次第に国民が団結していく姿は感動する。ただ派手な演出などが一切ないので、感動物語を期待しすぎてしまうと物足りなさを感じてしまうかもしれない。しかし史実をここまでそつなくまとめ上げたのは流石だと思う。モーガン・フリーマン、マット・デイモンの演技も安定しているので安心して観ていられる。初の黒人大統領や国の情勢などが、今のアメリカを映し出しているようにも感じられるが、一つの史実のドキュメンタリー作品として楽しむことをおすすめします。

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縞模様のパジャマの少年

2010 - 02/06 [Sat] - 22:26

「縞模様のパジャマの少年」DVD鑑賞★★★★☆
原題:The Boy in the Striped Pyjamas
監督:マーク・ハーマン
出演:エイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン、アンバー・ビーティー、デヴィッド・シューリス、ルパート・フレンド、ヴェラ・ファーミガ、他

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(2010/01/20)
エイサ・バターフィールドジャック・スキャンロン

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ストーリー:第二次世界大戦下、8歳の少年ブルーノ(エイサ・バターフィールド)は、ナチス将校の父(デヴィッド・シューリス)の栄転でベルリン郊外に引っ越すことになる。裏庭の森の奥、鉄条網で覆われた場所を訪れたブルーノが出会ったのは、縞模様のパジャマを着た少年シュムエル(ジャック・スキャンロン)だった。二人は友情を育むが、ある日ブルーノはシュムエルを裏切ってしまい……。【シネマトゥデイ】

ジョン・ボイン原作を映画化した作品。ホロコーストを描いた作品は今までもたくさんあるが、少年の無邪気な表情がとても重い教訓として胸に圧し掛かってくる。8歳といったらまだ小学生であどけなく、これから色々なことを学んで成長していく準備段階のようなものだろう。ましてや戦争の内容などは詳しく知りもせずに、親も子供には戦争の詳しい内容などは話しはしない。しかし子供というのは鋭い洞察力を持っているように思える。大人の話しや態度などに疑問を感じ、ぎこちなさから何かを察していることだろう。主人公のブルーノも、きっとそういったぎこちない態度の大人たちから、秘密のようなものを感じ取っていたのだろう。子供が疑問を抱くように、大人も戦争自体に疑問を抱くことはある。作品の中でも、ブルーノのおばあちゃんや母親、父の部下の父親などがそういった疑問を抱いている。戦争自体が大きな間違いであると思うが、当時はそういった考えすら許されない世の中。時代のせいには一概にできないかもしれないが、間違いなくそういった時代が多くの悲劇を生んできたのは変えようのない事実。そういった事実を隠そうとする愚かな人間を映し出すかのように、無邪気な少年が代わりに教えてくれているように感じた。ブルーノと縞模様のパジャマを着た少年シュムエルは、戦争がなければきっと仲の良い友達だっただろう。しかし心を通わせたからこそ、このとりかえしのつかない悲劇が待ち受けていようとは想像もつかなかったことだろう。衝撃的な内容だが、こういった作品は予備知識なしで、多くの人に観てもらいたいと思う。

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プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク

2010 - 02/05 [Fri] - 23:46

「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」DVD鑑賞★★★★
監督:ポール・シェアリング
出演:ウェントワース・ミラー、ドミニク・パーセル、サラ・ウェイン・キャリーズ、アマウリー・ノラスコ、ウィリアム・フィクナー、ロバート・ネッパー、他

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グランド・フィナーレを迎えたファイナル・シーズン。しかしまだ多くの謎が残ったままの終了に納得いかない部分もあった。最後に語られることのなかったエピローグを、今回のファイナル・ブレイクで明かされる。大好きな海外ドラマなだけに、なんだかとても焦らされた気分だが、それなりに待った甲斐があるエピソードとなっている。物語はラストから4年前にさかのぼる。自由の身となったマイケルたちだったが、突然サラが逮捕されてしまう。毎回ながら本当にハラハラさせられる展開なのですが、やはりラストはプリズン・ブレイクらしい脱獄という形がいい。愛するサラとお腹の子供の為に、最後の脱獄計画を企てる姿はファン必見。何年にも渡り楽しませてくれたドラマだけに終わってしまうのが残念だが、ダラダラと長引かせるよりもこういった形で締めくくるのがベストだと感じる。またはじめから観たくなるドラマであり、本当に久しぶりに面白いと感じられる海外ドラマだったと思う。

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ラブリーボーン

2010 - 02/04 [Thu] - 15:56

「ラブリーボーン」★★★☆
原題:The Lovely Bones
監督:ピーター・ジャクソン
出演:マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ、マイケル・インペリオリ、シアーシャ・ローナン、他
lovely_bones
ストーリー:スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは……。【シネマトゥデイ】

アリス・シーボルトの同名小説を映画化したものだが、「愛すべき骨たち」という原題には疑問が残ってしまう。冬のトウモロコシ畑で殺害されてしまった14歳の少女スーザン。彼女がこの物語の語り部となり、ピーター・ジャクソン監督らしいダークファンタジーの内容に仕上がっている。たった14歳で殺されてしまった少女が、気がつくと居たのは天国とこの世の狭間のような場所。そういったスピリチュアルな世界には全く縁がないのだが、やや映像的に美しすぎてファンタジー要素がてんこ盛りで呆気にとられてしまう。しかしスージー役のシアーシャ・ローナンの演技が素晴らしいので、そういった冗談のような世界も不思議と成立してしまう。「つぐない」で見せてくれた演技もさることながら、今回もガラスのように脆くとても繊細な少女の演技を堪能できる。一方スージーを殺した猟奇的な犯人であるジョージ・ハーヴイ役であるスタンリー・トゥッチの演技にも注目して観てもらいたい。初恋の甘酸っぱい序盤、家族の崩壊と失意の中盤、そしてサイコキラーの存在が増していく後半と物語は加速していく。それでもこの作品は、死者であるスージーから生きている人々への生命の尊さというものが描かれている。個人的にはラストの展開は疑問なのだが、シアーシャ・ローナンの透明感のある存在が観れただけでも良かったと思える作品。

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ゴールデンスランバー

2010 - 01/30 [Sat] - 18:38

「ゴールデンスランバー」★★★☆
監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、貫地谷しほり、相武紗季、ソニン、大森南朋、柄本明、香川照之、他
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ストーリー:凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。【シネマトゥデイ】

伊坂幸太郎原作を映画化した作品。中村監督はこれで伊坂作品三本目を手掛けたことになるのだが、毎回悪くはないのだが、とても良いとも言い難い出来といった感じを受けてしまう。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男が、仙台中を駆け巡って逃亡していくのだが、その途中で昔の仲間たちとのエピソードが窺える。あくまで逃亡劇がメインだと思うのだが、どうもその昔の青臭いエピソードが残念ながら緊張感があるはずの逃亡劇の妨げになっているようにも感じてしまう。しかし今までの伊坂作品の中でも一番の豪華キャストということもあり、出演者の安定した演技は見応えがある。その中でも濱田岳が特に良かった。彼は伊坂作品の常連であるが、役柄から見られる狂気がとても良かった。仕組まれた巨大な陰謀から、一人の無力な男がいかに警察の網を掻い潜り逃げるのか?逃亡劇の最中に彼に手を差し伸べる人々から、なにか絆のようなものがひしひしと伝ってくる。首相を狙った爆弾テロというストーリーの大きさは窺えるものの、そこまで迫力や緊迫感があるかというと少々疑問だ。それでも要所要所でうまく演出もまとめてあったので、観ていて飽きはしないことだろう。“たいへんよくできました”とまではいかないが、それなりにはよくできた作品だと思う。

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斉藤和義

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サヨナライツカ

2010 - 01/25 [Mon] - 00:01

「サヨナライツカ」★★★☆
監督:イ・ジェハン
出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、平岳大、加藤雅也、他
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ストーリー:1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。【シネマトゥデイ】

夫である原作者辻仁成の「サヨナライツカ」を、妻の中山美穂を主演に映画化された作品。12年ぶりの映画主演作となった切ないラブストーリーなのだが、久しぶりにスクリーンに映るミポリンは、大人の色気がプンプンと漂い妖艶な姿を見せてくれる。人は生きていれば必ずと言っていいほど何か大きな岐路を迎えてしまうもの。いくつもに枝分かれしている道を、悩み苦しみながら選択していく。その道が間違っていようが、後悔だけはしないように選ぼうとしているが、もしも違った道を選んでいたならば?そんな疑問がいつも付き纏ってくる。恋愛においては特にそういった岐路に立たされる場合が多く、もしもあの人ともう少し早く出会っていたら?もしも違った人とめぐり合っていたら?などと、もしもばかりを想像してしまう。しかし結果的にはもしもなどはなく、今という現状が答えとして目の前に存在している。結ばれぬ恋は美談として記憶に刷り込まれ、その人を思い出させてしまう。二人の濃密な時間は、いつまでも続く心の痛みと切ない想いを乗せて、互いの記憶の奥底に静かにしまわれていく。そんな過去のことをふと思い出しながら、沓子と豊の出会い・別れ、そして25年後の再開に重ね合わせながら観ていたような気がする。R指定なので濡れ場やじゃれあうシーンなども多い。基本的に中山美穂のための作品といっても過言ではないが、とてもキレイな映像で作品の世界に引き込まれていく。あなたは死ぬ前に愛したことを思い出すか?愛されたことを思い出すか?というシーンがあるのだが、ボクは愛したことをきっと死ぬ前に思い出すことだろう。

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Dr.パルナサスの鏡

2010 - 01/24 [Sun] - 03:56

「Dr.パルナサスの鏡」★★★
原題:The Imaginarium of Doctor Parnassus
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ヴァーン・トロイヤー、アンドリュー・ガーフィールド、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ、他
parnassus
ストーリー:鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……。【シネマトゥデイ】

毎度不運に見舞われてしまう鬼才テリー・ギリアム監督。今回もヒース・レジャーの急死というヘタをすればお蔵入りになりそうだった作品を、ヒースの代役として友人だったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルという豪華キャストが出演しピンチを救い何とか完成したファンタジー作品。1000歳以上という老人のパルナサス博士率いる奇妙な旅芸人一座。そこへある晩橋で助けたトニーが加わり、物語は一気にまか不思議なギリアムワールドに突入していく。鏡の中の世界ではヒースがジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人に入れ替わる。どんな欲望も満たす世界であり、それと共にヒースも思うままの姿に変わる。しかしそれはヒースが改めて死んでしまったのだと痛感させられるものでもあった。監督の機転をきかせたアイディアは豪華な四人一役という演技を観られる反面、個人的には複雑な心境にもなってしまうのだが、いかにもギリアム監督らしいパラレルワールドだとも思わされる。本作では悪魔との契約で不死の命となったパルナサス博士が、その契約として悪魔に愛娘のヴァレンチナを16歳の誕生日に引き渡すことを諦めない強い気持ちが描かれている。これはある意味、いかなる不運に見舞われても諦めない監督自身の気持ちの表れでもあるように感じられる。ラストにささやかに描かれているちょっとした幸せが、なんだかとても切ない気持ちにさせられた。独創的な世界観が前面に押し出されているのだが、ヒース・レジャーの遺作となった奇想天外で強烈な映像の世界は、とてもイマジネーションを掻き立てられる。

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(2010/02/11)
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サロゲート

2010 - 01/23 [Sat] - 00:01

「サロゲート」★★★
原題:Surrogates
監督:ジョナサン・モストウ
出演:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ジェームズ・クロムウェル、他
surrogate
ストーリー:代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。人間は自宅でサロゲートをリモートコントロールするだけで、リアルな世界に身を置くことはなくなった。ある日、あるサロゲートが襲われ、使用者本人も死亡する事件が起こる。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査するが……。【シネマトゥデイ】

人間の全てをロボットを活用して遠隔操作する近未来。そんなスキンシップのない世界の危機を描くブルース・ウィリス主演SFサスペンス。人類は自分の肉体を使わずに、ロボットであるサロゲートを遠隔操作し社会生活を送る日々。サロゲートにリンクし自分の意思を伝え、仕事すらも代わりに代行させている。生身の肉体を使わないのだから、事故があろうが犯罪があろうが、ロボットが壊れるだけで自分が死ぬことはない。何も害の及ばない安全な場所でのうのうと暮らしているだけでは、正直生きている感じがしないと思う。やはり痛みがあるからこそ人に対して優しくなれるのであって、刺激のない生活などはまっぴら御免だ。ある意味サロゲートを使った現実逃避というものは、ストレスの多い現代にしてみれば、重宝される究極の道具なのかもしれないとも感じる。どうも違和感のあるサロゲート達が気になってしまうのだが、気楽に観るにはそれなりに楽しめる作品なのかもしれない。ただ物語りに深みが全くなく、サロゲートなどのルールなどが明確ではないのが気になってしまう。アバターなどでもそうであったように、こういったヴァーチャル世界は近い将来きっと訪れるのかもしれない。それでもやっぱり人間同士の温もりが一番必要なのではないかと考えさせられた。

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SurrogatesSurrogates
(2009/11/23)
Richard Marvin

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アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

2010 - 01/18 [Mon] - 14:10

「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」DVD鑑賞★☆
原題:I Come with the Rain
監督:トラン・アン・ユン
出演:ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、トラン・ヌー・イェン・ケー、ショーン・ユー、イライアス・コティーズ、他

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(2010/01/13)
木村拓哉ジョシュ・ハートネット

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ストーリー:他人の痛みを身代わりとなって引き受ける特殊能力を持つ男シタオ(木村拓哉)が失踪(しっそう)。元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は彼の行方を追って、ロサンゼルスからフィリピン、そして香港へとたどり着く。そこでシタオがある女性リリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)と一緒にいて、彼女を愛する香港マフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)もシタオを探していることが判明する。【シネマトゥデイ】

木村拓哉、ジョシュ・ハートネット、イ・ビョンホンという日米韓のスターが共演するサスペンス。出演者だけに興味を持って鑑賞すると、非常に後味の悪い作品となってしまうことでしょう。行方不明のシタオを探す探偵。そこへマフィアのボスまでシタオを探しているからさあ大変。皆でキムタクを探しましょう状態。しかし実際にはそんなことは二の次としか感じられず、なにやらキリスト教の陰がチラホラと見え隠れしていく。実際に他人の痛みを我が身に引き受けることができるシタオをキリストに見立てたシーンなども数多くある。肉体的に苦痛を味わうシタオ。過去の事件の罪に悩む探偵。そして愛に苦悩していくマフィアのボス。それぞれがそれぞれの苦痛とともに血に染まっていく光景は、よくいえば芸術的なのかもしれないが個人的にはキチガイとしか思えなかった。こういったエキゾチックな世界観は到底理解できるものでもないし、理解したいとも思わない。肉体と精神の苦痛から癒されたいという考えも見受けられるが、正直不快な気分になる一方でしかない。脚本もなにがなんだかわからないし、信仰心のないボクには一体どういったことを伝えたいのかさっぱり分からなかった作品。

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プロフィール

ワールダー

Author:ワールダー
性別:男
年齢:30代前半
血液型:B型
好物:ビール、和食、刺身
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞、読書、ドライブ、ビリヤード、スノーボード

*TBは承認制とさせていただきます。尚、不適切な表現などにつきましては、削除させていただきますのでご了承ください。

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